前にも書いたけど、医者の場合、若い時から比較的高給取りになる分、財布の紐も緩くなり意外と貯蓄がない人が多い気がします。
さて、今日は投資と節約について。
これの順番を間違えていると、永遠に資産形成はできないと思った方がいいです。
結論だけいうと、投資は二の次でまずは節約から入る必要があります。
節約こそノーリスク・ハイリターンの最強の資産形成術
前回書いたように、低リスクハイリターンな投資というお誘いは全て詐欺だから耳を貸さないのは当然として。
世界的な大不況などよほどの大チャンスが回ってこない限りは、投資で得られるリターンはせいぜい年数%と考えておいたほうがいいです。
それに比べて、5%の節約は確実に5%のリターンが得られるわけ。リスクはゼロです。
つまり節約こそがノーリスク、ハイリターンというわけ。
灯台下暗しとはまさにこのことで、特に特別なことをやらなくても節約という当たり前のことを続けるだけで、ほとんど全ての投資手法の成績を上回ることが可能です。
もちろん、節約と投資の両輪が回れば最強なのは言うまでもないんですが。
どちらか片輪だけ回すなら絶対に節約を優先すべきということです。
この辺、多くの医者の先生方は考えが間違っていることが多いので要注意です。
とは言っても、贅沢グセがついている医者の方々はすぐに節約なんてできないよ、ってなると思います。
では、何から始めるか。
基本中の基本だが、家計簿をつけること。これしかない
まずは、基本だけど家計簿。
ほとんどの人は、自分が何にいくらくらいのお金を使っているかすら把握できていないのが現状です。
給与所得者であれば、毎月いくらの額面収入があって、そのうちいくらが社会保険料や税金で引かれていて、いくら手取り収入があって・・・
ということは最低限把握していなければならない。
手取り収入しか見ていない人がいるけど、これは論外です。
究極の面倒くさがり屋の人は、支出を一枚のクレジットカードに集約する
次に、大体でいいから自分の支出を把握すること。その日に使ったレシートを集めておいて、一日の終わりにexcelに記録するので十分だと思います。
あまりきっちりやろうとすると大体続かないからです。
これすらできないという人は、コンビニとかの決済も全部一枚のクレジットカードでやるのも手です。
レックスカードを始めとする高還元カードを手に入れましょう
私の場合はレックスカードを使っています。以前は還元率が1.75%でしたが、今は1.5%に下がってしまいました。
とはいえ、通常のクレジットカードの0.5%に比べたら3倍です。
レックスカードの良い点は、還元されたポイントを翌月以降のクレジットカードの支払額からの値引きに使えるということ。
ポイントがたまってそれでショッピングが可能、というシステムだと無駄なものを買ってしまいがちですから、このシステムは気に入っています。
極端な話、生活費の全てをこのカードで落として、年間200万円使ったとすれば、3万円の節約に等しいわけです。
他にもいいクレジットカードはあると思うからいろいろ調べてみるといいと思いますが、まずはメインカードを一枚決めて使ってみるといいです。
そうすると、webで月々の明細を見れば、何にいくら使ったか一目瞭然なので、家計簿のかわりになるというわけ。
まずは最低限これくらいのことはやらないと、一生貧乏からは脱出できないと思います。
若い内にやり始めないと、年をとってやるのは無理だと思うから、一日でも早く始めましょう。
こんな記事も書いています。
クレジットカードの活用法については下の記事で紹介しています。
投資にはスケールメリットが働きますので、まずはコツコツとタネ銭を貯めることから始める必要があります。