Dr.ちゅり男のインデックス投資 

初心者でも実践できる投資や節約術を紹介しています。人生を豊かにする本や健康情報との出会いも。

2020年のボラティリティが高い相場は入金投資法で乗り切ろう

スポンサーリンク

おはようございます。 

年初から年末にかけて株価が右肩上がりだった2017年や2019年と比べると、2020年はアップダウンの激しい相場になっています。

私自身は、2019年後半は右肩上がりに上がっていく株価を指をくわえて待ち続ける状況でした。

自分が買えない間に株価がどんどん上がっていくと意外と焦りがでるんですよね。

それと比べると、ボラティリティの高い2020年の相場は積立投資派にとってはコツコツ継続することが重要な相場だと思います。 

f:id:shinkei807:20170315214724j:plain

 

2020年のボラティリティの高い相場は入金投資法で乗り切ろう

2020年からインデックス投資を始める方へアドバイスをするとすれば、以下の3つになります。

1) アップダウンの激しい相場では、サラリーマン得意の入金投資法で乗り切る

2) キャッシュもしくは債券ボジションの割合は絶対に守る

3) 一時的に50%になってもその後の上昇が信じられる銘柄を買う

一つずつ見ていきます。

 

アップダウンの激しい相場は入金投資法で乗り切ろう

アップダウンの激しい相場では、ドルコスト平均法の出番です。

毎月安定した給与収入があるというのがサラリーマン投資家の数少ない武器ですので、お得意の入金投資法でコツコツ戦いましょう。

2020年春はCOVID-19の影響で大きく株価を下げる局面がありました。

また、11月以降も米国大統領選挙の結果次第でどのように株価が動くか全く読めません。

こうした状況では、一気に株式にポジションを取りすぎることなく、時間をかけて少しずつ自分の目標のアセットアロケーションに近づけていく意識で取り組んだ方がよいでしょう。

株式投資で失敗する最大の要因の一つが「焦り」です。

「なんか最近焦っているな」と感じたら、一度自分の資産状況を紙やExcelに書き起こして、自分の置かれている状況を客観的に見直すようにしましょう。

 

積立派の人にとっては2017年のような相場の方が買いづらい

積立派の人にとっては、2017年のような右肩上がりの相場の方が買いにくいのではないでしょうか。

順張り相場の最終局面で思い切ってどーんと参入すると大きな痛手を食らうことが多いですね。

「イナゴタワーに群がるイナゴにはなるな」

「急激に上昇したものはその後必ず下がる」

ということですね。

長期の順張り相場では、最も早い時期に参入したごく一部の人が莫大な利益を得ることになります。

いわゆる「先行者利益」が大きく、後乗りすればするほど負ける確率が高くなることは覚えておきましょう。

 

キャッシュや債券ポジションは厳格に守ろう

f:id:shinkei807:20170412111724j:plain

さて、次に重要なのはキャッシュや債券ポジションは厳格に守ることです。

投資のスケールが小さなうちは、債券を購入するとポートフォリオの管理が煩雑になるため、キャッシュポジションでリスクを調整するので十分です。

キャッシュポジションに余裕を持たせつつ余剰資金でコツコツ買い付けていきましょう。

株を始めてからしばらく上昇相場が続くと、「手持ち資金を一気に投入した方が儲かるのではないか」ということが必ず頭をよぎります。

しかし、しばらく上昇相場が続いたというのは結果論でしかありません。

儲かっている時ほど頭は冷静になることが重要です。

 

資産損失ショックは健康リスクに直結するため要注意

以下の記事でご紹介したように、資産損失ショックは健康リスクに直結します。

www.churio807.com

投資で早死したらたまりませんよね。

私も、もう少しリスク資産の金額が増えたらポートフォリオに債券も取り入れてよりディフェンシブな運用をしたいと思っています。

100万〜200万程度は減ってもかまいませんが、さすがに1000万〜2000万単位で減ると命をすり減らしそうですからね。

株を始めたばかりの方はともするとキャッシュポジションを軽視しがちですが、キャッシュこそ最強の流動性をもつ資産であることを忘れてはなりません。

何かがあった時に、キャッシュがあれば極めて迅速に埋め合わせることが可能です。

私は、定期預金程度のわずかな利率の差ならば、普通預金にして流動性を保つことを優先しています。

それくらい、キャッシュのもつ流動性の高さは重要だと思っています。

 

一時的に50%になってもその後の上昇が信じられる銘柄を買う

リーマンショックのように未曾有の金融危機が訪れると、どんなに優れた銘柄であっても一時的に50%近くまで下がる可能性を想定しておく必要があります。

個別銘柄にせよ投資信託にせよETFにせよ、バイ&ホールドの方針で積み立てるのであれば、一時的に50%になっても将来を信じられる銘柄にすべきです。

それがどのような銘柄になるかは個人の考えによると思いますので、今のうちからいろいろ考えてみるとよいのではないでしょうか。

 

まとめ

2020年のようなアップダウンの激しい相場では、サラリーマンお得意の入金投資法で乗り切りたいものです。

また、一気に株式にポジションを取りすぎることなく、キャッシュの重要性を意識しながらコツコツ投資をしていきましょう。

 

こんな記事も書いています。

長期のインデックス投資でプラスサムゲームに参加することが重要です。

www.churio807.com

 

過去のチャートから、自分の購入している銘柄の最悪の事態を想定しておくことが必要です。

www.churio807.com