神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

日本の実質賃金は20年に渡って低下しており通貨の分散が重要

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おはようございます。

すでにご存知、もしくは身をもって体感している方も多いかもしれませんが、日本の実質賃金は20以上にわたって下がり続けています。

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日本の実質賃金は20年に渡って低下しており通貨の分散が重要 

グラフを見れば一目瞭然ですが、日本の実質賃金の推移は他の先進諸国と比較しても異常と呼べる事態ですね。

近年、訪日外国者数が年々加速度的に増しているのは、日本がそれだけ「気軽に訪れやすい国」になってきているということです。

昔は日本と言えば物価が高い国で、平均所得の低い国からはごく限られた者しか訪れられない国でした。

今では、日本が相対的に豊かな国ではなくなってきているため、外国人がより多く訪れるようになっています。

金銭面さえクリアできれば、日本ほど安全でサービスが良く食事も美味しい国は少ないですし、欧米とは明らかに異なる歴史、観光資源もありますから魅力的なのでしょう。

逆に、日本人が海外旅行に行くのは年々厳しくなっているということですね。

私は年1回以上は海外を訪れることを目標にしていますが、確かに10年以上前と比較すると「物価が高くなったなぁ」と実感することが多いです。

 

日本円だけホールドしても可処分所得を増やすことは難しい 

さて、年少人口が極端に少なく、高齢人口がどんどん増えている日本の人口動態を考えますと、今後税負担が増えることはあっても減る可能性は低いため、可処分所得を増やすのは難しそうです。

他の先進諸国、特に欧州などは日本ほど急激ではないにしろ、高齢化の波は確実に押し寄せています。

他国も同じような問題を抱える中で、日本だけが実質賃金が20年以上に渡って下がり続けているというのはやはり異常事態と言えるでしょう。

投資の重要性に気が付き、いち早くアベノミクスの上昇相場に乗っかることができた方は報われたわけですが、何も考えずに現金だけホールドしていると知らない間にジリ貧という可能性があります。

 

長期で生き残るためには通貨の分散を検討しよう 

もちろん、株式を保有するには大きなリスクを伴いますが、金融資産投資においてリスクをとらずしてリターンだけ得ることはできないわけです。

安全資産と呼ばれる現金(日本円)であっても、インフレが進み、他国が日本よりも急速にお金持ちになっていけば相対的な価値は下がります。

もちろん、日本人が国内で生活していくにあたって日本円は必須ですし、ある程度の円はキープしておく必要があります。

一方で、ポートフォリオの100%が日本円というのも非常に偏った状態であることを認識すべきでしょう。

自分の資産が日本円に集中するリスクを避けるためには、外貨建て資産、特にドルやユーロ、ポンドなどのメジャーな通貨に分散投資をする必要がありますが、外貨建て資産には為替リスクがついて回ります。

基本的に、外貨を外貨のまま保有することは、通貨の分散にはなりますが、日本円がそれ自体は何も生み出さないように米ドルも米ドル自体が何かを生み出すわけではありません。

よって、長期に外貨を保有するならば株式などの期待リターンの高い資産で保有する方が理にかなっていることになります。

 

まとめ

日本がどんどん豊かになっていく時代においては、自分のポートフォリオを円建て資産のみに集中させることがリスクではありませんでした。

一方で、少子高齢化が急速に進行している時代においては、日本円以外への通貨の分散が欠かせません。

 

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