おはようございます。
特に投資を始めたばかりの頃は、
「自分の今の投資方針で続けて大丈夫なのか」
「周囲の人は株式投資など誰もしていないのに、自分だけやって大丈夫か」
といった不安が次から次へと浮かんでくると思います。
インデックス投資をコアにしている方であれば、よほど「変な指数」に連動する金融商品を購入していない限りは問題ありません。
ただし、一口に「インデックス」といっても様々な指数が存在しますので、どの指数に投資するかはよく考えた方がよいでしょう。
株式投資が不安になったらS&P500の構成銘柄とチャートを見直そう
1. インデックス投資は「長期・分散」投資に最適だが、どの指数に投資するかは重要
インデックスファンドとは、S&P500やMSCI KOKUSAI、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスといった特定の指数を対象とした金融商品を指します。
これらの指数は一定のアセット(株式・債券・REIT・コモディティ)や地域、業種(セクター)などを対象としており、1つの商品を購入するだけで分散投資ができるのが強みです。
「一定以上の分散投資」を意識するのは投資初心者には必須で、3銘柄や4銘柄だけに集中投資するのは投資上級者向きですから初めのうちはやめておきましょう。
投資対象がわずか数銘柄だと、仮にその1銘柄に予期せぬ事態が発生した場合、ポートフォリオ全体が大損害を受けてしまいます。
また、一口に「インデックス(指数)」といっても世の中には様々な指数が存在します。
初期段階で長期投資に値しないような「変な指数」を掴んでしまうといつまでたっても成果が出ることなく迷走してしまいます。
2. 株式投資が不安になった場合の自分なりの対処法を身につける
次に重要なのは、株式投資が不安になった時の「自分なりの処方箋」を作っておくことです。
長く株式投資を続けていますと、今現在のように株高の良い時期ばかりが続くことはなく、リーマンショックやコロナショックのような大暴落が定期的に発生します。
長期投資前提でバイ&ホールドを貫くのであれば、こういった大暴落との上手な付き合い方を身につける必要がありますね。
個人的なオススメは、株式投資が不安になった場合はS&P500などの過去の実績が豊富な指数の中身を深く掘り下げることです。
3. 株式投資が不安になったらS&P500の構成銘柄と超長期チャートを見直す
米国株や全世界株投資を実践しているインデックス投資家であれば、
「S&P500の構成銘柄一覧や超長期チャートを見直す」
のがオススメです。
株式投資というのは、時間軸が短ければ短いほど成功するのは難しく、時間軸を長く確保するほど簡単になります。
我々個人投資家が成功するためには、時間軸を長くとって複利の効果を最大限に活かすしかないでしょう。
3-1. S&P500の構成銘柄上位
S&P500の上位を占めるのはApple、Microsoft、Amazon、Tesla、Googleなどの米国大手IT銘柄です。
それ以外にも、JNJ(ジョンソンアンドジョンソン)やXOM(エクソンモービル)、ウォーレン・バフェットで有名なBRK.B(バークシャー・ハサウェイ)などの超有名銘柄が勢揃いです。
S&P500に連動する金融商品を購入しているということは、間接的にこれらの株のホルダーになっているということです。
暴落時はS&P500を構成する優良企業が日々努力し続けても壊滅状態ということですので、我々個人投資家ごときが何をやっても無駄だと心得ましょう。
3-2. S&P500の超長期チャート
S&P500の超長期チャートを見直すのもよいでしょう。
以下はS&P500の1972年〜2022年の50年間のチャートになります。
(画像はYahoo financeから引用)
いくらS&P500が優良指数とはいえ、2007年のリーマンショックや2020年のコロナショックでは30%〜40%近いドローダウンが発生しています。
ところが、時間軸を伸ばして超長期チャートで眺めてみますと、これらの暴落が目立たなくなるほど右肩上がりを続けているのです。
もちろん、株価の回復には5年〜10年を要する可能性はありますが、少なくとも過去の暴落においては「明けない夜はなかった」というのが事実ですね。
まとめ
株式投資が不安になった時は、自分が保有している投資信託やETFの中身をよく知ることが重要です。
中身を見ても自信が持てない指数は保有してはいけません。
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ラップ口座のように、高コストで買った時点で負けが確定しているような商品に手を出してはいけません。
ポイントで無駄遣いをするのか、ポイントで投資をするのかで大きな差がつきます。
投資初心者の方はまずインデックス投資で土台部分を安定させましょう。