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「放っておく力」を鍛えて人生を生きやすくしよう

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おはようございます。

本日は『放っておく力』という本の書評です。

世の中には様々な自己啓発やマインドフルネスに関する本がありますが、本書はその中から重要なポイントをまとめた1冊になっています。

本自体が薄くて文章も読みやすく、読む時間のわりに得られるものが大きいのは嬉しいですね。

ネガティブなニュースが多い世の中ですが、少しでもポジティブに生きられるよう本書を読んで生活態度を見直しましょう。

 

「放っておく力」を鍛えて人生を生きやすくしよう

本日は、『放っておく力』の中から私が重要と考えた3つのポイントを紹介します。

1. できないことは「できない」と断る力が重要 

2. 自分にも他人にも期待しすぎない、無理させない

3. 情報をカット、SNS絶ちをし豊かな一人時間を過ごす

以下詳細を見ていきます。

 

1. できないことは「できない」と断る力が重要 

できないことや分からないことは素直に「できない」「知らない」という力が重要です。

無理をして自分の実力以上のことをやろうとしても、結局うまくいかず、頼んだ側も頼まれた側も不幸になるケースが多いです。

もちろん、ほんの少し努力すれば手が届くレベルの仕事であればチャレンジすべきでしょう。

ところが、自分にとって全く門外漢の分野や苦手分野であり、相手の満足いく成果が出せないと分かっている仕事は引き受けてはいけません。

日本人は「Noを言うのが苦手」と言われますが、早い段階でNoを言うことで線引きを明確にした方が人生は生きやすくなります。

 

2. 自分にも他人にも期待しすぎない、無理させない

「無理に他人を変えようとしない」「他人は変えられない」という現実を受け入れることが重要です。

自分であれば努力次第で変えることは可能ですが、自分であっても一朝一夕で別人になれるわけではありません。

何十年と積み重ねてきた人格や習慣を変えるためには、膨大な時間や労力が必要だからです。

よって、他人に期待しすぎないだけでなく、自分にも過度な期待をかけることはやめ、無理しすぎないようにしましょう。

人間は一気に変わることはできませんし、周囲の人もあなたが気にしているほどあなたに高い期待は持っていません。

今すぐにできる小さなことをリストアップし、それを着実に1つずつ実行していくしかないでしょう。

 

3. 情報をカット、SNS絶ちをし豊かな一人時間を過ごす

1日中24時間スマホを通じてインターネットにつながっている現代社会では、情報を得るのではなく「情報をカットする」ことが重要です。

本当に必要な情報というのは、自力で調べようとしなくても情報の方が勝手に舞い込んできます。

世の中にあふれかえっているニュースの99%以上は自分の生活とは全く関係ない事柄であり、その1つ1つに反応していてはキリがありません。

SNSも同様で、絶え間なく流れてくるフィードの大半は自分とは関係ないゴミ情報や宣伝であり、見ても害しかありません。

よって、ニュースサイトやSNSのアプリはスマホから削除するか、最低でも通知をすべてオフにしたほうがよいでしょう。

SNSに関しては情報発信、アウトプットを意識して使うのはよいですが、それが実践できている方はごく少数です。

大半は不必要な情報や広告、宣伝に踊らされているだけであり、さらに恐ろしいのは本人が踊らされていることに気がついていないことでしょう。

 

まとめ

「放っておく力」を鍛えることで人生が生きやすくなると思います。

自分を過大評価せず謙虚に生きること、他人にも自分にも期待しすぎないことなどを意識するとよいでしょう。

 

【人生を生きやすくするためのおすすめ本2選】

1. 嫌われる勇気

アドラー心理学に関する名著『嫌われる勇気』です。

読んだことがある方が多いと思いますが、特に「課題の分離」という考え方が秀逸でぜひ身につけたいものです。

 

2. 反応しない練習

草薙龍瞬さんの『反応しない練習』

世の中の大半のことは自分が反応しなくてよいのですが、それにいちいち反応してしまうことで余計なストレスを溜めることになります。

 

【関連記事のご紹介】

ロルフ・ドベリ氏の『Think clearly』も良い本ですね。

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『反応しない練習』の書評です。参考にどうぞ。

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たまにはボーッとするゆとり時間、余白時間を持つことが重要です。

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