おはようございます。
資産形成において、長期投資の重要性は言うまでもありません。
優良株や優良な指数を対象とした長期分散投資こそが資産形成の王道と言えるでしょう。
しかし、いくら株式投資をしようと思っても種銭がなければ戦えません。
RPGでレベル1の状態で手ぶらで戦いに出かけるようなものです。
まずは戦うための武器を用意することが重要ですが、その時によほど高収入の方でないかぎり絶対に避けられないのが支出の見直しです。
そして支出の見直しが難しいのは、「我慢」と感じる閾値が人によって大きく異なるからだと思います。
支出の抑制は重要だが、我慢の閾値は人によって異なる
支出の抑制は家計管理の基本であるが、過度な我慢は禁物
もしあなたがサラリーマンで本業収入にのみ依存している場合、一夜にして給料が大幅に伸びることはありません。
入ってくるものが増えないのであれば、出ていくものを減らすしかないことは当然のことです。
よって、資産形成を効率よく進めるためには先に支出の最適化を目指す必要があります。
支出の抑制によって余剰資金を最大化することが資産形成の王道であることは言うまでもありませんが、過度な我慢はストレスが溜まり長続きしませんので禁物です。
自分が快適に続けられる節約方法を見つけられるかどうかが重要になります。
「我慢」の閾値は人によって異なるため最適解は存在しない
資産形成に関するブログやYoutubeのほとんどで支出管理の重要性が指摘されていますので、その重要性を疑う方はいないでしょう。
むしろ、支出管理で難しいのは「ここからは我慢」と感じる閾値が人によって異なる点にあります。
たとえば、私がストレスなく行っている支出抑制の方法を示すことは簡単ですが、同じことを真似してやると他人にとってはストレスの原因になる可能性があります。
あなたが「これは効果的な節約方法だ!」と思い他人にも良かれと思って勧めたところ、「そんな節約方法はできるわけがない!」と一蹴される可能性があるのはそれが原因です。
もちろん、
・格安SIMを利用する
・年会費無料のクレジットカードを利用してポイントを貯める
・料金がお得な電力会社、ガス会社へ乗り換える
など、ほぼ万人にオススメできる節約方法はあります。
ところが、自分にとって最適な方法が必ずしも他人には当てはまらないことを意識しましょう。
他人の意見に惑わされず自分の価値観に沿って支出を抑えよう
我慢の閾値が人によって大きく異なることが節約方法の最適解を示す難しさに繋がっています。
とはいえ、あくまで重要なのは「自分にとって何が快適な節約方法で、ここまでやってしまうと我慢になるという線引きを明確にすること」です。
他人の家計状況は自分には直接関係ありませんので、初めから考える必要がないのです。
そのために重要なことは、世の中の様々な物やサービスの中で自分にとってはこれだけは譲れないというものを明らかにすることです。
かっこいい言葉を使えば自分の価値観を明確にするとなりますが、もっと気楽に自分の好き嫌い、必要不要を明らかにすると考えればOKです。
今までにやったことがない方は、さっそく紙のペンとノートを用意して「自分にとっての好き・嫌い、必要・不要リスト」を作ってみてください。
これが家計管理を最適化するための基本になります。
まとめ
支出管理が難しいのは、「ここまでは節約、ここからは我慢」の閾値が人によって大きく異なるからです。
まずは自分の中での線引きを明確にすることから始めましょう。
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日本ではまだまだ株式投資を嫌う方が多いですが、日米の金融教育の差によるところも大きいのでしょう。
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