おはようございます。
私は20代の頃は本来は必要のないものまでつい買い物をしてしまい、家の中が使わないもので溢れかえるといった生活をしていました。
今では自分の物に対する価値観がだいぶ明確になり、自分の生活を本当に豊かにしてくれる物がだいぶ理解できてきました。
「10年前に理解できていれば無駄遣いを防げたのに」とたまに思うことがありますが、過去に戻ることはできませんので、
あの頃の無駄があったからこそ今の生活があると考えてポジティブにいくしかありません。
このような経験から、掃除と整理整頓を徹底して物に溢れない生活を心がけた方が、目の前の真に重要なことに自然に目が向くようになり思考も洗練されると考えています。
掃除と整理整頓を徹底して物に溢れない生活をしよう
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 物は少ない方が選択肢が減り、思考も洗練される
2. 最低でも自分のデスク周りは整理整頓しよう
3. 整理整頓が下手な方は例外なく物の捨て方が下手
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. 物は少ない方が選択肢が減り、思考も洗練される
以下は私の感覚的なもので、科学的に証明することは難しいのですが、物が少ない方が余計な選択肢が減り、その分思考が洗練されると思います。
近年では、毎日人間一人が処理する情報量というのが一昔前と比べて10倍〜100倍など桁違いに増えており、しかもその大半が本来は自分とほぼ関係ない雑多な情報となっています。
よって、情報不足で悩むことはほぼなくなり、情報過多の中いかに自分に必要な情報だけを選別するかという能力が求められています。
物に関しても同じで、ネットショッピングの発達により、いつでもどこでも数クリックで商品が購入できるようになり、事前によく吟味しないと家中が必要ない物で溢れかえるという事態が簡単に起こりえます。
当然のことではありますが、一度増えてしまった物というのは勝手に減ることはありませんので、どこかで意思を固めて一大整理をするしかないでしょう。
2. 最低でも自分のデスク周りは整理整頓しよう
家中を掃除したり整理整頓するのは大変すぎて無理という方は、せめて自分が仕事で使うデスク回りだけは整理しましょう。
机の上が散らかっていると意識があちらこちらへ分散し、集中力が下がります。
「自分はマルチタスクが得意だから大丈夫」と豪語している方もいますが、机の上が散らかっている方で真の意味で生産性が高い方にはほとんど出くわしません。
よほどの天才的な頭脳を持っている方を除き、私のような凡人レベルの人は机の上は整理整頓を徹底すべきでしょう。
今から手をつける作業と関連している資料やモノだけを机の上に乗せる意識が重要です。
また、2枚〜3枚の大型ディスプレイを縦横に並べてPC作業をしている方も多いと思いますが、私自身は自分の目の前に27インチ〜32インチ程度の大型ディスプレイ1枚が理想だと考えています。
デュアルディスプレイも悪くはないですが、ディスプレイの間で情報が遮断されることと、人間の脳はいくつもの作業を同時にこなすことには元来向いていないので、目の前の作業だけに集中するために1枚の大型ディスプレイがよいと思います。
結局はシングルタスクで一つずつ確実にこなすのがベストです。
3. 整理整頓が下手な方は例外なく物の捨て方が下手
整理整頓が下手な方は、ほぼ例外なく物の捨て方が下手だと言ってよいでしょう。
そもそも身の回りが必要ない物で溢れかえっていては、それをどんなに工夫して綺麗に整理整頓したとしても意味がありません。
ガラクタを整理整頓して大事にとっておく人がどこにいるでしょうか?
それは単なる時間の無駄です。
よって、真に効率的な整理整頓を実践するためには、先に徹底的に物を選別して捨てるステップが欠かせません。
ところが、実際に捨てる作業に手を付けますと、目の前の物に愛着がわいてしまいなかなか捨てられないという方は多いのではないでしょうか。
そこで私が決めているルールはシンプルです。
「明らかに1年以上使っていないものは躊躇なく捨てる」
これだけです。
ルールを複雑にしすぎると絶対にうまくいきません。
シンプルなルールを徹底して守り続けること、これが整理整頓の王道と言えるでしょう。
まとめ
物が少ない方が余計な選択肢が減り、思考も洗練されます。
整理整頓が苦手な方は例外なく物を捨てるのが下手です。まずは徹底的に捨てることを意識してみましょう。
【整理整頓に関するおすすめ本2選】
1. ぼくたちに、もうモノは必要ない。(佐々木典士著)
必ずしも「ミニマリスト」までいく必要はありませんが、自分が本当に大事にしたい厳選されたモノに囲まれた暮らしは快適そのものです。
普段物にあふれた生活をしている方はぜひ読んでみてください。
2. 人生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵著)
海外でも有名になった「こんまりメソッド」に関する本です。
ときめくかどうかを基準に物を捨てるか判断するというのが要点です。
軽い文体でスラスラと読めるので、掃除ベタな方はぜひ読んでおきましょう!
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