神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

共済貯金(年率1.3%)を活かしながらの投資方針(iDeCo、つみたてNISA、ウェルスナビ)はどうすべきか?

おはようございます。

最近はブログの読者の方から質問をいただくことが増えました。

時に、自分の思わぬ視点からのご指摘を受けることもあり、私としても勉強になりますのでご質問は大歓迎です。

さて、今回は下記のご質問を頂戴しましたので回答させていただきます。

最近、資産形成の必要性を感じ、投資について勉強し始めた30代独身です。助産師をやっている地方公務員です。 勉強のためにこちらのブログも活用させて頂いており、現在ideco、つみたてNISA、ウェルスナビの手続き真っ最中です。 ポートフォリオをどうするか、悩みに悩んでなんとなく商品を選定した所まで来ましたが、債券を組み込むかどうかをまだ悩んでいます。 私は、今まで職場の共済貯金(年率1.3%)でお金を貯めて来ましたが、ある程度の資金が貯まり、ペイオフのない共済貯金に一点集中は危険だな、と思いどうやって資産を分散させようかなと思ってから投資の勉強を初めました。なので、全くの素人です。ウェルスナビをリスク許容度4か5で運用する予定で少しは債券が組み込まれていますが、idecoやNISAにもいれるべきか悩んでいます。私の勝手な判断として、今後も共済貯金を月3.5万程積み立てるつもりなので、これを債券を組み込む代わりにすれば良いのかな?と考えているのですが、この考え方は正しいでしょうか?このご時世にペイオフがない共済貯金のリスクをどう考えるかは人それぞれとは思いますが、またある程度お金が貯まったら金利0.1%の楽天銀行に入れとけば良いかな~と考えています。 大変長文になってしまい申し訳ありませんが、考えをお聞かせ頂けたら嬉しいです。

内容をまとめますと、

1) 社会的属性:30代独身、地方公務員(助産師)

2) iDeCo、つみたてNISA、ウェルスナビを活用予定

3) 共済貯金(年率1.3%)を継続すべきか、債券投資などをすべきか

ということですね。

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共済貯金を活かしながらの投資方針をどうすべきか

共済貯金の年率1.3%は出色の数字なので私ならば残します

まず、共済貯金の年率1.3%というのは、無リスク資産の置き所としては出色の数字です。

米国の債券ETFの代表格であるBNDやAGGの利回りは2%ちょっとですが、税金面を考えると実質的には1.5%程度になります。

全世界の債券に投資をするBNDXの場合は、利回りが1.3%に過ぎませんので、共済貯金の勝ちです。

また、外国債券の場合、株式ほどではないにせよ5〜10%程度の値動きは考えておく必要があります。

債券の場合為替リスクも発生しますので、安全に行くならば共済貯金はこのまま活用すべきかと考えます。

 

共済貯金はペイオフの対象でない、資金流動性が低い点には注意が必要

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上記の理由から、私ならば債券を組み込むかわりに共済貯金を継続します。

ただし、共済貯金の弱点として、

1) ペイオフの対象ではない(破綻リスクがある)

2) 資金流動性が低い

の2点は注意が必要です。

ただし、1)の破綻リスクは現状では心配しても仕方がない気がします。

共済貯金は取り崩しは可能ですが、各種手続きに時間がかかるため、普通預金とくらべて流動性の低下は避けられませんね。

しかし、無リスク資産で1.3%の利回りは上記のデメリットを補ってあまりあると思います。

楽天銀行の普通預金(金利0.1%、マネーブリッジ使用)に生活防衛資金を入れておけば大丈夫でしょう。

 

iDeCoとつみたてNISAは株式100%で運用します

さて、次にリスク資産の置き所ですが、当然iDeCoとつみたてNISAを最大限に活用することになります。

30代独身の方で、地方公務員(助産師)ということですので、社会的には比較的安定しているものと推察します。

よって、私ならばシンプルに「共済貯金+株式(+ウェルスナビ)」というポートフォリオにします。

 

配偶者や子供がいらっしゃらないのであれば、iDeCoとつみたてNISAはシンプルに期待リターンの高い株式100%でよいのではないでしょうか。

私ならば、

・楽天バンガードシリーズ(楽天VTか楽天VTI)

・EXE-i つみたてシリーズ

・eMAXIS Slimシリーズ(先進国株+新興国株)

あたりからチョイスしますね。

 

ウェルスナビをやるならリスク許容度5を選びます

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私がご質問者様の立場ならば、共済貯金を最大限活用して、リスク資産は株式メインで攻めますね。

よって、ウェルスナビを利用するならば私ならば迷わずリスク許容度5を選択します。

ウェルスナビを利用すべきかどうかは、iDeCoとつみたてNISAを上限一杯に活用した上で、毎月の余剰資金がどの程度残っているかにもよりますが。。

このあたりは、「何歳までに年率◯%の運用で、いくらをゴールにするか」をご検討のうえ、最終的に判断されるとよいと思います。

 

まとめ

この超低金利時代において、無リスク資産の置き所として共済貯金の年率1.3%というのは大変魅力的です。

楽天銀行の普通預金に生活防衛資金を入れ、無リスク資産は共済貯金で、リスク資産は株式メインでよい気がします。

万が一に備えて、実店舗のあるメガバンクにもいくらか預金を置いておくことをお忘れなく。

大災害時にネット銀行は脆弱になる可能性がありますから。。

 

こんな記事も書いています。

つみたてNISAの口座開設は出足が鈍いようですが、個人的にはつみたてNISAは比較的よくできた制度だと思っています。長期投資家はぜひ活用したいですね。

www.churio807.com

 

iDeCoとつみたてNISAの枠を最大限に活用して株式を積み上げれば、それだけで月4〜5万円の積立になります。残りの枠は比較的自由に投資しても面白いでしょう。もちろん、無リスク資産を積み上げることも忘れずに。

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