
おはようございます。
昔と比べて投資環境が劇的にしていますので、実は投資に関しては皆さんが思っているほど難しいことはありません。
むしろ、
1) 毎月の収入の10%以上を確実に貯金して種銭を貯める
2) 貯めたお金のうち、貯金のまま残すお金と投資に回すお金の割合を決める
といったステップの方が難しいでしょう。
最も簡単な資産形成の始め方は、
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) March 23, 2024
1. 毎月の収入の10%を貯金する
2. 半分は貯金のまま、残り半分は「オルカン」へ投資する
3. オルカンに投資するお金は「NISA口座」で「クレカ積立」を使う
これだけです。簡単で誰にでもできますね。
特に、日本では実質賃金が年々ゆっくりと低下しており、種銭を貯めることが難しくなってきています。
どんなに優れた金融商品があっても、そこに回すお金が用意できなければ無意味であり、悩ましいところです。
初心者が最短で資産形成を成功させるための3つのステップ
ステップ1:収入の10%以上を先取り貯金する重要性
直近こそ株価が落ち込んでいますが、今年は日経平均が5万円超えを果たした影響などもあり、投資熱が加熱しているのを感じます。
しかし、投資をするには十分な種銭がなければ始まりません。
最低でも、「毎月の収入の10%以上、ボーナスの50%以上を先取り貯金」する習慣を作りましょう。
リスクとリターンの関係を理解し、投資の幻想を捨てる
投資のリスク・リターンは比例関係にあるため、リターンの高い方法はリスクも高く、リターンの低い方法はリスクも低くなります(下図参照)。
自分だけが「ローリスク・ハイリターン」な投資法にいつか出会えるという幻想は早めに捨てた方がよいでしょう。
ちなみに、投資の世界で「リスク」という言葉を使う時は、危険という意味ではなく「値動きの大きさ」を示します(下図参照)。
リスクが大きい商品というのは、めちゃくちゃ儲かる可能性もあるしめちゃくちゃ損をする可能性もある商品なのです。
個人がとれるリスク許容度には限界があるため、当然年率リターンにも限界があることになります。
よって、投資で大きな成果をあげられるか否かは、
1) 種銭が大きいか
2) コツコツと長い年月続けられるか
の2点によるところが大きいのです。
夢のない話ですが、「入金力の低い人は入金力の高い人にはなかなか勝てない」のが現実です。
ステップ2:貯めたお金を貯金と投資に50%ずつ振り分ける
次に考えなければならないのは、ステップ1で貯めたお金のうち、何割を貯金のままにしておき、何割を投資に回すかということです。
貯金の何割を投資に回すかは、
・本人の年齢
・職の安定性や毎月の収入
・これまでの投資経験
・総資産額
・本人のリスクに対する性格
など様々なファクターで変わってきます。
私は、初心者の方には、まずは「貯金50%、投資50%」という割合をおすすめしています。
相場が急落した時には現金がクッション役になり、相場が好調な時は株式などのリスク資産がインフレに対抗するアクセル役になってくれるからですね。
アセットアロケーションが長期リターンを左右する理由
なお、長期投資のリターンの9割は「アセット・アロケーション(資産配分)」で決まると言われています(下図参照)。
資産配分はあまりに奥深く、この記事だけではとても解説しきれません。
気になる方はぜひ拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』の4章を読んで理解を深めていただければと思います。
ステップ3:NISA口座×クレカ積立でオルカンを買い続ける
正直、ステップ2までの「貯金習慣を作る」「資産配分を決める」というステップの方がはるかに重要で、ステップ3はおまけに過ぎません。
ここまで来ればやることはシンプルで、
1) SBI証券や楽天証券などのネット証券に口座を開設。NISA口座も同時開設する。
2) NISA口座でeMAXIS Slimオール・カントリーや楽天・オールカントリーを積立設定
3) 積立方法は「クレカ積立」を選択
くらいですね。
投資経験がすでにある人にとってはなんでもないことでしょうが、初心者の方からは、
「どこの証券会社がおすすめか?」
「投信積立の設定はどうやるのか?」
「クレカ積立って何?」
といった質問を多くいただきます。
拙著の5章で、初心者の方におすすめの証券会社や投資信託の注文方法について丁寧に解説しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ:資産形成は「先取り貯金→資産配分→NISA積立」の順番で着実に進める
資産形成の最短攻略法は、
1) 収入の10%以上を先取り貯金する
2) 貯めたお金の50%は貯金、50%はインデックス投資へ回す
3) インデックスファンドを買うならNISA口座でクレカ積立を利用する
となります。
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