おはようございます。
つみたてNISAが早くも7ヶ月目に突入しました。
VT(全世界株)とVTI(米国株)の長期でのパフォーマンス差を検証するため、つみたてNISAでは楽天VTと楽天VTIをメインに積み上げています。
また、新興国単独でのパフォーマンスを確認するため、eMAXIS Slim新興国株式インデックスを積み立てています。
7ヶ月目の各商品の損益を確認しておきます。
【つみたてNISA 7ヶ月目】相変わらずVTI>VT>新興国となっています
楽天VT、楽天VTI、eMAXIS Slim新興国株式インデックスの3商品のパフォーマンスを比較します。
ひと目で分かりますが、楽天VTIのパフォーマンスが楽天VTや新興国を大きく上回っています。
楽天VTIが+6.30%、楽天VTが+2.96%、新興国が−1.52%ですね。
前回の報告では、楽天VTIだけがわずかにプラスで、楽天VTと新興国は含み損の状態でした。
この1ヶ月で全体的に株価が回復基調にあることが見てとれます。
つみたてNISAのゴールは20年以上先ですので、今の値動きに一喜一憂しても仕方がありませんが、自分の手持ちの商品の値動きで身をもって経済の動きを実感できるのは面白い所です。
6月以降の新興国市場の不調でVTのパフォーマンスが落ちている
5月頃まではVTとVTIのパフォーマンスはほぼイコールでしたが、6月以降は新興国市場の不調もあり、VTIのパフォーマンスが際立っています。
この傾向が今後も持続するのであれば、迷わず楽天VTI一択となるのでしょうが、そこまで確信がもてないというのが正直な所です。
新興国市場は、よくも悪くも米国を中心とした先進国の金融政策などに左右されやすいため、読みが難しいです。
とはいえ、新興国市場には今後の成長性のポテンシャルがあることは間違いありませんので、新興国市場の巻き返しがあるのか今後も注目していこうと思います。
つみたてNISAは投資のはじめの一歩として最適
つみたてNISAは初めに積立設定をしてしまえば、それ以降何もやることがありませんので、非常に楽です。
iDeCoのように掛け金に対する所得控除というメリットはありませんが、逆にいつでも解約が可能ですので、資金拘束のデメリットがありません。
一度利用した投資枠の再利用はできませんが、いつでも解約可能というのはリスク管理の上では非常に大きいです。
投資をこれから始めたいという方のはじめの一歩として最適だと思います。
株式100%に不安がある方は楽天・インデックス・バランス・ファンドを利用しよう
つみたてNISAは元々積立可能な金額が年間40万円と限られていることから、仮に半値になったとしても致命的なダメージを負うことはありません。
また、値上がり益や配当に対する税金がゼロになるという非課税口座のメリットを最大限に活かせるのはやはり株式クラスだと思います。
よって、私自身は今後もつみたてNISAの枠は「株式100%」で運用していきます。
しかし、人によっては株式100%はリスクを取りすぎていないか心配という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、楽天・インデックス・バランス・ファンドを購入するのがよいでしょう。
私ならば「株式70:債券30」の株式重視型を選択しますが、投資が初めてという方ならば、よりディフェンシブに「株式50:債券50」の均等型かた入るのもよさそうです。
つみたてNISAは、iDeCoのように証券会社毎の商品ラインナップにも大差はない
つみたてNISAの場合、国の認可した一定の基準を満たした商品しか購入できません。
iDeCoほど商品ラインナップの優劣はありませんので、ネット証券大手3社であれば、どこの証券会社で口座を開設したとしても大差はありません。
私は楽天証券でつみたてNISAの口座を開設していますが、これは楽天スーパーポイントでつみたてNISAの投資信託買い付けを行うためです。
楽天証券のホームページには、「夏頃のサービス開始予定」とあり、もうとっくに夏なのですが、一向にサービスが開始される気配はありません。
これは気長に待つしかなさそうです。
まとめ
つみたてNISA 7ヶ月目の経過報告です。
6月からの新興国市場の不調を受け、VTIのパフォーマンスがVTを上回っています。
今後もこの傾向が持続するか、注目していきたいと思います。
こんな記事も書いています。
本家VT・VTIの直接買い付けと楽天VT・楽天VTIの積立はどちらがよいかというご質問をいただきますが、基本的に同じ商品ですので大差はないでしょう。
iDeCoの商品ラインナップは楽天証券とマネックス証券が魅力的です。
つみたてNISAのおすすめ投資信託5選を紹介した記事です。