おはようございます。
本日は、個人投資家が株で負けてしまう大きな原因の1つ「握力不足」をご紹介します。
S&P500や全世界株式のようなインデックス投資であっても個別株であっても、握力が足りないと負ける確率は大幅に上昇します。
どんなに優れた投資対象であっても1ヶ月〜2ヶ月で大きなリターンを上げるのは不可能であり、長く保有し続けてその成長を気長に見守る必要があるからです。
個人投資家の大半は「握力」不足。株の握力が弱いと落下して死亡するリスクが急増します。
1. 個人投資家はとにかく「握力」を鍛えろ!
世の中では、
・全世界株インデックスこそ長期投資の王道である
・全世界株よりも米国株インデックスの方が優れている
・インデックス投資では大きな成果はあげられないので個別株投資のほうがよい
など様々な主義主張があります。
私は「全世界株インデックス投資」こそが長期投資の王道だと思っていますが、米国株インデックス投資も個別株投資も否定する気は全くありません。
しかし、どの投資手法をとるにせよ、一度その手法を選択したら10年〜20年と長く続ける「握力」は非常に重要です。
多くの個人投資家はコロコロと心変わりし、1つの戦略を長く続けることができないからです。
2. 握力を高めるには自分の腑に落ちる投資対象だけに投資すること
では、株の握力を高めるにはどのようにすればよいのでしょうか。
私が考えるには、
1) 自分が心から腑に落ちる銘柄にだけ投資をすること
2) 暴落時にも冷静に対処できる金額の範囲内で投資をすること
の2点が重要です。
長期投資を成功させるためには、自分なりに信じられる「ストーリー」を用意することが重要です。
「米国株のほうが全世界株よりも優れている」と自分が十分に信じられる根拠があるのであれば、仮に20年後に逆の結果になったとしても自分の信じる道を行くべきです。
自分が心から納得できる根拠がないのに、単に「他人におすすめされたから」という理由だけで購入するとすぐに手放してしまうことになります。
3. 握力としつこさがあれば長期投資で成功できる確率は大
もう1つ重要なのは、暴落時でも冷静に対処できる金額の範囲内で投資をすることです。
長期投資でもっとも重要なことは「とにかく市場にしがみ続けること」ですから、リスク管理に重点をおく必要があります。
上記の点に気をつけて株の「握力」を高め、あとは毎月毎月しつこく入金をし続ければ、20年後には成功している確率は高いでしょう。
これは「オルカン」にするのか「S&P500」にするのかといった議論よりもよほど重要な点だと思います。
みなさんもぜひ「握力」と「しつこさ」を身につけてください。
まとめ
長期投資成功の鍵の1つは株の「握力」の強さです。
握力が弱く、コロコロと心変わりして持ち株をどんどん入れ替えたりするとどんどん負ける確率が高くなります。
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