おはようございます。
楽天証券、SBI証券に続き、マネックス証券の新NISA投資信託買付ランキングをご紹介します。
eMAXIS Slimオール・カントリーとS&P500の2つはマネックス証券でも1位、2位を占めており盤石です。
まさに圧倒的な強さを誇っています。
特徴としては、iFreeNEXT インド株インデックスやFANG+など、けっこう攻めた商品もランクインしていることです。
最近の相場が好調なので上位に入っているのだと思いますが、インドなど特定の新興国市場に投資する商品はハイリスクなので注意しましょう。
【マネックス証券 新NISA投資信託ランキング】eMAXIS SlimオルカンとS&P500の二強は盤石。iFreeNEXTインド株やFANG+、ニッセイNASDAQ100が上位ランクイン!
国内株式型:「日経高配当株」「TOPIXや日経平均インデックスファンド」が人気
マネックス証券の投資信託ランキングの特徴は、「国内株式型」「国際株式型」「バランス型」などタイプ別に分かれていることです。
新NISAの本命はオルカンやS&P500などが含まれる「国際株式型」ですが、その前に「国内株式型」のランキングをサクッとご紹介します。
以下が「国内株式型」商品のトップ3です。
1位の「日経平均高配当利回り株ファンド」は日経225構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い30銘柄に投資する商品です。
コンセプトはよいですが、信託報酬が0.693%と割高ですね。
2位、3位は日本株インデックスファンドのど定番、eMAXIS SlimのTOPIX、日経平均となっています。
国際株式型:オルカンとS&P500は盤石。NASDAQ100、FANG+、インド株が上位に
国際株式型はオルカンやS&P500が入っている、新NISAで主役となるカテゴリーです。
1位のSlim オルカン、2位のSlim S&P500に関してはもはや言うことはありません。
新NISAでどれに投資するか悩んだら、この2つのどちらかを選んでおけば間違いないでしょう。
面白いのは、3位のiFreeNEXTインド株インデックス、4位のニッセイNASDAQ100インデックスファンド、iFreeNEXT FANG+インデックスあたりです。
2023年〜2024年にかけてNASDAQ100、特にGAFAMやNvidia、Broadcomなどの大手テック銘柄の株価が絶好調であり、これらに関連するファンドに人気が集まっています。
詳しい商品説明は以下の記事も参考にしてください。
また、ここ数年インド株インデックスはS&P500を上回るリターンを上げており、米国の次の投資先としてインドが注目されています。
ただし、インドは外資の受け入れを制限しており、単一の新興国への集中投資はリスクを伴いますので、過度に攻めすぎないよう注意しましょう。
詳しい商品説明は以下を参考にしてください。
バランス型:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)とニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)が人気
新NISAではeMAXIS Slimオール・カントリーやS&P500が人気ですが、これらは世界中もしくは米国の株式市場に広く分散投資されているとは言え、あくまで株式100%の商品です。
「株式100%は値動きが大きくて怖い。もう少しリスクを抑えて投資したい」という人には、バランス型ファンドがおすすめです。
バランス型ファンドで二強と言えるのが、
1) eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) ランキング1位
2) ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) ランキング2位
です。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は信託報酬が0.143%と低く、純資産総額が2400億円とバランスファンドとしては最大規模です。
以下の図のように、国内外の株式や債券、リートなど8資産に12.5%ずつ均等に投資され、ファンド内で自動的にリバランスをしてくれます。
資産配分などを考えず、ひたすら買うことに専念できるのが大きなメリットです。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の交付目論見書から引用
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は信託報酬が0.154%と低く、純資産総額が約430億円と十分な規模です。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)の資産配分は、国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券に25%ずつとなっています。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)の交付目論見書から引用
これは年金積立金を運用するGPIFの基本ポートフォリオと同一なので、リスクとリターンのバランスがとれたポートフォリオと言えます。
安心・安全第一で行きたい人には大変おすすめです。
まとめ
マネックス証券のNISA投資信託ランキングをご紹介しました。
外国株ではNASDAQ100やFANG+、インド株投信がランクインしているのが大きな特徴です。
バランス型ファンドもほったらかしにしたい人に根強い人気があり、特に8資産均等型と4資産均等型の人気が高いです。
【新NISAを始める前に読んでおきたい本2選】
1. 新NISA 徹底活用術(竹川美奈子著)
新NISAの制度そのものについて正しく理解するためにぜひ読んでおきたい一冊。
新NISAというのは株や投資信託を入れておくと配当金や運用益が非課税になる箱です。
箱自体に正しい使い方があるため、制度そのものを正しく理解してから使わないと思わぬ落とし穴があります。
貴重なお金を失う前に読んでおきましょう。
2. インデックス投資は勝者のゲーム(ボーグル著)
インデックス投資を正しく理解するための最強本。
インデックスファンドの生みの親、ボーグル氏の書いた本なので、インデックス投資にかける熱量が違います。
この本を読み終わった後は、必ずインデックス投資に挑戦したくなるはずです。
これまで個別株投資でうまくいかなかった方にもぜひ読んでほしい一冊です。
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