Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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投資はお金持ちが有利なゲームである

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おはようございます。

投資の世界は%で動きますので、お金はまとまればまとまるほどパワーを持ちます。

株式投資のすごさ、配当金のインパクトを実感するためには、少なくとも1,000万円以上のスケールで投資をしたいものです。

若いうちに投資のスケールを拡大することができれば、残りの人生の投資可能期間も長くなりますので、その分大きなメリットを得ることができます。

夢のない話かもしれませんが、投資というのはお金持ちが有利なゲームと言えるでしょう。

 

投資はお金持ちが有利なゲームである

 

投資は%で動くお金持ちに有利なゲーム

私も投資を始めたばかりの頃は、株式の保有額が数十万円程度でしたから、振り込まれる配当金も微々たるものでした。

大体、一回あたり数千円くらいでしたね。

仮に4.0%の配当利回りの株を50万円分保有していたとしても、振り込まれる配当金は年に2万円に過ぎません。

年2万円ですと、生活を変えるほどのインパクトはありません。

ところが、同じ株でも500万円保有していれば毎年の配当金は20万円です。

そして、これが5,000万円になると毎年の配当金は200万円になるわけです。

こう考えますと、投資というのはお金持ちに有利なゲームになっていると言わざるをえません。

お金持ちが、株式という期待リターンの高い場所にお金を置いておくとさらにお金持ちになっていくわけですね。

 

若いうちに1億円を引き継げば投資というゲームは簡単になる

例えば、運よく若いうちに1億円を引き継いだ人がいたとします。

それを全て株式に回せば、それだけで年間に200〜300万円の配当金を得ることが可能なわけです。

若いうちはコツコツ仕事をして、日々の生活費は全て給与所得から支払い、株式の配当金は全額再投資していけば10年〜20年後にはほぼゴールです。

もちろん、相場には浮き沈みがありますので常に順風満帆というわけではないでしょうが、配当金からの上積みだけで毎年200万円〜300万円あればほぼ勝てるでしょう。

それだけ、若いうちにまとまったお金があることは投資においては大変有利なことです。

ところが、1) 若いうちにこうした事実に気がつくのが稀であること、2) 若いうちは一般的に給与水準が低いことなどが投資というゲームを難しくしています。

 

(毎月の配当金)>(毎月の最低限の支出)までいけばゴール

 株式投資の目標として、最終的に

(毎月の配当金)>(毎月の最低限の支出)

という状態まで持っていくのが理想的ですよね。

この状態まで行けば損をする方が難しいわけで、毎月の生活費を支払ったうえで残りの配当金を再投資していけばよいだけです。

ただし、個別株集中投資ですと、以前のクラフト・ハインツのように株価大暴落+減配の憂き目にあう可能性がありますので注意が必要です。

一方、VYMやHDVなどの高配当株ETFであれば、数十〜数百銘柄へ分散されており、個別株リスクも回避できます。

投資スケールが大きくなればなるほど、ちょっとした失敗で失う金額が馬鹿にならなくなってきます。

よって、仮にどれだけ自信があったとしても、1銘柄に大きく張って失敗するのは避けたいところです。

1銘柄の保有割合の上限を5〜10%くらいに設定しておけば、仮に1銘柄がコケたとしてもポートフォリオ全体からすれば大きなダメージにはなりません。

 

若いうちはグロース株も含んだETFがおすすめ

若い投資家の最大の武器は、残りの人生が長いこと、投資期間を長く確保できることです。

よって、初めから配当狙いの高配当株・ETFに投資をするよりは、グロース株も含んだポートフォリオを組むことをおすすめします。

配当金はもらうと嬉しいですが、税金を考えますとどう見ても不利は不利です。

若い方であれば、トータルリターンを考えますと、VYMやHDVなどの高配当株ETFではなく、VTIやVOOなどのグロース株も含んだETFの方が有利でしょう。

リーマンショック以降の米国の経済成長を牽引してきたのはテクノロジー銘柄であることは間違いなく、ETFや投資信託で間接的とはいえ、マイクロソフトやアマゾン、グーグルなどのワイドモートを有する超一流企業を保有できるというのは夢がありますね。

 

まとめ

投資はお金持ちが有利なゲームです。

若いうちにまとまった金額で投資を実践できれば、スケールメリットを生かしてポートフォリオをどんどん大きくすることができます。

そこまでの道のりが最もタフですね。

 

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