神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

株式投資に向いている人・向いていない人。不向きな人にありがちな4つのミスとは?

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おはようございます。

投資、特に海外株式市場への投資はこれからの人口減少社会の日本で快適に生き抜くためにぜひ身につけておいた方がよいスキルの1つです。

しかし、投資をやらなくても現実に生活していくことは十分可能ですから、「必須」とまで言えるスキルではありません。

私の知る限り、投資が向かない人というのは現実にいらっしゃいます。

そこで本日は、こんな人は投資に向いていないのではないかなと思うケースをいくつか検討してみたいと思います。

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投資に向いている人・向いていない人。不向きな人にありがちな4つのミス

1. 方針を「簡単に」二転三転させる

思いつくがままに投資方針を二転三転させる人は負ける確率が高いです。

世界情勢は刻一刻と変わりますので、その状況に合わせて明確な根拠を持って投資方針を変えるのは問題ありません。

投資方針を変更する時に、「他人を納得させられるだけの十分な根拠」がない場合には失敗する確率が高いです。

投資の方針を変更する時は、頭の中が「早く変更しなければ!」という思考でいっぱいになっている可能性が高く、冷静さを欠いていることが多いです。

少し客観的な視点にたって、自分が今から行おうとしている方針変更を他人から相談されたらどのようにアドバイスをするか考えてみるとよいでしょう。

 

良い例と悪い例の実例をあげてみましょう

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良い例:

1) 2018年からつみたてNISAが開始したが、従来型のNISAとメリット・デメリットをよく熟考したうえで、NISAのまま継続しよう

2) iDeCoは自分の給与水準だと毎年5万円の節税効果があるので、20%までの下落には耐えられるからよりリスクをとって投資をしよう

3) 今までは海外ETFを利用していたが、近年では投資信託の信託報酬がETFに肉薄しているので、手間と時間を買うという意味で投資信託に乗り換えよう

 

悪い例:

1) 最近、Amazon株が好調で過去最高値を更新したから私も乗り遅れないように買おう

2) Twitterで◯◯さんがJT買うって言っていたから私もJTを買おう

3) ◯社の株は今のところ20%の損失が出ているが、長期で保有すれば上がるかもしれないからとにかく保有し続けよう

 

悪い例に関しては、必ずしも最悪の結果に終わるという意味ではなく、自分の頭で考えて決断していないので、投資において重要な判断能力が育たないという意味でダメです。

 

2. 「Aさんが◯社の株を買ったから私も買う」はやめた方が良い

投資初心者の人によくありがちなミスが、

「Aさんが◯社の株を買ったから私も買おう」

というものです。

ブログやTwitterで大御所(インフルエンサー)が◯社の株を購入すると、自分もついその株が欲しくなることがあるかと思います。

しかし、私の経験上は、自分の頭を使って考え抜いた物以外はあまり結果が良かった試しはないですね。

 

他人の真似をして後から同じことをやってもダメですよ。

乗り遅れれば乗り遅れるほど損をする確率が高くなります。

他人が買っていたからという理由だけで株を買うと、自分なりの判断基準がそこには存在しませんので、その株を売るタイミングが全く分かりません。

順張り投資の最大のポイントは、人より早く次の成長銘柄を見抜けるかどうかです。

大きく出遅れたならば、他人が儲かっているのを見て羨ましくなっても、その船には乗らないという選択をした方が無難です。

その自信がなければ、素直に株式の集合体である投資信託かETFを購入しておいた方が無難です。

 

3. なんでもかんでも人に聞く

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投資に関しては、「なんでもかんでも教えて君」にならない方がよいです。

身近にいる親切な人に当たれば親身になってアドバイスをしてもらえるかもしれませんが、ネット界隈では情報弱者と判断されればカモにされる可能性があります。

 

「◯◯を今から買っても儲かりますか?」

「◯◯と△△ならばどちらを買うべきですか?」

これが分かったら誰も株式投資で苦労しませんよね。

あと、一つの情報源だけを全て鵜呑みにするのも大変危険です。

直感でどんなに優れた情報だと思ったとしても、その反対意見の情報にも耳を傾けた上で投資の是非を判断すべきです。

これを怠ると後で激しく後悔する可能性が高いことを保証します。

 

4. ちょっとした損得にすぐ敏感に反応する

自分が明確な根拠を持って購入した株なのに、価格が5%下がっただけですぐに右往左往する人は株式投資に向きません。

投資のベテランから見れば、

「株式投資ですから5%くらい下がりますって」

と言われて終わりです。

なお、当初の自分の想定以上に大幅に値下がりしたにも関わらず、「いつかは上がるだろう」という意味不明な根拠で保有し続ける行動も厳禁です。

本当に「いつかは上がる」と信じるに足る十分な理由付けがあればよいですが、希望的観測にもとづいて行動するのは謹んだほうがよいかと思われます。

 

まとめ 

ブログやTwitter界隈で投資家たちに囲まれた生活をしていると、「投資はやって当たり前。投資をしていないなんて情弱」といった考えになりがちです。

しかし、世の中には投資に向かない性格の人がかなりの割合でいることも事実ですから、アドバイスを求められた場合はそのあたりも考慮して発言したいものです。

下手に手を出して不幸を招いてはいけませんから。

 

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株式投資と同じで、副業にも向き・不向きがあると思います。本業以外の時間はひたすら家族とのんびり過ごしたい、というのも素敵な生き方ですよね。

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