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【純資産総額は信頼と安心の証】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が4兆円、オール・カントリーが3兆円を突破!もはやVTと変わらないレベルで感無量

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おはようございます。

2024年5月時点で、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の純資産総額は4.2兆円、オール・カントリーの純資産総額は3.1兆円に到達しています。

 

 

本家VTの純資産総額が日本円で約5兆円であることを考えると、もはや米国の主要なETFと遜色ない規模まで成長したことになります。

コスト面でも業界最安水準であることを考えると、もはや後発の投資信託が追いつき追い越すのは不可能なレベルに到達したと言えるでしょう。

 

【純資産総額は信頼と安心の証】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が4兆円、オール・カントリーが3兆円を突破!もはやVTと変わらないレベルで感無量

 

投資信託選びの際はコストだけでなく純資産総額の伸びもチェックを

投資信託選びの時に、皆さん信託報酬などのコスト面には十分に注意すると思います。

コストと並んで絶対にチェックすべきなのが「純資産総額」です。

どんなに優れた投資信託であっても、発売された後に多くの投資家に買ってもらえなければ意味がないからですね。

 

売れ行きが悪い投資信託は運用効率が下がり、まともな利益をあげられないため、繰上償還などのリスクも高くなります。

商品の中身が優れていたとしても、長期保有が原則となるNISA口座などでは避けるべきなのです。

 

以下は楽天証券のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の商品説明ページです。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託 | 楽天証券

 

こちらのグラフの下側、緑色のラインが純資産総額の伸びを示しています。

このように、eMAXIS Slim S&P500は2018年の発売後、純資産総額を伸ばし続けていますが、ここまで順調に売れ続けるファンドは思いの外少ないのです。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が4兆円、オール・カントリーが3兆円を突破!

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とオール・カントリーが発売したのは2018年で、まだ発売して6年経過していません。

2024年5月時点で、eMAXIS Slim S&P500の純資産総額は4.2兆円、オルカンの純資産総額は3.1兆円を突破していますが、これは驚異的なペースです。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託 | 楽天証券

 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 投資信託 | 楽天証券

 

コスト面でも業界最低水準を維持していますので、後発の投資信託がeMAXIS Slim S&P500やオルカンに追いつくのはほぼ無理と言えるでしょう。

毎月のように新しい投資信託が発売され、一時的には大きな話題になりますが、その大半は忘れ去られていきます。

 

10年〜20年以上にわたって支持され続けるファンドというのはほんの一握りなのです。

これからどんな商品が発売されたとしても、正直eMAXIS Slim S&P500かオルカンのどちらかを買い続けるのが正解ではないでしょうか?

 

VTなど米国ETFと遜色ないレベルまで成長したeMAXIS Slimシリーズは最強

以下はバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)のデータです。

純資産額は347億ドルですので、日本円換算で約5兆円ですね。

経費率は0.07%となります。

 

 

一方、オルカンの純資産総額は3.1兆円、信託報酬は0.05775%です。

VTなどの「経費率」は全てコミコミの数値であり、投資信託の信託報酬と異なり、隠れコストなどが発生しません。

よって、実質コストではオルカンの方が若干不利だと思いますが、細かい点を気にしなければ、もはやVTとオルカンは互角と言えるでしょう。

国内の投資信託が世界のバンガードETFと肩を並べる水準まで成長してきており、日本人投資家はものすごく恵まれた投資環境にあることが分かりますね。

 

まとめ

eMAXIS Slim S&P500とオール・カントリーの純資産総額は順調に増え続けており、もはやVTなどのETFと遜色ない規模となりました。

投資信託選びで悩む必要がなくなり、本当に素晴らしい時代になりましたね。

 

【正しいお金の知識を身につけて豊かな人生を送りましょう!】

投資信託選びの時にチェックすべき「純資産総額」、購入時手数料や信託報酬などのコストについては拙著の5章で詳しく解説しました。

8章〜9章の投資信託・ETF紹介も含め、投資信託選びで失敗したくない方には必読の内容になっています。

本も投資信託と同じで、どんなに一生懸命書き上げても多くの方に読んでもらえなければその価値は理解されません。

皆さん、ぜひブログだけでなく本も応援していただけると嬉しいです!

 

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拙著を完成させるには、出版社や編集者の多大な尽力が不可欠でした。

その思いに応えるためにも、ぜひ一人でも多くの方に読んでいただければ嬉しいです。

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