神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

天才になるためには休息の取り方と運動が鍵?

おはようございます。

今月号のクーリエ・ジャポンという雑誌で、天才になるためには休息の取り方が重要という内容の記事がありました。

休息だけしていれば天才になれるわけではありませんが、勤勉な国民性のあまり休息下手が多いと言われる日本人にとっては「休み方」を学ぶことも重要かもしれません。

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天才になるための休息テクニック、運動法が紹介されています

私の個人的な経験でも、次から次へと救急患者が来院して一睡もできなかった当直の次の日の勤務は、かなり生産性が低下します。

多忙を極めると、次から次へと目の前の仕事をこなすだけとなり、実は頭をほとんど使わずに仕事をしている可能性が高いです。

ものすごく働いた気になっていても、後から見返すと意外と生産性が低かったということはしばしば経験します。

適度に休憩をとった方が仕事の生産性は向上することは自分の経験からも間違いなさそうです。

 

仕事下手な人ほど労働時間の短縮を嫌がる

『種の起源』で有名なチャールズ・ダーウィン、フランスの天才数学者であるアンリ・ポアンカレ、英国の大文豪チャールズ・ディケンズらは一日4〜5時間しか働いていなかったことが分かっています。

また、シリコンバレーの成功者たちも実は休息を上手に取り入れているようで、Googleでは昼寝用の快眠マシン『ナップポッド』が設置されていたり、Netflixでは有給休暇を取り放題にする制度が導入されています。

一方、日本人は昔から休息下手と言われており、職場にもよりますが、長時間労働至上主義が根強く残っています。

しかし、長時間労働が必ずしも仕事の生産性向上につながっていないのが問題です。

むしろ、仕事の進め方が下手だったり、仕事に情熱を持てなかったりする人ほど、労働時間の短縮を嫌がる傾向があります。

職場で長時間過ごすという方法でしか、自分の価値が示せないからです。

そこで、運動や休息をうまく仕事に取り入れて、より生産性の高い一日を過ごすためのテクニックが紹介されています。

 

「早朝」に創造的な仕事に取り組むことを日課にする

長期に渡って創造性の高い仕事を継続できる人は、早朝や夜明け前から仕事を始めることを日課としています。

仕事を始めるからこそ、日中に休息する時間を確保できるとのことです。

私自身も、早朝〜昼休みまでの間に仕事の大半を終わらせることを意識しています。

特に、医師の場合、外来のある日は病棟の患者の回診を夕方にやっている先生もいますが、これは朝に済ませた方が絶対に有意義です。

早朝に回診しておくことで、外来の合間に診察所見をカルテに記載したり、日中のコメディカルスタッフの人員が豊富なうちに重要な指示出しができるからです。

患者側も、朝早くから主治医が診にきてくれれば悪い気持ちにはならないはずです。

 

「歩く」ことで最善の考えに到達する

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机に向かってじーっと考え込んでいる時には全くアイデアが浮かばないのに、運動中や他のことをやっている時に良いアイデアが浮かぶことをしばしば経験します。

私個人としては、早朝のランニングの最中に良いアイデアが思い浮かぶことが多いです。

コツは、息切れがするほど速いペースで走らないことです。

「苦しい」気持ちがでてくると、そちらに意識が集中してしまって良いアイデアが出てきません。

他人と会話ができる程度の楽なペースで長時間走るように心がけています。

本気でマラソンなどに取り組んでいる人には馬鹿にされるかもしれませんが、プロ選手を目指しているわけではありませんので、ゆっくりペースでOKとしています。

健康に加えて貴重なアイデアが得られるランニングの時間は、私にとって一日の中で最も大事な時間です。

 

昼寝によって一日を2回に分ける

午後に短い昼寝をすると、その後の仕事の効率が上がります。

個人的な経験からも、15〜20分程度の短い昼寝をすると、頭がクリアになって午後も生産性の高い活動をすることが可能です。

あくまで「短い」昼寝がポイントです。長いと本格的な眠りに入ってしまうので逆効果です。

しかし、私達勤務医もそうですが、サラリーマンの場合はいくら短時間とは言えど、職場で堂々と昼寝をするのは難しいかもしれません。

いや、よく思い返してみると、医局や当直室で日中もゴロゴロ寝ている先生をよくお見かけしますね。

彼らが休息の重要性を本当に理解して休んでいるとは考えにくいですが、多少は見習うべきところがあるのかもしれません。

なお、午前中の仕事の生産性をあげるためには早朝の運動をぜひおすすめします。こちらもやりすぎには注意ですが。。

 

切りのいいところで終わらせようとしないで「中断」する

多くの人は、一日の終わりに今やっている仕事を切りがよい所まで終わらせようと考えますが、あえて途中で終えた方が良いとのことです。

調子良く進んでいる時にあえて中断することで、翌日の作業を開始するハードルが下がるからです。

たしかに、前日調子よくいっていたことが、翌日になるとなぜか気がのらず、作業を開始できずに時間だけがダラダラ過ぎ去っていくことは経験があります。

私の場合、ブログの記事を書き始めるつもりが、気がついたらネットサーフィンをしていることがよくあります(笑)。

しかし、個人的にはキリの良い所までやってしまわないと気持ちが悪くて寝られないんですよね。

この習慣をうまく取り入れるには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

 

まとめ

全ての習慣を取り入れるのは難しいかもしれませんが、一部だけでも取り入れてみると生活がかわるかもしれません。

 

 

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