おはようございます。
総務省から、「ふるさと納税に関わる現況調査結果」が発表されました。
以下からPDFのダウンロードが可能です。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000562702.pdf
パワーポイントのスライド10枚くらいの簡潔な資料ですので、ふるさと納税をされている方は一度目を通しておくとよいでしょう。
ふるさと納税の現状がよく分かると思います。
総務省の「ふるさと納税に関わる現況調査結果」にブラックリストが公開されている件
ふるさと納税の受入額及び受入件数の推移
前半部分は「ふむふむ、なるほどな」という内容です。
ふるさと納税の寄付額は、年々右肩上がりに上昇傾向で、特に平成26年後からの伸びが凄まじいですね。
ふるさと納税というシステム自体は以前からあったわけですが、ここ数年で一般の方にも広く知られるようになったようです。
ふるさと納税の場合、税金の自己負担額2,000円を超える返礼品を確実に頂戴することができますので、適切に制度利用すればノーリスクです。
はっきり言って「知っている者勝ち」的なところがありますね。
医師のような高額所得者の場合、少なく見積もって年間「数万円」以上の返礼品を頂戴することができます。
「受益者負担の原則」に反するなど、いろいろ物言いがつくふるさと納税ではありますが、合法的に認められている制度である以上、最大限に活用するようにしています。
楽天ユーザーの方は、楽天のふるさと納税を最大限に活用し、楽天スーパーポイントをお得に手に入れることも忘れないようにしましょう。
ふるさと納税の受入額及び受入件数の多い自治体トップ20
次に、「ふるさと納税の受入額及び受入件数の多い自治体トップ20」が報告されています。
上位の自治体は、いずれも私が複数回寄付したことのある自治体です。
私の個人的な経験から言って、このランキングの上位を占めている自治体は返礼品に相応の自信があるものと考えてよいです。
よって、このランキングを今後の返礼品選びの参考にさせていただきますw
それにしても第1位の大阪府泉佐野市の寄付額は圧倒的ですねぇ。
あの返礼品の圧倒的なラインナップを考えれば納得ですが。
寄付なのにほとんどなんでも揃いますから、ここはショッピングモールかと思うくらいです。
特に、楽天のふるさと納税を利用していると、注文画面が「楽天市場」のままですから、ますますショッピングをしている気分になってしまいますね。
最後にブラックリストが公開されている
さて、最後の10枚目のスライドで、
「返礼割合3割超の返礼品及び地場産品以外の返礼品をいずれも送付している市区町村で、平成30年8月までに見直す意向がなく、平成29年度受入額が10億円以上の市区町村」
が発表されています。
これは、総務省公式のブラックリストのようなものですねw
当然ですが、先ほどの寄付受入額の多い自治体トップ20と重なるところも大きいです。
私が複数回、寄付した自治体も3つほど入っています。
平成29年3月時点で、「返礼品の金額を寄付額の3割までに抑えるように」という通達が各自治体にされたわけですが、その後も改善の傾向が見られない自治体に対しての再通告という感じですね。
今のところ通達に拘束力はないということですが、今後どうなるかは不透明ですね。
まとめ
今後、過当な返礼品競争に関しては、国からの規制がますます厳しくなることが想定されます。
改悪される前に滑り込みでふるさと納税をするか、早めに検討しないといけません。
特に、今回の調査報告書でブラックリスト入りした自治体への寄付を検討している方は、早めに寄付をした方がよさそうですね。
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