おはようございます。
15年以上長く株式投資を続けていると、最初の頃は全く実感できなかった投資の素晴らしさを実感できるようになってきます。
具体的には、「多少無駄遣いや贅沢をしてもお金が減らない感覚」ですね。
この状態までたどり着いてしまえば株式投資は1つのゴールを迎えたとも言えるでしょう。
別の言い方をすれば、長期投資をするのは自分の代わりに継続的にお金を稼いでくれる分身を育てることとなります。
「自分のポートフォリオ=自分の代わりにお金を稼いでくれる分身」と考え大切に育てよう
1. 「収入の複数化」が理想だが、現実的にフルタイムジョブ+αは厳しい
経済的な安定性を増すためには、1つの収入源に100%依存するのではなく、収入源を分散することが重要とされています。
このように、収入の複数化の重要性は広く認識され、実際に副業に励む人も急速に増えていますが、実際にインパクトのある成果が残せている人はごく少数です。
独身時代であれば、自分のお金や時間のコントロール権は自分にありますので副業もしやすいです。
一方、フルタイムジョブに加え、かつ結婚をして子どもが生まれれば子育てというタスクも加わりますので、
ほとんどの方は「今のままでも精一杯。収入の複数化が重要なのはわかるけれど、副業までやっていたら身も心もボロボロになってしまう」というのが正直なところでしょう。
そこで考えたいのが、自分の労力や時間を費やすことなく、かつ自分の代わりにお金を稼いできてくれる仕組みが作れないかということです。
そして、特別な才能やスキルを持たないほとんどの人にとっての最適解が「長期株式投資」になると思います。
2. 株式投資は誰でも参加でき、初期投資を要せず、得られる効果は無限大である
株式投資がなぜ素晴らしいかと言うと、
1) 銀行や証券口座だけ用意すれば誰でもすぐに始めることができる
2) 不動産投資などのように、始めるのに多額の初期投資を要しない
3) 過去150年以上の相場において、他のアセットクラスと比較して段違いの成長を見せている
などが挙げられます。
唯一難しいのは、今後成長していく可能性が高い国や企業はどれかといった予測ですが、インデックス投資であればこのハードルもクリアできます。
シンプルに「全世界株式市場はゆっくりと成長し続ける」というシナリオに賭けるだけだからです。
株式投資という素晴らしいプラスサムゲームが誰にでも平等に開かれており、それに簡単に参加できる投資環境が整っている日本に生まれたことは感謝の他ありません。
3. 自分のポートフォリオ=自分の代わりにお金を稼いでくれる分身と考えて大切に育てよう
私は「自分のポートフォリオ=自分の代わりにお金を稼いできてくれる分身」と考えています。
投資金額が小さい初期の頃はそこまでお金を稼いでくれているという感覚は正直ありませんでした。
ところが、15年以上投資を続けてポートフォリオが成長してきますと、自分の金融資産が勝手にお金を稼いできてくれる感覚がどんどん増してきます。
ここ数年に関しては、明らかに私の給料の成長スピードよりも資産増加のスピードが速く驚くばかりです。
もちろん、たまたま相場に恵まれただけという可能性もありますが、投資のプロではなくただの勤務医である私でもここまでやってこれたのは株式投資のおかげだと思います。
まとめ
「自分のポートフォリオ=自分の代わりにお金を稼いでくれる分身」と考えましょう。
初期の頃は頼りない分身ですが、10年〜15年経過すると自分よりも頼りになる稼ぎ頭になりえます。
気長にゆっくりと成長を見守りましょう。
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