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【暴落時の対処法】素直に市場の流れに身を任せるか、一時的に市場から離れるか

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おはようございます。

2018年10月に入ってから荒れた相場が続いていますね。

今年から投資を始めたという方の中には、含み損を抱えている人も多いのではないでしょうか。

株式投資というのは個人の努力ではどうにもならない部分もあり、大きな市場の流れには素直に身を任せるか、もしくはいったん市場から離れるしかありません。

十分に分散された長期保有に値する商品を購入している人は、含み損を抱えてもホールドして買い続けるのもありですし、少数精鋭の個別株でポートフォリオを組んでいる方は、状況によっては一度退避する必要があるでしょう。

さて、本日は最近の市況について考えてみます。

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【暴落時の対処法】素直に市場の流れに身を任せるか、一時的に市場から離れるか

ボラティリティの高い相場が続いています

昨年と異なり、2018年はボラティリティの高い相場が続いています。

2月5日にNYダウが史上最大の1175ドルという下落を記録した後、約6ヶ月かけて回復しました。

さぁこれから中間選挙〜年末に向けて上がるかなと思いきや、10月に入って再度2月を思わせるような暴落となっています。

下が2018年に入ってからのNYダウの動きです。

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株価というのは上がる時はゆっくりと、下がる時は一気ですね。

これがあるから株式投資は面白いと言えます。

 

数ヶ月以上に渡ってダラダラ下げる相場になると厳しい

個人的な経験から、1〜2ヶ月程度の一時的な調整に関しては、適切なキャッシュポジションさえ確保していれば怖くありません。

むしろ、割安で仕込めるチャンスとも言えるでしょう。

最も怖いのは、数ヶ月以上に渡ってダラダラと下げ続ける相場ですね。

「急激な下げではないので、そろそろ下げ止まるだろう」

と思っていると、いつまでも底を打たず、ダラダラと下がり続けるのです。

その間にナンピンを繰り返し、手元のキャッシュがショートするのが最も怖いパターンです。

手元のキャッシュが尽きて身動きが取れなくなるのは恐怖でしかないですね。

そうならないために、暴落時に買い足せるだけのキャッシュフローを確保することが重要です。

 

「グロース株を中心に暴落」というのは当たり前のこと

今回の暴落を見ると、値下がり幅が大きいのはFANNGなどのハイテク株です。

これを見て、「グロース株を中心に暴落」と騒がれることがありますが、グロース株の値動きが大きいのは当然のことです。

 

下はAmazonの5年チャートです。

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これだけの勢いで一気に上がってくれば、下がり幅も必然的に大きくなります。

「上に大きく振れるものは下にも大きく振れる可能性がある」

ただそれだけのことですね。

上には大きく振れるが、下にはほとんど振れない株があったら私が独占的に購入したいくらいです。

この値動きの大きさがAmazonへの投資の大きな魅力なわけですから、今回の暴落時のような値動きが許容できない方はグロース株への投資は控えるべきでしょう。

逆に、タイミングを見計らってうまく売買できる方にとっては今回のような暴落は大きなチャンスともなりえます。

 

ここ数年の相場で最も大きな利益を得たのはグロース株投資家

高配当・ディフェンシブ銘柄を中心にポートフォリオを組んでいる方が、

「ハイテク株が大暴落!」

と煽ることがありますが、これはあまり意味のないことです。

実際に、ここ数年で大きなリターンを得たのはグロース株投資家のはずです。

数年前からAppleやAmazonに投資をしている人ならば、相当な含み益があるはずですから、今回のように15%程度の下落ではどうってことないのです。

慌てているのは、史上最高値をつけたタイミングで最近になって参入し、いきなり今回のような暴落に巻き込まれた方ではないでしょうか。

おそらく前者と後者では見えている景色が全く異なるのだと思います。

ハイテク株の場合は、市場に参入するタイミング、資金を引き上げるタイミングをうまく察知する必要があることは知っておくべきです。

そして、私自身はそのような才能がないため、インデックスの一部としてハイテク株を保有するのにとどめており、個別株では保有していないということですね。

このあたりは、自分に向いているかいないかをよく見極めて、投資判断をしたいものです。

 

まとめ

十分に分散されたポートフォリオを組んでいるインデックス投資家であれば、暴落時もホールドして買い続けるのもありでしょう。

少数精鋭のポートフォリオを組んでいる方ならば、機を見て一度キャッシュへ退避することも必要でしょう。

 

 

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株式投資の目的として、キャッシュフローを最大化することを目的としている方ならば、三菱サラリーマンさんのような戦略が有効でしょう。

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