神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

遺産贈与の2,600万円を利用してどのような投資戦略をたてるか

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おはようございます。

遺産贈与の現金を利用してどのような投資戦略をたてるかについて、以下のご質問をいただきました。 

はじめまして。ちゅり男様。

いつもブログを拝見し、投資に関わることから社会情勢のことまで勉強をさせていただいております。

今回メッセージを送らせて頂いたのは、祖父からの遺産贈与を受けまして、その投資方法についてご指導ご鞭撻をお願い致したく連絡を差し上げました。

贈与を受ける前の私は経済に関することや、自身のマネープランに関して無頓着でルーズなお金の使い方をしていたので、それを反省し1年間、投資、税金、経済に関する本を読み、ネット証券口座を開設し投資を始めようとした矢先に昨年末の株価暴落を見て、改めて投資のリスクと積立投資の必要性を認識しました。

 

前置きが長くなりましたが、私は29歳男 既婚 子なし。

年収380万+バイト100万円 来年持ち家購入予定(3000万)です。

妻は28歳 年収500万でどちらも医療職従事者です。

贈与金額はキャッシュで2600万円贈与を受けました。

贈与税は支払い済みです。

生活費や非常時の必要貯金はお互いの収入から150万円分確保済み。 

 

2600万円のうち600万円は住宅購入の頭金を入れる予定で、残りの2000万円を投資に運用しようと考えています。

ちゅり男様のブログを参考にさせて頂き、

楽天カード決済でつみたてNISAを33333円(楽天全米株式)

IDECOで23000円(楽天全世界株式)

その他積立投資で50000円(eMAXIS Slim 先進国株式インデックス)

25000円(ニッセイ Jリートインデックスファンド)

で毎月積立を行い、+ サテライト的に個別株、ipo株(配当金、経済の勉強のため)を購入を考えています。(運用予算の3割まで)

 

11年後の住宅購入控除が切れた際には運用資金を用いて積極的に繰り上げ返済をしようと考えているので、11年後には個別株、投資信託を整理しその後はつみたてNISAとIDECOに絞って運用を継続しようかと考えています。

 

そこでご助言頂きたいのは、妻は投資に消極的で特に手続き等が面倒と言い運用には興味がありません。

節税対策で私が代理で妻名義でつみたてNISA口座開設→私の楽天カードを用いて決済と運用→配当の受け取りをしても大丈夫なのかどうか。

 

また他に有効な投資方法やマネープランの建て方について教えていただければ幸いです。

日々の業務やブログ更新等お忙しいかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。

若いうちにまとまった金額のキャッシュを手に入れるというのは、資産形成を考えるうえでは大変有利ですね。

ただし、ゼロから自分で稼ぎ出したお金ではないだけに、いきなり多額のキャッシュを手に入れると間違った方向に踏み出してしまう方も多数いらっしゃいます。

ご質問の中で気になった点について回答致します。

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遺産贈与の2,600万円を利用してどのような投資戦略をたてるか

本人名義のカードでないと投信積立は利用できません

楽天証券で楽天カードを利用して投信積立を検討中とのことですが、本人名義のカードでなければ利用できません。

楽天証券の口座名義とカードの名義が同一でなければならないということですね。

当たり前ですが、家族カードも不可です。

他人名義のカードで設定できてしまったら無法地帯になってしまいますので、当然のルールですね。

よって、代理で妻名義でつみたてNISAの口座開設をすることは可能ですが、ご質問者のカードを使って積み立てることはできないということになります。

 

ニッセイJリートインデックスファンドは私ならば今は買いません

J-REITは世界株式が不調であった2018年においても好調なパフォーマンスを維持したことで注目度が上がっています。

あくまで個人的な意見ではありますが、J-REITのように今まであまり注目されていなかった商品が急激に話題に上がるようになった時は、すでに最適な投資時期は過ぎていると思います。

私ならば今のタイミングで新規購入はしませんし、仮にするとしてもポートフォリオの主力にはしませんね。

また、マイホームを購入するとありますが、マイホームは購入時点では多額の住宅ローンがありますので厳密には資産とは言えません。

ローンの金額を考えますと一時的にポートフォリオの大半を「日本の不動産」が占めることになりますので、さらにJ-REITで攻めるのはリスキーな気がします。

マイホームを購入するならば、ペーパーアセットに関しては日本の不動産以外に重点を置くべきでしょう。

 

超低金利の住宅ローンならば相場によっては繰り上げ返済せずに運用継続も検討

11年後には個別株や投資信託を整理してつみたてNISAとiDeCoに絞って運用とありますが、これはその時の株式相場によって柔軟に考えた方がよいです。

もし超低金利で住宅ローンを組んだ場合、相場によっては繰り上げ返済をせずに低金利で借り続けておいて、株式運用を継続した方がパフォーマンスが上回る可能性があります。

11年後の時点で有利不利は現時点で予測することは不可能ですが、住宅ローンは人生で最高の融資制度である以上、できるだけ有利な条件で契約できるよう全力を尽くしましょう。

 

まとめ

20代のうちに2,600万円ものタネ銭を手に入れられるというのは非常に恵まれています。

上手に活用すれば資産形成を一気に加速させることができますし、下手すればその逆もありうるでしょう。

 

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私も複数回読み返しましたが、大変良い本です。

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