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手数料の高いiDeCoの運用管理機関を乗り換えるべきか

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おはようございます。

当ブログの読者から「iDeCoの運用管理機関の乗り換えについて」以下のご質問をいただきました。

 

iDeCoについて いつも有益な情報ありがとうございます。

ブログ拝見させて頂いております。 実は最近ちゅり男様のブログにたどり着きまして、積み立てNISAにオールカントリーで投資を行っています。

しかし、それよりもかなり以前に、知り合いの銀行員の紹介でiDeCoを始めました。

その当時はiDeCoのことも全く勉強不足で言われるがままに口座を開設し、銀行員おすすめのひふみ年金を積み立てて行くことになりました。

ちゅり男様のブログを日々拝見しているとオールカントリー、s&p500で問題ないと仰っているのを見て不安に感じています。

状況的に運用資産はマイナスを推移しており、また手数料も490円と非常に高く、商品もかなり少ない為他社さんへの乗り換えを検討しています。

その銀行ではオールカントリー、s&p500も取り扱いが無しです。

思い切って売却をして運営管理機関を変更する方がよいでしょうか。

当方は、現在32歳で積み立て期間はまだ28年あります。

たくさんのご質問が来ているとは思いますが、お答え頂ければ幸いです。

よろしくお願いします。

 

結論から申し上げますと、あと28年も積立期間が残っているのであれば、できるだけ早い時期に手数料が安く商品ラインナップの優れた金融機関へ乗り換えるべきですね。

 

手数料の高いiDeCoの運用管理機関を乗り換えるべきか

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 銀行ではなくネット証券大手3社のどこかを選択するのが無難

2. 手数料が最低水準の金融機関を選ぶのが鉄則

3. 低コストのインデックスファンド(全世界株・米国株)が選べる金融機関を選択する

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 銀行ではなくネット証券大手3社のどこかを選択するのが無難

銀行との付き合いなど特別な理由がない限り、投資用の口座はSBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手3社のどこかで開設をするのが無難です。

この3社の間でも銘柄数や取引手数料などで細かい違いはありますが、どこの会社も他社に遅れをとるまいと日々努力をしていますので、競争原理が働くためサービス面で信頼がおけます。

この中で取引画面の使いやすさや楽天ポイントとの連携を優先するのであれば楽天証券がオススメです。

しかし、楽天証券のiDeCoではeMAXIS Slimシリーズはラインナップがなく、楽天バンガード(楽天VTIや楽天VT)しか選べませんので、iDeCoに関しては他社を選択するのもよいでしょう。

具体的には、SBI証券ならばeMAXIS Slimシリーズの米国株(S&P500)と全世界株式(除く日本)が選択できますし、マネックス証券ならば全世界株式(オール・カントリー)も選択可能です。

詳細は以下の記事を参考にしてください。

 

www.churio807.com

 

2. 手数料が最低水準の金融機関を選ぶのが鉄則

iDeCoはどの金融機関を選択したとしても、初回加入時や運用期間中に毎月かかる手数料が発生します。

これがNISAや特定口座での売買と大きく異なる点です。

どの金融機関を選択しても必ず支払う必要がありますが、実はこの手数料はiDeCo口座を開設する金融機関によって差があります。

 

以下のページから、iDeCo口座が開設可能な金融機関の手数料一覧を確認することができます。

www.dcnenkin.jp

 

この中から、初回加入時手数料が最安(2,829円)、毎月積立を行う場合の継続手数料も最安(171円/月)の金融機関を選択しましょう。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手3社に関しては、初回加入時手数料と継続手数料は最低水準ですのでどこを選んでも安心です。

ご質問の中に「毎月の維持手数料が490円」とありますが、これは明らかに割高であり、今後30年以上にわたって支払い続けるのは無駄ですから口座乗り換えを検討すべきですね。

 

3. 低コストのインデックスファンド(全世界株・米国株)が選べる金融機関を選択する

最後に重要なのは商品ラインナップです。

iDeCoは特定口座やNISAと異なり、各金融機関がiDeCoの投資商品として選んだ商品にしか投資することができません。

そして、その上限数が決まっているため、金融機関によって商品ラインナップに大きな差があります。

最も重要な点は、低コストのインデックスファンドが選択できる金融機関を選ぶことでしょう。

低コストというのは、今現在なら信託報酬が0.1%〜0.2%の水準を指します。

投資対象としては、少なくとも「全世界株式」「米国株式」「先進国株式」から選べるとよいですね。

 

まとめ

毎月の維持手数料が490円というのは割高であり、業界最低水準である171円の金融機関への乗り換えを検討すべきです。

ネット証券大手3社から選べばまず間違いないでしょう。

 

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1. ほったらかし投資術

山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著。

今年最新第3版が発売され、ますます充実した内容になりました。

インデックス投資の初めの1冊として迷いなくオススメできますね。

 

2. お金は寝かせて増やしなさい

水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』

著者の実体験に基づいて書かれているため、インデックス投資のイメージが湧きやすいのが本書の良い点ですね。

 

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