こんにちは。
日々自分の専門分野以外の本をどれだけ読んでいるかによって、今後の人としての成長スピードに大きな差が生まれると思います。
ネット通販の普及によって街の本屋さんの数は2割以上減っているようですが、読書が人生にもたらす価値が色あせたわけではありません。
自分の専門分野以外の本を月に数冊は読むようにしたい
自分の専門分野の勉強はやって当たり前
医学の世界は日進月歩ですので、自分の専門分野(私の場合は神経内科)で常に最先端の情報を集める必要性は言うまでもありません。
医者は多忙ですので、自分の専門の勉強をするので手一杯という先生も多いかと思いますが、人間としての視野が狭くなっている(要するに専門バカになっている)可能性が高いですので注意した方がよいでしょう。
自分の専門分野以外の本をどれだけ読んでいるかによって視野が広がる
私は、自分の専門分野以外の本を月に数冊は読むようにしています。
読む分野はあえて限定せず、書店を巡って気になったものは手当たり次第に読んでみることにしています。
思わぬ分野の知識が、自分の専門領域につながることもありうるからです。
初めから「この分野は自分とは関係ないから読む必要はないな」と決め打ちしていますと、貴重なチャンスを逃している可能性があります。
まぁ読んでみて実際に役に立たないことも多いわけですが、その場合は自分の見る目のなさを恨みましょう(笑)
自分の知らない分野を開拓するにはネット通販ではなく書店がベスト
インターネットの普及によって、本を読まなくても様々な情報に無料で・瞬時にアクセスできるようになりましたが、ネットの情報は信頼性と網羅性において書籍に劣りますので、書籍には書籍の良さがあるわけです。
あらかじめ買いたい本が決まっている場合には、Amazonをはじめとしたネット通販が非常に便利です。
わざわざ書店に行って本棚を探し回らなくても、自分の欲しい本が検索すれば一発で出てくる上に、最近では注文した翌日には到着するのが当たり前になってきました。
一方で、自分の知らない新たな分野を開拓する時には、実際に書店に足を運んで該当分野のコーナーの本をざっと眺めてみるのが有効です。
ある新規分野の知識を手っ取り早く習得するためには、該当分野の書籍を手当たり次第に乱読してみるのが一番だと思います。
立ち読みして気になった本は、良書悪書を問わず迷わず購入して読んでみることです。
たくさん読んでいく中で、どの本にも共通して載っているコアな知識と、全く使えない知識を見極める目が養われていきます。
読書家の人から勧められた本はとりあえず買って読んでみる
私は、読書家の人から勧められた本はとりあえず読んでみることにしています。
書店に行くと無数に本があるためどの本を選んだらよいか途方にくれてしまうこともありますが、読書家の人が実際に読んだ感想というのは大変ためになります。
他人に書籍を勧める時には、「読んでつまらなかったと思われたくない」という意識が誰でも働きますので、その人の一押しの本を勧めてもらえる可能性が高いです。
まぁ実際に読んでみて面白くないこともあるわけですが、その場合は素直に諦めましょう。まだその本の良さが分かるだけのセンスが自分になかったのかもしれません(笑)。
読んでみて内容がつまらなくてもわずかなお金以外に何も失ったわけではありませんから、気にせずどんどん次の本を読むべきでしょう。
本、知識の習得にお金を惜しんではならない
当ブログのメインテーマの一つに資産形成、中でも節約術というのがありますが、私は本にはお金を惜しまないことにしています。
お金を生み出すのは知識です。
はるか昔の時代は、一部の権力者を除いて文字を読める者がいなかったため、文字を読めること自体がスペシャルであり、彼らと庶民の間には一生をかけても絶対に埋められない知識の差がありました。そして、それは権力や財力の差に直結していたのです。
現代では身分制度は廃止され、公教育が発達したため日本においては文字が読めない人というのはほぼいません。
誰でも自分の知識を深めるベースの学力は与えられており、それをどう自分の人生に活用するかは本人次第です。
お金さえ払えばありとあらゆる分野の知識を手に取ることができる時代はせいぜいここ数十年のことであり、我々は非常に恵まれていることを認識すべきです。
自分の知識を向上させる意欲を失っては、経済的にも人間的にも成長は止まってしまいますので注意しましょう。
お金を使わなくてすむからネットゲームやDVD鑑賞をしていれば節約になってOKというのは、自分の成長を自ら止めている行為と言う時点で負けています。
まとめ
一見自分の専門領域と関係ない分野の本を読んでみることで、思わぬ収穫が得られることがあります。
誰でも自由に知識を得ることができる時代に生まれたメリットを最大限に活かすようにしたいものです。
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スキマ時間をうまく活用できるかで、仕事の生産性が大きく変わってくる可能性があります。
様々な情報源をうまく使い分け、自分に必要な情報を手早く取捨選択できるようにしましょう。