おはようございます。
下記の記事によれば、自動運転車の一般道走行試験が、米国・カリフォルニア州で開始されます。
夢のある話で大変よいですね!
カリフォルニア州の車両管理局(DMV)が設定した基準を満たせば、早ければ2018年4月から自動運転車の一般道走行試験を行うことができます。
ただし、試験走行を行う自動運転車を厳重に遠隔監視し、必要に応じて自動運転車を遠隔操作できることがテストの条件となっているみたいですね。
米国・カリフォルニア州で自動運転車の一般道走行が許可される!
自動運転車が日本の一般道をバンバン走るようになるには、まだまだ超えなければならないステップがたくさんありますので、かなりの時間がかかると思います。
事故を起こした時の責任の所在、様々な法整備、そもそも自動車運転免許証という存在自体がどうなるのか・・・
など、パッと思いつくだけでも様々な問題がありますね。
これらの条件がそろわないと難しいと思いますが、最近の急速な技術革新を見ていますと、20年後には本当に普及しているかもしれません。
車が単なる移動手段ではなくなる時代が来るか
さて、今までは車の運転中というと、せいぜい好きな音楽を聞くか、オーディオブックを聞くくらいしかやれることはありませんでした。
「私は運転すること自体が好きなんだ!」という人もいると思いますが、旅行としてのドライブならともかく、通勤ラッシュの大渋滞に巻き込まれて運転するのが好きな人は稀なはずです。
自動運転車が真に普及すれば、自動車が単なる「移動手段」でなく、「ミニオフィス」のようにできるかもしれませんね。
一部の人にとっては、自宅や職場で仕事をするよりも集中できる場所になりそうです。
また、「駅近」であることが不動産の資産価値を担保する条件の一つでなくなるかもしれませんね。
まだ自動車運転してるの?
20年後くらいには、「まだ自動車運転してるの?」と言われる時代になるのでしょうか。
専業ブロガーならば、自動運転車に乗っている間にブログの記事を書いてお金を稼ぎ、到着した先で取材旅行をしてそれをブログの記事にしてさらにお金を稼ぐとか。
もちろん、自動運転車の購入費用は経費で落として減価償却をして節税し、ブログのための取材旅行にして旅費も経費で落とす・・・
1記事1万円くらい稼げるブロガーならば、自動運転車に乗ってブログを書き続けながら、日本一周旅行とか可能かもしれませんね。
もし本当にそうなったら、医者をやめてブログ書きながら日本一周旅行するかなぁ。
SNSで出会った人に各地域毎の美味しい店を紹介してもらって日本一周とか面白そうですね。
認知症高齢者による自動運転事故問題の解決にもつながるとよい
昨今問題になっている、認知症高齢者による自動車運転事故など防ぎようがないですよね。
今現在でも、一部の高齢者の運転よりは自動運転車の運転の方が安全なのではないか?と思ってしまいます。
私は、普段神経内科医をしていますから、運転免許試験場で自動車免許更新時の認知機能検査で引っかかって来院する人をしばしば診察しますが、一部の方は日常生活をこなすことすら困難なレベルの認知症患者ですからねぇ。
そういった人が今の日本の一般道では普通に運転しているということです。
自動運転車の安全性が担保されれば、判断力の低下した高齢者ほど自動運転車を利用すべきなんでしょうね。
問題は、高齢者ほどそういった最新技術に対して抵抗を感じて積極的に利用しない可能性がある点でしょうか。
自動車保険オワコン化の可能性は?
自動車保険は、現状では最も入る価値の高い保険の一つです。
自動車運転過失致死は誰でも起こしうる犯罪の一つで、不注意によって意図せずして引き起こされますから、100%防ぐ方法は現状ないからです。
自動運転車が普及し、人間の手では到底実現できないような究極の安全性が担保されれば、自動車保険オワコン化もありえるかもしれません。
自動車保険会社にとってはただごとではありませんね。
自動車運転のように、人の手でやるのが当然であったことも、今後はどんどん機械による自動化の並が押し寄せます。
我々医師の中でも専門性を保てるのは外科医など限られた診療科のDrだけになるかもしれませんね。
内科疾患は診療情報を打ち込むとAIが自動で鑑別し、画像検査の結果もAIが即座に以上判定をする世の中になったら・・・私は一瞬でクビですねw
それまでに別の稼げる手段を見つけておく必要がありそうです。
まとめ
米国・カリフォルニア州で自動運転車の一般道走行試験が開始されるというニュースでした。
まだまだ本格的な実用化の前には超えなければならないステップがたくさんありますが、夢のある話で大変よいですね!
こんな記事も書いています。
日々の生産性を向上させるには、すき間の使い方が鍵ですが、自動運転車が普及すれば移動時間が単なるスキマ時間でなくなる可能性すらありますね。
自動運転車と並んで面白いのが「移動式の家」ですね。これからは住む場所を一箇所に固定しない生き方が流行るのかもしれません。