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楽天証券の海外ETF人気ランキングトップ10を考察する

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おはようございます。

昨日に引き続き、今回は楽天証券の海外ETF人気ランキングトップ10を見ていきます。

以下が実際のランキングになります。

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楽天証券の海外ETF人気ランキングトップ10を考察する

投資信託とはまた違った傾向が見えてきますね。

まず、投資信託と異なり、米国株式へ投資するETFに人気が集中していることが見てとれます。

第3位のCHAUは中国、第8位のVTは全世界株を対象としてETFですが、それ以外は全て米国株式ETFです。

2018年に不調であったVEA(米国を除く先進国)、VWO(新興国)が入っていないのも特徴でしょうか。

以下、詳細を見ていきます。

 

S&P500系のETFに人気が集中している

トップ10を眺めますと、S&P500やそのレバレッジETFに人気が集中しています。

第1位のVOO、第9位のIVV、第10位のSPYがS&P500 ETFですね。

この中ならば、手数料が0.04%と最安のVOOかIVVがよいでしょう。

SPYは最も古いS&P500 ETFで、全ETFでトップの純資産総額・流動性を誇りますが、手数料が0.09%と今となっては割高です。

VOOやIVVも約10兆円〜20兆円規模の巨大ETFであり、流動性には全く問題はありません。

第2位、第4位のSPXS、SPXLはS&P500のレバレッジETFですし、第6位のVTIも米国市場全体に連動するETFです。

VOO、IVV、SPY、VTIなどほとんどパフォーマンスが変わらないにも関わらず、その全てがトップ10にランクインしているわけですから米国株強しですね。

 

日本人を対象とした調査でも米国株がブーム

これはあくまで楽天証券のランキングですから、日本人がどのような商品を購入しているかを反映しています。

米国人のランキングならば米国株に人気が集中しても納得ですが、日本人を対象にした調査でこれだけ米国株式に人気が集まるのは面白い気がします。

おそらく、2018年は米国に比して先進国株や新興国株が不調でしたから資金が流出してこのようなランキングになっているのでしょう。

その時々に好調な商品に人気が集中するのが世の常ですので、また新興国株のターンが来たらランキングが大きく変動するものと思われます。

ランキングを見るのは面白いですが、仮に変な商品が含まれていた場合、ブームになりすぎた後に後乗りして大損することだけは避けたいものです。

 

NISAでは高配当株ETFや債券ETFの人気あり

次に、NISAに限定した海外ETF人気ランキングトップ10を見てみます。

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NISA枠ですと、値上がり益だけでなく配当金も非課税になります。

外国株式の場合、特定口座で保有しますと外国税で10%+国内で20%課税され、手残りは7割強になっていまいます。

よって、配当狙いの方はNISA口座の利用価値が大きいです。

それを裏付けるように、先ほどはランク外であった米国高配当株式ETFのVYM、HDV、SPYD、PFF、債券ETFのBNDがランクインしています。

手堅いインカムを求める投資家心理が反映されていますね。

 

まとめ

昨日の投資信託の人気ランキングトップ10と比較しますと、ずいぶんまともなランキングになっている気がします。

S&P500 ETFに人気が集中しており、昨今パフォーマンスの悪いVEAやVWOが入っていないのが特徴です。

特に、NISA口座では手堅く行きたい投資家心理が反映されていますね。

 

【SBI証券】

本日は楽天証券のランキングをご紹介しましたが、海外ETFならば為替コストが最安のSBI系列をおすすめします。

個人的には、SBI証券と楽天証券の口座は何も考えずにとりあえず開設しておいて損はないと思います。

 

こんな記事も書いています。

日本円で給与所得を得ながら外貨建て資産を積み上げるのが鉄則です。

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月10万円〜20万円以上投資する方は、海外ETFを購入すべきです。 

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ランキングを鵜呑みにするのではなく、自分が十分に理解できる商品にだけ手を出すようにしましょう。

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