Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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米国株ならeMAXIS Slim S&P500、楽天・S&P500、VOO、VTIのどれかで決まり!株価と配当成長率のバランスが素晴らしい。

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おはようございます。

一口に「米国株」と言っても、

・米国個別株

・王道のS&P500や全米株式指数

・VYM、HDV、SPYDなどの高配当株ETF

・NASDAQ100

など、様々な投資先があります。

どれも魅力的な投資対象ではありますが、どれか1つだけ選べと言われたら、迷わず「S&P500か全米株式指数」を選ぶのが正解です。

 

 

S&P500や全米株式指数(VTIなど)には極端に尖った特徴がありませんが、その一方で、株価成長率と配当成長率のバランスが素晴らしいからです。

こういう優れた指数に投資して、長く保有し続けることができれば資産形成は簡単になりますね。

 

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VYM, HDV, SPYDの米国高配当株ETF3兄弟がそろって減配

米国株で手軽に配当金を増やしたいなら、VYM、HDV、SPYDなどの高配当株ETFがおすすめです。

高配当の個別株投資は銘柄選択を間違えるとリスクが大きいですが、これらのETFであれば数十〜数百銘柄に分散されており安心して保有できます。

仮に、ETFの中の数社が減配、無配転落となったとしても、全体としては増配となる可能性が高いからです。

 

2024年3月期は、残念ながら、VYM、HDV、SPYDの3商品のすべてが前年同月比で「減配」となってしまいました。

とはいえ、たった1回や2回の減配で見切りをつける必要はなく、10年〜20年後の配当金がどれだけ成長しているか楽しみに気長に投資していきたいですね。

 

VYMやSPYDについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

www.churio807.com

www.churio807.com

 

VOOやVTIは株価成長率と配当成長率のバランスが秀逸

米国ETFをどれか1つだけ選べと言われたら、私ならVOOを選びます。

VTIと悩むところですが、実際には両者のリスク・リターンはほぼ同じなのでどちらでもよいでしょう。

 

世の中には無数の米国株ETFがありますが、結局のところ王道のVOOかVTIが最強だと思うのです。

株価成長率と配当成長率のバランスが秀逸で、一度買ったら売らずに保有し続けるだけで資産も配当も増えていきます。

 

VOOの株価成長、配当成長については以下のサイトが非常によくまとまっていたので、ぜひ参考にしてください。

yuranhiko.hatenablog.com

 

わざわざVOOやVTIなどの米国ETFに投資しなくても、日本人ならeMAXIS Slim S&P500や楽天・S&P500、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドでもOKです。

これらの投資信託は分配金が直接支払われないので「配当成長」の恩恵を感じにくいですが、

実際には分配金はファンド内で自動再投資され、基準価額の上昇に繋がっていますので問題ありません。

本当に良い時代になりましたね。

 

米国株で20年後のトータルリターンでS&P500に勝つのはほぼ不可能

実際のところ、米国個別株投資家のうち、20年後のトータルリターンでS&P500に勝てる人はどのくらいいるのでしょうか?

よほど忍耐力や能力が高い人を除いて、大半はその時の思いつきで個別株の入れ替えや売買を繰り返し、かえってリターンを下げる結果になるでしょう。

 

そして、20年後になって振り返ったときに、「こんなんだったら最初からS&P500一本に絞って投資しておけば良かった」となる可能性が非常に高いです。

それくらい、S&P500はバランスがとれた指数ですし、以下のページから上位構成銘柄を見てもらえば分かりますが、まさに「オーススター」的な集団です。

 

www.slickcharts.com

 

素人がわざわざ苦労して自分なりのポートフォリオを作らなくても、こんな優れた指数に非常に安価な手数料で投資できるわけですから、初めからそれを利用するのが正解です。

 

まとめ

米国株に投資するなら、S&P500か全米株式指数で決まりです。

銘柄のバランス、株価成長率、配当成長率のどれをとっても素晴らしく、安心して長期保有できますね。

 

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「類書の中で一番分かりやすかった!」という嬉しい口コミもいただいています。

投資で失敗したくない方は絶対に読む価値があるのでぜひ!

 

【関連記事のご紹介】

本家ETFに投資するのがハードルが高いという人は、SBI・VYM、SBI・SPYDなどの分配金が支払われる投資信託を使うのがよいでしょう。

www.churio807.com

 

SBI・VIGも魅力的ですね。

今の配当利回りは低いですが、毎年増配し続けられるだけの業績や体力がある優良企業にまとめて投資できるのが良いです。

www.churio807.com

 

拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』の概要とおすすめポイントです。

購入検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

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