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【新NISA】「株式比率50%」を目指して「成長投資枠」でインデックス投信(オール・カントリー)を買おう

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おはようございます。

「預貯金はたっぷりあるが株式などのリスク資産がゼロ」という人は、2024年始めから新NISAの「成長投資枠」でインデックス投信をどんどん買っていきましょう。

投資でもっとも重要なのは資産配分(アセット・アロケーション)ですが、さすがに預貯金100%というのは現金に偏りすぎだからです。

また、投資の世界はすべて「%」で動くので、株式という雪だるまの芯を早めに大きくすることが重要です。

 

 

これらの理由から、生活防衛資金や預貯金がすでに用意できていて、株式比率は0%という人の場合、「成長投資枠」を使って株式比率を早めに上げるのが正解です。

 

【新NISA・株式比率】「株式50%」を目指して「成長投資枠」でインデックス投信を買おう

 

早めに「預貯金100%」からの脱却が必要

生活防衛資金や預貯金がすでに用意できている人が次にやるべきことは、早めに「預貯金100%」の状態から脱却することです。

日本円が円安やインフレに対してあまりに脆弱なことは、ここ2〜3年の急激な物価上昇で認識できたかと思います。

もちろん、株を持っていても生活はできないので、毎日の生活のためには日本円が必要です。

 

しかし、インフレ抵抗性のない現金を10年〜20年も長期保有するのは資産形成では御法度です。

とにかく「預貯金100%」という偏った状態を早く抜け出し、若い人であれば最低でも株式比率を50%まで上げることを第一目標としましょう。

 

NIKKEI 100年の資産形成 | そろそろ始めた方がいい? お悩み別で学ぶ資産形成 | 日本経済新聞 電子版特集

 

年間240万円ある「成長投資枠」を年始からどんどん使っていこう

そのためには、新NISAの「つみたて投資枠」で毎月10万円ずつチマチマやっていても埒が明きません。

預貯金がたっぷりある人は、年間240万円ある「成長投資枠」を年始からどんどん使って、ポートフォリオ全体の株式比率を上げていきましょう。

 

新NISAの「成長投資枠」とは?特徴と活用のポイントを解説 | ゼロから学べるアイザワ投資大学

 

投資対象はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)か「楽天・オールカントリー」で十分なので、その比率を上げることが重要です。

「成長投資枠」で一気に株式比率を上げ、その後「つみたて投資枠」でコツコツ積み立てるのがよいでしょう。

 

雪だるまの芯を早めに大きくして、あとは勝手に育つのを待つのが正解

投資の世界はすべて「%」で動きます。

「投資はお金持ちに有利なゲーム」とよく言われますが、これは完全に真実です。

初めから2億円〜3億円ものお金を持っていれば、それをインデックス投信に全て放り込んで複利で運用するだけで、普通に生活しているだけならお金が減らない状態を作ることができます。

 

インデックス投信の期待リターンは年率5%程度ですが、2億円あれば1000万円、3億円あれば1500万円ですので平均的な日本人の年収よりも高くなります。

このように、投資は大きな規模で実践した方が明らかに有利であり、早めに雪だるまの芯を大きく育てることができれば後からかなり楽ができます。

 

まとめ

これまでコツコツ貯金をしてきた人が次にやるべきことは、「預貯金100%」の状態から一刻も早く抜け出すことです。

「株式比率50%」を第一目標としてがんばりましょう。

 

【2024年一発目!Kindleセールのおすすめ本2選】

1. 13歳からの地政学

ロシア-ウクライナ紛争などの影響もあり、「地政学」というワードを目にする機会が増えています。

日本も中国という超大国が隣にあるため、日本を防衛する意味でも地政学的な観点が欠かせません。

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