おはようございます。
Tracers S&P500 トップインデックス(米国株式)が発売後絶好調ですね。
5月16日に新規設定されたばかりの商品ですが、6月末時点ですでに純資産総額が327億円となっています。
TracersのS&P500トップ10インデックスは発売して1ヶ月で純資産額が190億円と絶好調ですね。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) June 19, 2024
FANG+や一歩先行くUSテックトップ20とコンセプトは似ていますが、信託報酬が激安なのが魅力です。
たった10銘柄なら個別株で揃えてもよい気がするけど、需要は大きいようです。 pic.twitter.com/khq0ywkKdw
「iFreeNEXT FANG+インデックス」や「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」などの似た商品と比較し、信託報酬が格段に安いのも人気の理由でしょうか。
私なら素直にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選びますが、エヌビディアを中心に米国大手IT銘柄が相場を牽引していることもあり、Tracersは大人気です。
Tracers S&P500トップ10インデックスが人気!FANG+や一歩先行くUSテック・トップ20より低コスト。個別株に近いので、オルカンやS&P500のようなコア資産にするのは厳禁!
Tracers S&P500トップ10インデックスの純資産額が発売1.5ヶ月で327億円に
Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の純資産額が、発売約1ヶ月半で327億円に到達しています。
「1ヶ月で200億円ペース」というのは、投資信託の中ではかなり好調な出だしと言えるでしょう。
今年3月に新規設定された「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」の純資産額が143億円なので、Tracersがものすごい勢いで売れていることが理解できます。
Tracers S&P500トップ10インデックスは信託報酬が0.10725%と明らかに安いことと、エヌビディアを中心に米国の大手テック銘柄が相場を牽引していることから人気を集めているのでしょう。
S&P500トップ10インデックスの概要
「S&P500トップ10指数」は、名前のとおり、S&P500構成銘柄のうち、時価総額上位10社のみで構成される株価指数です。
毎年6月に構成銘柄の見直しが実施され、年4回構成比率の調整が行われます。
1年に1回と頻度は少ないですが、銘柄固定ではなく、定期的に銘柄入れ替えが実施されるのは嬉しいですね。
今年6月の銘柄入れ替えについて見ていきましょう。
2024年6月の銘柄入れ替えでテスラが除外、イーライリリーやブロードコムが追加に
Tracers S&P500トップ10インデックスの今年6月の銘柄入れ替えは以下のとおりです(下図参照)。
株価が低迷しているテスラに加え、ユナイテッドヘルス、ジョンソン・アンド・ジョンソンが外されました。
その代わりに、イーライリリー、ブロードコム、JPモルガンの3社が追加されています。
その結果、S&P500トップ10指数の構成銘柄は以下のとおりになりました(下図参照)。
エヌビディアがGoogleやAmazon、Metaをごぼう抜きし、一気に3位まで上がってきました。
上位銘柄には変更がなく、下位3銘柄が入れ替わる結果になりましたね。
S&P500という優良企業の集まりの中で、トップ10を維持し続けることがいかに難しいか理解できます。
Tracers S&P500トップ10インデックスは、いわゆる「勝ち馬に乗る」戦略をそのまま体現した投資信託ですが、たった10銘柄への集中投資になるので、暴落時のリスクは高いことに注意しましょう。
まとめ
Tracers S&P500トップ10インデックスの売れ行きが絶好調です。
エヌビディアを中心とした米国株高の影響が大きいと思われますが、リスクも高い商品なので暴落時には注意しましょう。
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