神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

健康維持にはメンタルとフィジカルの両輪を回すことが必要

おはようございます。

日々の外来をやっていますと、人間の健康維持にはメンタルとフィジカルの両輪がうまく回っている必要があることを強く認識します。

私自身は比較的ストレスには強い方だと思っていますが、現代社会はストレス社会と言っても過言ではありませんので、メンタルをやられないよう普段から注意して生活をしています。

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メンタルとフィジカルは密接に関連している

若年世代の方は、今までに大きな病気に一度もかかったことがないという人も多いと思いますが、それは非常に幸運です。

日本人の2人に1人は癌になると言われていますが、癌と告知された後は誰でも少なからず不安が強くなりますし、極端な例ではそれが原因で鬱を発症するケースがあります。

フィジカルが不調になるとメンタルにも悪影響を及ぼすということですね。

 

メンタルの調子が悪い人は様々な体の不調を訴える傾向にある

逆に、メンタルの調子が悪くなりすぎると、体の方にも実際の症状となって現れます。

外来をやっていると職場や家庭のストレスに悩みすぎた結果、体調不良(多くは不定愁訴に近い)で来院される方が多いです。

多いのは、頭痛、肩こり、めまい、集中力が落ちた、しびれ、食欲不振、倦怠感、下痢などでしょうか。

ご本人はメンタルのせいと自覚していないことも多く、各症状に合わせて様々な検査(頭部CT、胃カメラ、採血・・・)を受けられているケースが多いですが、大概何も異常は出ません。

ストレスが溜まることによって自律神経系の不調をきたし、それが長期間に渡ると様々な自律神経障害が症状となって現れてきます。

 

フィジカルを鍛えることでメンタルにも良い影響が出る

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メンタルが落ちているなと自覚した時は、日常のルーチンとは全く違うことをやってみるとよいと思います。

職場や家庭のストレスに悩まされている時には、仕事が捗らなかったからといって会社に長時間残ったりしても改善するはずがありません。

ストレス源からできる限り距離をおくことです。

日常のルーチンと違うことをやれと言われても何をやったらいいか分からないという方には、運動にはストレス解消効果があることは昔からよく知られています。

メンタルが落ちている時ほど思い切って体を動かしてみる。

これが重要だと思っています。

ただし、メンタルが落ちすぎると体を動かそうという意欲すら失われますので、対処するならば早めにした方がよいですね。

 

メンタルとフィジカル、どちらが欠けてもダメ

少し非科学的になりますが、やはりメンタルとフィジカルは密接につながっており、どちらが欠けてもうまくいかないということでしょう。

最近外来をやっていると、若年の方でメンタルを病んでいる方が増えてきている気がします。

メンタルの状態が落ちてもしばらくの間は若さによるフィジカルでカバーができますが、その状態が長く続くとフィジカルにも悪影響が出てくるということです。

自分のメンタルが落ちていないか、早めに察知できるように自分の体や心の状態に普段から気を配りたいものです。

 

お金のゆとりは職場でのストレスに対しては強い

経済的にゆとりがあることで、職場でのストレスに対して強くなります。

経済的にゆとりがあれば、上司からの理不尽な要求、理不尽な長時間労働に対して断固とNoを言えるようになるからです。

経済的なゆとりを持つ以外には、自分にしかできない特殊なスキルを身につけるのも有効です。

他の人にはないスキルを持っている場合には、必ずしも今の職場にしがみつく必要がなくなります。

逆に、自ら会社を辞めたいと申し出ると「いや、今あなたに辞められたら困るから」と慰留される可能性すらあります。

経済的にゆとりを持つ、自分をレア化することで職場でのストレスに対する耐性を高めたいものです。

家庭のストレスは・・・直接血のつながりがあるためそれと比べると解決が難しいですね。

 

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