おはようございます。
株式投資に限らず、自己投資も含めて若いうちに経験値を積むことが将来に渡っての貴重な財産になることは間違いありません。
一般的に、人は年齢が上がるにつれて新しいこと・未知のものに自ら積極的に飛び込むことが難しくなります。
既知のものに囲まれて過ごす安心感を優先するようになるのです。
もちろん、例外的な人はいくらでもいますし、その程度には個人差が大きいとは思います。
ですが、年齢が上がるにつれて家庭や会社での責任も増すため、よほど自己中心的な人でなければどうしても保守的にならざるを得ないのです。
高齢になっても新しいことにアンテナを張り続けるというのは容易ではありません。
若いうちの経験値の向上こそが将来に向けた最高の財産になる
自分に対する投資にせよ、金融資産投資にせよ、若いうちから始めるに越したことはありません。
話が少し脱線しますが、最近、自分の親と子供のスマホに対する接し方の違いを見て、若いうちから当たり前のように触り続けることが将来大きな差を生むのだろうとしみじみ実感したのです。
スマホはコンパクトなコンピューターか、携帯電話の延長か?
私の子供はまだスマホを完全に理解できる年齢ではありませんが、それでもスマホの画面にうつった写真を見るのは大好きですし、フリック操作も知らない間に覚えています。
このように、小さいうちからスマホに触って「おもちゃ」として触れ続けることで、初めから既成観念に囚われた状態でスマホを触る大人とは、異なった解釈が生まれるのでしょう。
私の親もスマホを使っていますが、スマホでやっていることはガラケーの時と変わりません。
電話とメール、あとは少々のインターネットくらいです。
要するに、うちの親世代にとってはスマホはコンパクトなコンピューター端末ではなく、あくまで電話機の延長という認識なのでしょう。
これは、必ずしも各個人の能力の差を示すものではなく、
「若いうちから当たり前のように触れているかどうか」
というのが大きいのだと思います。
頭が柔軟な若いうちに触れることで、柔軟な発想が生まれるのでしょうね。
スマホで仕事をするのが常識という時代が来るか?
ホリエモンはiPhoneだけでブログを書いているようですし、「いまの時代はPCスキルは不要」という内容の対談を見たことがあります。
私自身は、確かにスマホでやれること自体は格段に増えているのですが、やはり仕事の生産性という意味ではPCに分があるかなと思っています。
また、私はスマホを長時間眺めていると頭痛がしてきますので、適切な姿勢を保持しやすく首肩への負担が少ないPC派なのです。
よって、私にはパソコンは必須ですが、これも20年後には時代遅れになっているのかもしれません。
「仕事は自宅や外出先でスマホで済ませるのが常識」
という世の中になるかもしれませんね。
PCスキルよりもスマホスキルが求められる世の中になったら・・・ちょっと自信がありません。
今現在は「パソコンソフトが使えないなんて論外」と言われることがありますが、20年もしたら「未だにその仕事、PCでやってるの?」という時代になる可能性もゼロではありません。
投資も若い頃の経験が将来必ず生きる
投資も同じで、私が、50代になって初めて「iDeCo」や「つみたてNISA」といった言葉を聞いたとしても、まるでピンと来なかった可能性が高いです。
一方、若いうちから長年投資の世界に身をおいていれば、こういった新しい制度にも柔軟に対応できます。
人間、若い頃から習慣的にやってきたことというのは高齢になってもできるものです。
若いうちに、新しい物事に積極的に飛び込んでみるのは重要でしょう。
また、若い人は残された時間も大きいので、若いうちの損はその後の生活によっていくらでも取り返すことができます。
高齢になってからの損は時に挽回不可能なことがあり、金銭的な問題だけにとどまらず、精神的なダメージが大きいです。
「同じ失敗をするならば若いうちにしておいた方が得」と考えることで、少々の失敗ならば恐れずトライするメンタルが身につくと思います。
まとめ
家庭および社会的な責任が増すにつれて、保守的にならざるを得なくなり、新しいことに積極的に飛び込むことが難しくなります。
自己投資も金融資産投資も、若いうちから始めておくのに越したことはありません。
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橘玲氏の唱える「人的資本」への投資は、できるだけ若いうちから積極的に行うようにしましょう。
若いうちから、なんでもかんでも保険に入って不測の事態に備えるというのは、少々ディフェンシブすぎるかなと思います。
究極的には、余剰資金をいかに最大化し、その資金で負債でなく資産を積み上げるかという点に集約されます。