Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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ジュニアNISAはETFではなく配当再投資の効率がよい投資信託を選ぼう

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おはようございます。 

当ブログの読者の方から、ジュニアNISAについて以下のご質問をいただきました。

いつも楽しく拝見させていただいております。突然のご連絡で恐縮です。

 

私は39歳の公務員で妻(33歳)と子供(2歳)の3人家族です。

世帯年収は1,300万円で以下のような資産運用を行っています。

 

1.楽天証券にて、iDeCoで毎月12,000円(楽天VT)、積立NISAで毎月33,333円(楽天VT)+33,333円(楽天VTI)。

2.SBI証券にて、毎月1,600ドル(VT)+1,400ドル(VTI)を定期積立(SBI銀行にて毎日2万円分のドルを定期積立)。

3.国内株式350万(数銘柄保有、現在の含み益20万ほど。配当の受取のみで、ここ数年間は売買していません)。

 

上記に加え、非課税枠を最大限利用するため、今年からジュニアNISAを始めようと楽天証券で口座開設したのですが、運用先として楽天VTとするかeMAXIS Slim全世界とするかで迷っています。

投資先をシンプルにまとめるのであれば楽天VTかと思うのですが、経費率の面からeMAXIS Slimが気になっています。

ちゅり男様であれば、どのように考えるのか、ご意見をお聞かせいただけますと幸いです。

 

なお、現在預金3千万円、積立型生命保険(前納。60歳頃に2.5千万円)を保有していますので、運用先はすべて株式、暴落時には追加投資(VT)を基本方針としています。

ご質問ありがとうございます。

お子さんが2歳ということで、ジュニアNISAを今から活用すれば15年程度の時間が確保できますので利用価値がありますね。

一方で、ジュニアNISAの投資可能期間は2023年までとなっていますからギリギリのタイミングでもあります。

以下、私なりのジュニアNISAのポイントをまとめます。

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ジュニアNISAはETFではなく配当再投資の効率がよい投資信託を選ぼう

結論から書きますと、

1) ジュニアNISAではETFではなく配当再投資の効率がよい投資信託を選ぶ

2) 20年後も存続していると確信できるファンドに投資する

3) お子さんの年齢が若く、少なくとも10年以上の投資期間が確保できること

このあたりがポイントだと思っています。

 

1. ジュニアNISAは配当再投資の効率を考えると投資信託がよい

まず、ジュニアNISAで投資信託かETFどちらを購入すべきかという点ですが、これは配当再投資を自動で行ってくれる投資信託がよいでしょう。

ETFの買付手数料無料、配当金非課税は魅力的はありますが、ジュニアNISAでは配当金は「課税ジュニアNISA口座」に自動的に移されます。

その年の非課税投資枠が余っていれば、ジュニアNISAの枠で配当再投資が可能です。

 

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(ジュニアNISAのイメージ | ジュニアNISA | 東海東京証券 から引用)

 

ここで問題なのは、ジュニアNISAは投資可能期間が80万円 x 5年間(合計400万円)と決まっていることです。

しかも、ジュニアNISAは18歳までの払出制限があり、もし払い出しを行うと通常通りに課税され、ジュニアNISAの非課税メリットは得られません(2024年以降は払い出し制限が解除予定です)。

18歳になるまで非課税枠で保有し続けるにはロールオーバーを繰り返せばよいですが、当然新規投資は不可能です。

 

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(ジュニアNISAのイメージ | ジュニアNISA | 東海東京証券 から引用)

 

つまり、ロールオーバーの期間に入るとジュニアNISAの枠で新規買付は不可能になりますが、その間もETFからの分配金は定期的に発生します。

分配金は課税ジュニアNISA口座に入りますが、すでにジュニアNISAの枠で新規買付は不可能ですので、課税口座で通常通り購入するしかありません。

せっかくジュニアNISAを利用しているのに関わらず、非課税枠の範囲内で配当再投資ができなくなるのは効率悪いですね。

投資信託であれば、分配金を発生させずファンド内で自動再投資されますので、それがファンド基準価格の上昇につながり効率がよいです。

 

2. 20年後も存続していると確信できるファンドに投資する

ジュニアNISAの場合は、一度買い付けたら10数年にわたって保有し続けるのが前提です。

よって、細かい信託報酬の差よりも「そのファンドは20年後も存続している確信できるか否か」に気を配るべきです。

新規買付期間が終了した後により優れた商品が発売されたとしても乗り換えできませんから、何に投資するかは慎重に考えたいですね。

私がジュニアNISAを利用するとすれば、シンプルに新興国を含む全世界株式型のファンドを選択します。

楽天VTやSBI・全世界株式インデックス・ファンドなどもありますが、現状ではeMAXIS  Slim全世界株式(オール・カントリー)に魅力を感じます。

 

3. お子さんの年齢が若く、少なくとも10年以上の投資期間が確保できること

これはジュニアNISAに限った話ではなく、インデックス投資一般に関して言えることですが、少なくとも10年以上の投資期間が確保できたほうがよいでしょう。

株式市場は途中で上がり下がりを繰り返しながら、長期スパンでは上昇し続けてきました。

素人が株式投資で勝つ確率を高めるためには、全世界インデックスのように適切に分散された株式をできるだけ長く保有し続けることです。

最低でも10年、できれば15年確保できると勝てる確率が上がるでしょう。

 

まとめ

ジュニアNISAを今のタイミングで開始するならば、何よりも20年後に成長し続けているファンドを選びたいものです。

2022年時点であれば、今現在最も勢いのあるeMAXIS Slimシリーズがベストでしょうか。

 

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快適さが全く違ってきます。

  

こんな記事も書いています。

ジュニアNISAのメリット・デメリットについてまとめた記事です。

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NISAとつみたてNISAに関しては、私は100%つみたてNISAを活用すべきだと思っています。

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