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新NISA「成長投資枠」は死ぬまで保有できるインデックス投信(S&P500やオール・カントリー)を選ぼう!

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おはようございます。

ここ数年の米国株界隈を眺めているだけでも、「配当貴族指数がすごい」「FANG+が最強」「長期レバナス投資がベスト」など様々なブームがありました。

ところが、その大半は一過性に話題に上がるだけです。

多くの場合、その投資法のパフォーマンスが良い時にめちゃくちゃ話題になりますが、1〜2年もすると話題にすら上がらなくなります。

 

 

一方、どの米国株投資家に聞いても「明らかにダメな理由を解説できない」VOOやVTIといった伝統的な商品はやはり最強なのでしょう。

本当に優れた商品というのは、過去の数ある暴落を乗り越え、相場の上下動に関係なくいつ買ってもよい商品だからです。

 

新NISA「成長投資枠」も死ぬまで保有できるインデックス投信(S&P500やオール・カントリー)を選ぼう!

 

新NISA「成長投資枠」で一過性ブームに乗っかるのは禁忌

新NISAの「成長投資枠」という名前には注意が必要です。

「成長投資枠」という名前からは、「つみたて投資枠」とは別の投資法をやらなければならないイメージが連想されるからです。

 

ところが、実際には「成長投資枠」でも「つみたて投資枠」と同じ王道を突き進むのが正解です。

「成長投資枠」で一過性ブームに安易に乗っかってしまうと、適切なタイミングで利益確定して逃げないかぎり間違いなく大損します。

 

NISAでは損益通算や繰越控除ができないというデメリットを考えると、たった一度の失敗で取り返しのつかない事態になることもありえるのです。

 

つみたて(積立)NISAに元本割れリスクはある?リスクに伴うデメリット・後悔しないための取り組みを紹介 ‐ 不動産プラザ

 

米国株ならVOOやVTIに準じたインデックス投信一択です

米国株インデックス投資をやるなら「S&P500」か「全米株式インデックス」がベストです。

バンガードETFの中では、S&P500ETFがVOO、全米株式ETFがVTIとなります。

 

以下は純資産総額の大きなETFのランキングですが、VOOが3位、VTIが4位に入っています。

1位のSPY、2位のIVVもS&P500 ETFであることを考えると、S&P500や全米株式インデックスがいかに広く支持されているか理解できます。

 

Largest ETFs: Top 100 ETFs By Assets

 

VOOやVTIに直接投資するのは面倒という人は、S&P500や全米株式指数に連動する投資信託でもOKです。

分配金再投資の効率などを考えれば、むしろ投資信託の方がよいとすら言えるでしょう。

 

長期投資では「バランスが良く明確な弱点がない」商品こそ最強

長期投資では大勝ちを狙うのではなく、大きく負けないことを最優先に考えるべきです。

一度でも大きく負けて大金を失ってしまうと、そのお金を取り戻すのに何年もかかってしまい、資産形成のゴールは遠のいてしまいます。

 

よって、長期投資に向いているのは「バランスが良くて誰に聞いても明確な弱点が指摘できない無難な商品」です。

そういった「無難な商品」をコツコツ買い集め、長く保有し続けることができれば、相当な時間はかかりますがいつか必ず報われることでしょう。

 

ところが、実際には若い時ほど無難ではなくやんちゃな投資に手を出したくなるものなのですね。

私もそうだったのでよく分かりますが、今20代の人にはぜひ最初から負けにくい投資をしてほしいと思います。

 

まとめ

新NISAの「成長投資枠」で一過性ブームに乗っかってはいけません。

米国株ならS&P500や全米株式インデックス、全世界株ならオール・カントリー系投信だけに絞ればよいのです。

 

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新NISAで下手に売買を繰り返してはいけません。

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