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個人レベルの貸借対照表を書いてみよう。借金を絶対的に避けることの重要性。

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おはようございます。

資産形成において絶対に守らなければならないルールを考えると、やはり「借金を絶対的に避けること」になるかと思います。

言い換えれば、「金利は払うものではなくもらうもの」であることを強く意識する必要があります。

借金を背負わないなんて当たり前だろ、と思われる方もいるかもしれませんが、意外と気がつかない間に借金を背負っている可能性はあります。

それを避けるために、個人レベルでも貸借対照表を書いてみることをおすすめします。

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借金を背負ったまま金持ちには絶対になれない

当たり前のことですが、借金を背負ったまま金持ちになることは難しいです。

借金にはほぼ確実に「金利」がついてくるからです。

金利を払っているうちは貧乏人確定で、金利を定期的にもらう立場になると資産形成が容易になります。

 

金利は払うものではなくもらうもの

金利を自ら喜んで払っているうちは資産形成には程遠いです。

特に注意が必要なのがクレジットカードの分割払いですね。

あれは借金を背負っていると意識せずに使っている人が多いのでたちが悪いです。

ある物を12回の分割払いで購入した時は、それが仮に数十万円程度の少額のものであったとしても、1年後まで金利つきの借金を背負ったと強く意識をしましょう。

私はクレジットカードを利用する時は「一括払い」しか絶対に使いません。

逆に、銀行金利や株式の配当などの不労所得を定期的に得ることができれば資産形成に一歩近づきます。

「金利は払うものではなくもらうもの」を常に意識したいものです。

 

個人の貸借対照表を書いてみる

個人レベルでも貸借対照表を書いてみる癖をつけるとよいでしょう。

もちろん、企業のやつほど細かくつける必要はありません。

要するに、一度自分の家の中の「資産」と「負債」をまとめてみるということです。

資産は、

1) 流動資産:預貯金、株式、債権など

2) 固定資産:マイホームや土地など

に分けて整理してみるとよいでしょう。

ただし、自動車やマイホームに関しては、購入時の価格ではなく、「仮に今それを売却するとしたらいくらで売れるか」で考える必要があります。

自動車やマイホームを思いつきで購入した方は、改めて調べてみるとその資産価値の低さに愕然とするかもしれません。

 

借金をしてもよい場面:事業資金とマイホーム

ここまで、借金は絶対的に悪という立場で話を進めてきましたが、例外が2つあります。

一つは事業を立ち上げる際の銀行融資です。

これが不可能になれば、我々は近代以前の時代に逆戻りしてしまいます。

昔は、何か面白いアイディアがあって新規事業を立ち上げようと思っても、そこらへんの一庶民に資金を喜んで提供してくれる人などいるはずもありませんでした。

ところが、現代社会では銀行はお金を貸す相手がおらず困っているほどです。

これは歴史的に見て非常に恵まれたことですし、ぜひ積極的に活用すべきシステムです。

私個人としても、不動産投資において借金を背負っていますが、きちんとした事業計画があればおすすめですね。

 

マイホーム購入時には安易に借金を背負いすぎる人が多い

もう一つはマイホームですね。

私は今の不動産市況では持ち家よりも賃貸が正解だと思っていますが、マイホームを購入する時の借金(ローンを組む)はやむを得ないと思います。

ただし、多くの人は30年後に半額以下の価値になるものに、家族の幸せのためという理由で人生最大の借金を喜んで背負っています。

これはどう見ても異常です。

「この家は今から30年後に資産価値が5000万円→2000万円に値下がりしますが、それを60歳までの30年間の分割払いで買いませんか?」

と言われたら普通買うでしょうか?

「俺には借金はない」と言っている人でも、案外上記のようなマイホームを買っていることが多いことは注意すべきです。

やはり、以前から申し上げているように「マイホーム購入は不動産投資」であることを強く意識し、30年後も資産価値が保持されやすい物件という視点で物件選びを進めることが重要ではないでしょうか。

 

 

こんな記事も書いています。

マイホーム購入はレバレッジをかけた不動産投資であることを強く意識すべきです。資産価値がどんどん下がっていく不動産を購入した時点で挽回するのが非常に難しくなります。

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借金を絶対的に避けながら、複数の収入源を確保することができれば資産形成のスピードは大幅に加速するでしょう。

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