おはようございます。
ネット証券会社の1つ「LINE証券」が株式部門を野村證券へ移管し、LINEは証券事業から事実上撤退することになりました。
「スマホ世代の若年層にも株式投資に興味を持ってもらいたい」という目的があったかと思いますが、ネット証券は競争が激しく事業撤退が続いていますね。
証券会社には今後何十年にわたって自分の大切な資産をおくわけですから、こういう大事なところでの冒険は絶対に避けなければなりません。
ネット取引に慣れているスマホ世代であれば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のネット証券大手3社のどれかを選びましょう。
LINE証券が証券事業から撤退し野村證券へ移管へ。今後はFXを軸に。
「スマホ証券」は激しい競争で生き残りが困難に
主に若年層の投資未経験者をターゲットとしてLINE証券やPayPay証券など様々な「スマホ証券」が誕生しました。
口座開設に伴う非常にお得なキャンペーンを実施していた時期もあり、キャンペーン狙いで口座開設をした方も多いかもしれません。
ところが、口座開設時には「株式投資に対してやる気まんまん」だった人も、数ヶ月もすれば大半の方が興味を失ってしまいます。
実際にアクティブなユーザーはごく少数であった可能性があり、激しい顧客の奪い合いの影響で生き残りが困難になってきています。
自分の大切な資産を預ける証券会社は「安全・安心」を第一に
実際、長年投資を続けているベテラン投資家の方で、スマホ証券をメインで使っているという人は聞いたことがありません。
長年多数の顧客の資産を預かってきたノウハウや安心感、実績は何物にも代えがたいと思います。
これから何十年も投資を続けていくのであれば、自分の大切な資産を預ける証券会社は「安心・安全」第一で選ばなければなりませんね。
スマホ世代の方はSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社から選ぼう
証券会社には「対面証券会社」と「ネット証券会社」がありますが、スマホの取り扱いに慣れている若い世代の方であればネット証券でよいでしょう。
ネット証券の中では、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社が「大手3社」と呼ばれており、顧客数や実績で群を抜いています。
主要な取り扱い銘柄にも大差はありませんので、どれを選んでも間違いはないでしょう。
取引画面の扱いやすさや銀行口座との連携など各社で少しずつ異なりますので、自分が使いやすい証券会社を選べばOKだと思います。
まとめ
LINE証券が株取引など主要な証券事業から撤退し野村證券へ移管されるというニュースでした。
スマホ証券は乱立していますが、今後生き残りが厳しくなりそうですね。
【資産形成に関して絶対に読んでおくべきおすすめ本2選】
1. お金は寝かせて増やしなさい
水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』は、これからインデックス投資を始める方への初めの1冊にオススメです。
日本人が日本人向けに書いたインデックス投資の決定版です。
2. 投資の大原則
チャールズ・エリスとバートン・マルキールの共著『投資の大原則』です。
敗者のゲームやウォール街のランダム・ウォーカーよりもコンパクトに要点だけがまとまっておりオススメです。
【関連記事のご紹介】
超低コストを実現しているPayPay VTIのご紹介です。
ポイント還元率では、マネックスカードを利用した投信積立が有利です。
利上げの影響により、米ドルの外貨建てMMFの利回りが魅力的な水準になっています。