神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

貯金感覚でインデックス投資を実践するのはアリか?

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おはようございます。

最近、Twitterのタイムラインを眺めていると、「インデックス投資を貯金感覚で行うのは是か非か」といった議論が盛んなようです。

最終的には、その人の好きにすればよいので私ごときがとやかく言うことではありませんが、私自身は長年に渡って貯金感覚で毎月VTを積み立てています。

幸い相場に恵まれたこともあり、今のところそれでうまく行っているため、個人的には貯金感覚でインデックス投資を始めてみるのは悪くないと思っています。

とはいえ、最低限の注意点はありますので、本日はそれを考えてみたいと思います。

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貯金感覚でインデックス投資を実践するのはアリか?

リーマンショックの時の個人的な感想

私の投資歴はもうすぐ13年になりますので、リーマンショックはギリギリ経験しています。

個人的な経験から確実に言えるのは、とにかく信じられないレベルで金融資産が溶けていくということですね。

当時は、幸い今ほど投資スケールも大きくなかったので、リーマンショックに巻き込まれた最中も、

「おぉ、毎日どんどん減っていくな」

と傍観しながら、比較的冷静に積み立てを継続していた記憶があります。

 

当時積み立て続けた金融資産というのは、今になって絶大なパフォーマンスを示していますので、暴落時にも投資し続けることの重要性は身をもって実感しています。

ただ、当時は「こんな状況で株など買うやつがいるのか、それこそクレイジーだ」といった風潮で、私の周りでも誰も株の話などしていませんでしたね。

普段は株の話をする友人も、自分の金融資産が日に日に溶けていく厳しい相場の中では、自分の資産を守ることに必死で馬鹿話をしている余裕はなかったのでしょう。

 

インデックスファンドやETFは株式の集合体に過ぎず、当然安全ではない

「インデックスファンドやETFならば個別株と違って安全」という論調を時々見ますが、それに関しては明確に反対です。

インデックスファンドやETFは株式の集合体に過ぎませんから、個別株特有のリスクは避けられるものの、それ以外は株式を購入していることに相違なく、それなりに危険に決まっています。

当たり前のことですね。

 

例えるならば、

「アップル株が◯%、マイクロソフト株が◯%、アマゾン株が◯%、アルファベット株が◯%、フェイスブック株が◯%」

という福袋を買っているようなものですから、福袋の中身の大半がゴミに変わればインデックスファンドやETFもゴミに変わるに決まっています。

一方で、インデックスファンドやETFの場合、1000種類以上の商品が福袋の中に入っていますので、それら全部がいっせいにゴミに変わる可能性は低いです。

個別株の場合、自分の投資した商品がゴミに変わればそれで終わりですから、そういった意味でのリスクは避けられていますね。

 

貯金感覚でインデックス投資を始めるのはアリ

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さて、ここから本題に戻りますが、貯金感覚でインデックス投資を始めるのはアリだと思います。

積み立て始めて初めの1年や2年は、積立金額もたかがしれていると思いますので、大暴落が来てもたいした被害にはなりません。

貯金代わりに実践すること自体が問題ではなく、「早く株式のポジションを拡大しなくては」と焦るがあまり、一気にポジションを取りすぎることが問題ではないでしょうか。

 

また、リスクに関しては、

・海外株の場合、取引値(ドル建て)で最大50%の下落が起こりうる

・為替も含めれば最大で60%強の下落が起こりうる

とおおまかに考えるようにしています。

 

死ぬまでインデックス投資を継続できるならば貯金感覚でもよい

最後に、投資期間に関してですが、5年程度の短期スパンで考えている方がインデックス投資を貯金感覚で実践することはおすすめできません。

その間にリーマンショック級の大暴落が訪れた場合、5年では回復期間が十分に確保できないからです。

一方、20年以上のスパンであれば、貯金感覚で実践するのもアリではないでしょうか。

その代わり、この世の終わりのような相場が来ても、死ぬ気で積み立てし続けることが必要です。

また、ゴールの時期が近づいてきたら無リスク資産の割合を意識的に高めることですね。

いつまでもリスク資産に100%全力で突っ込んでいると、いつか足元を救われるでしょう。

 

「貯蓄から投資へ」の流れを加速させるならばまずは貯金感覚で

「貯蓄から投資へ」というのが国をあげての大きな流れですので、あまり負の側面を強調しすぎると新規参入者が取り込めなくなる気がします。

積み立てし始めて初めの1年や2年は投資金額もたかが知れていますので、とりあえず始めてみながら知識や経験を積み重ねていきましょう。

特に、iDeCoに関しては、掛け金の全額が所得控除という絶大なメリットがありますので、こちらは貯金感覚で全く問題ないと思っています。

同業の医師の方であれば、掛け金の43%分は節税メリットがあるかと思いますので、「ほぼ負けない」投資といえるからです。

初めの取っ掛かりとして、貯金代わりにiDeCoを、というのが無難かもしれません。

 

まとめ

貯金感覚でインデックス投資を実践するのは個人的にはアリだと思います。

実践していく中で、知識や経験を積み重ねてパワーアップできれば言うことなしでしょう。

 

 

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