おはようございます。
先日、三菱サラリーマンさんのブログを読んでいて思ったことがあります。
それは、
「圧倒的な入金力 x 高配当戦略 x 継続性=最強」
ということです。
高配当戦略を「高配当」と自信を持って言い切れるレベルにまで昇華させるには、若いうちからストイックなほどに圧倒的な入金を継続する必要があります。
そして、それを何年にも渡って継続できるのは才能です。
当のご本人は当たり前のことをやっている感覚かもしれませんが、継続できることこそが才能といえるでしょう。
「圧倒的な入金力 x 高配当戦略 x 継続性=最強」
収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純作業!
三菱サラリーマンさんの投資スタイルを一言で理解するには、以下のツイートを見ていただくのがよいです。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 三菱サラリーマン@全力以赴 (@FREETONSHA) 2017年5月24日
一見簡単なように見えますが、「収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純作業」は誰にでもできる芸当ではありません。
私も、単月ならば実現可能かもしれませんが、毎月収入の8割を株式買付に回していたら嫁に殺害される可能性がありますw
ここまでの気合いとストイックさがあれば、何事でも達成できるという好例ですね。
いや、本当に素晴らしいです。
私など、つい「今月はまぁいいか」となってしまいますからね。
これで29歳と私より年下なのですから、世の中にはすごい人がいるものです。
高配当戦略で実際に「高配当」を受け取っている人は一部
高配当戦略を実践することは誰でも可能ですが、その結果、実際に「高配当」を得ている人はごく一部です。
やはり、投資の最適解は各個人のライフスタイルや考え方によって異なりますし、投資によって得たい物を明確にすることが重要ということでしょう。
三菱サラリーマンさんやバフェット太郎さんは、「圧倒的な入金力を活かして配当金を積み上げ、その配当金を再投資することで効率的に株数を増やす」という戦略をぶれずに実行し続けている点がすごいのです。
その結果が、S&P500などのメジャーな指数に勝っている、劣っているという点が重要なのではありません。
月に5万円の積立で高配当戦略をとったとしても、得られる配当金というのはたかが知れています。
しかし、三菱サラリーマンさんのように月に50万円の積立ならば見える景色が180度変わってくるという好例ではないでしょうか。
同じ株を買っても、同じ戦略をとっても見ている景色が180度異なる
投資の世界は%で動きますから、結局は投資スケールの大きい人と小さい人では見ている景色が異なるのです。
三菱サラリーマンさんはポートフォリオを公開されていますが、そのいずれもSBI証券で購入可能な銘柄であり、特殊な銘柄はありません。
米国高配当戦略を実践している方ならば、ベライゾン(VZ)、アルトリア(MO)、ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)、エクソン・モービル(XOM)、AT&T(T)などは鉄板銘柄といってよいでしょう。
それでも、三菱サラリーマンさんと同じ月20万円レベルの配当金を実際に得ている人はごく一握りです。
高配当戦略=若い時期にスケールを大きくすればその後大きく報われる
個別株特有のリスクが怖い方ならば、その代わりにVYMで代用すればよいですが、VYMであっても結局はスケールの大きさがものを言います。
VYMを50株だけ保有している人と、VYMを5000株保有している人では見ている景色が異なるのです。
VYMを5000株ホールドしている人は、自ら追加投資をしなくても、配当金を原資に株数を毎年増やしていくことが可能です。
一方で、VYMを50株しか保有していない人は、得られる配当金の金額もわずかですから、せっせと追加投資しなければ無理でしょう。
若い時期にスケールを大きくできればその後に大きく報われる、というのが高配当戦略の大きな魅力ではありますね。
まとめ
高配当戦略を謳うことは簡単ですが、実際に「高配当」を得るのは並大抵のことではありません。
高配当戦略を実践されている方は、ぜひ三菱サラリーマンさんのブログを読みましょう。
こんな記事も書いています。
投資ブログを通じて有益な情報が得られる世の中になりましたが、自分に合った戦略をコツコツ継続することもまた重要です。
米国高配当株ETFの代表格といえばVYMとHDVですが、個人的にはVYMの方が好みです。
高配当株をキャッシュマシーンと呼べるほどの規模に成長させることができれば、その後の人生で大きく報われます。