おはようございます。
今までは、インデックス投資で積立投資といえば、インデックスファンドの自動積立が定番でした。
確かに、毎月の購入金額が数万円であれば、海外ETFを購入しても手数料負けしてしまいますので、インデックスファンドの積立が正解でしょう。
一方、月10万円以上の積立投資をする方であれば、SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスを利用して海外ETFを積み立てるのも面白いと思います。
長期保有を前提とした場合、世界最高水準の金融商品を直に買い付けることが可能というのはやはり大きな魅力だからです。
ETFの定期買付というユニークなサービスは2018年3月からSBI証券で開始され、私自身も実際に利用していますがけっこう便利ですね。
SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスは月10万円以上投資する人におすすめ!
毎月の積立金額が10万円に満たない場合には、海外ETF買付け時にかかる手数料が割高になりますので、インデックスファンドの積立投資を選択すべきです。
詳細は以下の記事に書いてありますが、厳密には一度に1,111ドル以上で買い付けることで手数料負けを防ぐことができます。
あまり細かいことを気にしても意味がありませんので、おおまかに「10万円」ととらえておけばよいでしょう。
以下、私が実際に行っているETF定期買付の方法になります。
住信SBIネット銀行で外貨積立(ドル積立)を行う
海外ETFを購入するためにはドルが必要ですので、まずは住信SBIネット銀行の外貨預金を利用して米ドルを仕入れます。
この時、外貨積立を利用すれば米ドルの為替コストを2銭に抑えられますね。
また、今現在は住信SBIネット銀行で外貨預金セールを開催中で、2019年3月29日(金)までは米ドルの為替コストが0銭になります。
外貨積立を設定しておきますと、こまめにキャンペーンを確認しなくても、知らない間に為替コストが0銭の時期がやってきていたりしますから大変便利です。
外国株投資に関しては、為替コストが有利なSBIか、サクソバンク証券が特定口座に対応したら売買手数料が有利(0.2%)なサクソバンク証券がおすすめになると思います。
ETF定期買付日の前営業日までに米ドルをSBI証券へうつす
次に、ETF買付日の前営業日までに、住信SBIネット銀行からSBI証券に米ドルをうつします。
この入金をし忘れますと、せっかく仕込んだ米ドルが有効活用されなくなりますので注意しましょう。
私は、入金忘れが怖いのでiPhoneのリマインダー機能で通知設定をしています。
あとは、一回くらい入金し忘れても問題ない金額のドルを常にSBI証券の口座内に残してありますね。
積立は「日付指定」「曜日指定」、買付は「金額指定」「株数指定」から選択可能
さて、実際の積立方法ですが、「日付指定」と「曜日指定」から選択可能です。
個人的には、先ほどのドル入金作業の件もありますので、「日付指定」がおすすめです。
例えば、毎月10日にETF買付とした場合、その2〜3日前にドル入金のためのリマインダーをセットしておきます。
また、買付方法も「金額指定」と「株数指定」から選ぶことができます。
「株数指定」では、毎月の相場の変動によって実際の買付金額が変わってしまいますから、毎月一定の余剰資金を投資に回すという目的の場合は使いづらいですね。
よって、実際には「金額指定」を利用するのがよいでしょう。
また、「金額指定」の方が、暴落時にも淡々と資金を投入して安値で株数を稼ぐというドルコスト平均法のメリットがより生きると思います。
割高な時も割安な時も同じ10株では、ドルコスト平均法の利点が消されてしまいますね。
ETF定期積立サービスはNISA、ジュニアNISAにも対応しています
SBI証券のNISA口座では、海外ETFの買付手数料は0円です。
米国株式・ETF定期買付サービスはNISA、ジュニアNISAにも対応していますので、NISAならば手数料負けを気にせず1株、2株の少額積立も可能です。
例えば、ジュニアNISAで、年間80万円になるようにVTを毎月一定額ずつ買い付けたいといった用途には便利ですね。
ジュニアNISAに関しては、子供が18歳になるまで払い出し不可ですのでできるだけリスクを背負いたくありません。
よって、VTを積み立てておくのが無難だと考えており、子供が成人した時に蓋をあけてみて、VTの運用成績と自分の運用成績を比較してみるのも面白そうですね。
まとめ
SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスが開始してもうすぐ1年になりますが、私自身は便利に利用させてもらっています。
月に10万円以上の積立投資を考えている人は、一考の価値があるでしょう。
【SBI証券】
証券会社の中で、唯一外国株式・ETFの定期買付サービスを提供しているのがSBI証券です。長期の積立投資を考えている方には強い味方になります。
こんな記事も書いています。
楽天VTIに限ったことではありませんが、投資信託に関してはブラックボックスが多く、透明性の面ではETFが有利だと思います。
いくら海外ETF投資が優れているとはいえ、つみたてNISAのような非課税の恩恵には勝てません。まずはつみたてNISAを優先的に活用しましょう。
個別株に関しては一生涯バイ&ホールドというのは難しいかもしれません。VTやVTIなどの主要なETFならば安心してホールドできます。