神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

つみたてNISAとiDeCoを活用して年間150万円を投資する

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おはようございます。

読者の方から、株式投資の方針について以下のご質問をいただきました。 

こんばんは。

今月からちゅり男さんのブログを拝見し、投資に関する勉強をさせて頂いています。

ちゅり男さんと立場が違いますが、同じ医療関係の仕事をしております。

勝手ながらで恐縮ですが、投資戦略に関するアドバイスを頂きたくお問い合わせさせて頂きました。

私は妻、子供(3歳)の家族構成で、今年から投資を本格的に始めることを考えています。

目標は経済的自由を高め、50歳を目安にセミリタイアを目指しており、不動産投資も視野に入れて今後の資金を形成していこうと考えています。

現在の収入から年間150万円を投資資金として準備出来、積立NISAを今年から満額積立を考えています。

それに加えて妻の積立NISAを開設し、合計80万円の非課税枠を最大限に活用した際、残70万円をどの様な形で投資運用すべきか迷っています。

海外ETFの手数料負けを避ける為には私の積立NISAのみにして、残り額で海外ETFの投資の検討も考えていますが、ちゅり男さんのお立場であればどの様に考えられるかご教授いただけないでしょうか。

大変お忙しいところ失礼致します。

ご質問ありがとうございます。

ご質問者様の年齢が分かりませんが、50歳でのセミリタイアを目指して株式投資や不動産投資に取り組むのは素晴らしいことだと思います。

さて、ご質問に対する回答は以下の通りです。

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つみたてNISAとiDeCoを活用して年間150万円を投資する

年間150万円であれば、ご夫婦でつみたてNISAやiDeCoの非課税口座を優先的に活用することから考えましょう。

優先順位としては、

1) ご夫婦のつみたてNISAの枠:40万円 x 2 = 80万円を活用する

2) ご夫婦のうち、年収が高く、長く勤務する可能性が高い人がiDeCoに加入する

ただし、50歳を目安にセミリタイアを目指すとなると、その時点で年収ががくっと落ちるはずですから、iDeCoの所得控除による節税効果は下がりますね。

 

つみたてNISAを夫婦で満額80万円分利用します

つみたてNISAの、20年に渡って運用益と配当金にかかる税金が非課税になるというメリットは絶大です。

インデックス投資は年平均数%のリターンを狙いにいく投資手法ですから、せっかく何十年かけて積み上げた利益のうち20%を持っていかれるのはリターンを大きく毀損します。

よって、つみたてNISAの利用価値は大きいです。

つみたてNISAと海外ETFのどちらを優先するかですが、これは明らかにつみたてNISAです。

本家VTIと楽天VTIは基本的には同じ指数が投資対象ですので、特定口座で保有した場合、大きなリターンの差はありません。

一方、楽天VTIをつみたてNISAの枠で保有すれば非課税の恩恵を受けられるわけですから、どう見てもつみたてNISAが優先ということになります。

よって、つみたてNISAを夫婦で合計80万円/年フル活用することが最優先でしょう。

 

50歳でセミリタイアが可能な現実的なマネープランになっているか要検討

50歳でのセミリタイアを検討されているのであれば、現実的に見て50歳時にセミリタイアが可能なマネープランが描けているかが大変重要です。

この時、株式投資のリターンを実際以上に高く見積もらないように気をつけたいものです。

株式投資のリターンというのは不確実な要素が大きく、正確に予測できるものではありません。

また、つみたてNISAは長期のインデックス投資を前提とした制度ですので、非課税メリットがあったとしてもリターンはたかが知れています。

要するに、大勝が狙える投資法ではないということです。

それに、年間の投資可能枠が一人40万円しかありませんから、基本的には「老後の生活に添えるくらいの位置づけですね。

セミリタイアを目的とした制度ではありません。

つみたてNISAを夫婦で満額利用したとしてもセミリタイアは現実的ではなく、プラスアルファでどういう戦略を立てるかが大変重要です。

 

まとめ

年間150万円であれば、まずご夫婦のつみたてNISAで80万円を利用します。

それに加えて、(夫の年収>妻の年収)、(夫の今後の勤続年数>妻の今後の継続年数)であれば夫のiDeCoを利用します。

海外ETFに関してはその先のおまけではないでしょうか。

 

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