神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

2018年は高配当ディフェンシブ銘柄と新興国市場が不調です

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おはようございます。

2018年に入ってからはボラティリティの高い相場になっています。

私の持ち株は、途中で何度かアップダウンがありながら、全体としては2018年始と比較してほぼ横ばいといった状況です。

2017年は20%以上も上昇(インデックス投資でこれは出来すぎ)したことを考えますと、この相場で横ばいなら良しかなと考えています。

さて、2018年に入って苦戦しているのは、高配当ディフェンシブ銘柄と新興国市場ですね。

本日はチャートを見ながら考えてみたいと思います。

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2018年は高配当ディフェンシブ銘柄と新興国市場が不調です

世界の地域別のETF:VTI、VT、VWO、VEAを比較

初めに、世界の地域別のETFを比較してみます。

下が2018年始から6月19日までのチャートです。

青がVTI(米国全体)、赤がVT(世界全体)、緑がVWO(新興国)、黄色がVEA(米国以外の先進国)です。

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(画像はYahoo financeより)

 

2018年に入って米国市場もマイナスかと思いましたが、その中でVTIが+3.6%というのは健闘していますね。

VTは−0.2%で、ほぼ年始と同じ水準となっています。

その一因として、新興国市場の不調があるのは上のチャートを見れば明らかです。

VWOは特に4月以降は下がる一方ですね。

米国利上げの影響で海外からの資本が米国に逆流しているのが株価下落の一因と考えられます。

これは、今までも新興国市場ではよく見られた現象です。

1994年のメキシコ通貨危機や1997年のアジア通貨危機が代表ですね。

「新興国市場のパフォーマンスは、良くも先進諸国の経済政策に左右されやすい」

という事実は知っておいて損はありません。

実力以上の資金流入があった状態、つまり本来の実力以上に過大評価されていた状態から急激に資金が流出すると、新興国経済は不安定な状態になりやすいですね。

 

米国内中心のETF:VTI、VYM、HDV、QQQを比較

次に、米国国内中心のETFを比較してみます。

下が2018年始からのチャートです。

青がVTI(米国全体)、赤がVYM(米国高配当)、緑がQQQ(Nasdaq 100、ハイテク中心)、黄色がHDV(米国高配当)です。

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(画像はYahoo financeより)

 

ひと目で、「米国高配当銘柄のパフォーマンスがパッとしない」ことが分かりますね。

こちらも米国政策金利や米国10年債利回りの影響が大きいです。

株高・利上げ局面では、高配当銘柄の配当利回りと債券の利回りが近似してきますので、より値動きが安定的な債券に資金が逃げる傾向があります。

高配当株ETFの中では、VYMは−1.6%と粘りを見せていますが、HDVは−5.4%と低迷しています。

一方、QQQは6月に入って、2018年1月と3月の最高値を更新していますので、ハイテク銘柄の強さは健在です。

VYMよりもHDVの方が低迷している一因としては、両者のセクター比率の違いがあるでしょう。

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VYMは高配当株ETFではありますが、セクター比率はインデックスにより近く、テクノロジーが1位です。

一方、HDVはエネルギーや通信サービスの比率が高いですね。

HDVは、VYMと比べて「より高配当な銘柄」をあえて狙いに行っているイメージのETFで、その分銘柄の入れ替えも激しいです。

もちろん、高配当銘柄には「分配金再投資」という必殺技がありますので、純粋な取引値の差よりは縮まりますが、それでも高配当銘柄が不調なのは間違いありません。

 

VTとVTIを中心にVWOをトッピングする方針は変わらず

チャートを眺めていますと、やはり「VTやVTIの安定感」が際立ちます。

つまらない投資にはなりますが、毎月の給与所得や配当収入の中からVTとVTIを積み上げる作業を今後も継続することになるでしょう。

VWOは4000以上の銘柄に分散投資されているとはいえ、新興国市場への投資ですから、良くも悪くもボラティリティが高いと言えます。

私自身は今後も継続投資していく予定ですが、VWOに関しては定期積立だけでなく、暴落時のスポット購入先としても魅力的ですね。

VYMやHDVに関しては、数年前から投資をしていて配当金による下支えがある人はこれくらいの不調はなんでもないと思いますが、2018年に入ってから新規で購入し始めた人は気が気でないといったところでしょうか。

自分の投資方針の再確認のためにも、月に1度は保有商品のチャートを今後も確認していきたいと思います。

 

まとめ

2018年に入り、高配当ディフェンシブ銘柄と新興国市場の不調が目立ちます。

米国の金利上昇やトランプ政権による保護主義政策、対外貿易戦争などの影響を多分に受けており、株価というものは良くも悪くも政治の影響を受けることを実感します。

 

 

こんな記事も書いています。

セクターの好調不調にはサイクルがあります。一つのセクターに偏重しすぎると、どこかで足元を救われるかもしれません。

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やはりVTやVTI、S&P500ETFを購入しておくのが最も楽ですね。

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仮に3つしかETFを選べないと仮定したら、私ならばVT、VTI、AGG or BNDを選びます。

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