神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

医者が健康維持のために続けている5つの習慣

こんにちは。

私の本業は医者ですので、日々の外来で患者さんに健康維持について指導する機会があります。

病院を受診する患者さんはなんらかの病気にかかって受診するわけですが、治療と併行して次の病気を再発しないような予防策を伝えることが非常に重要になります。

超少子高齢化社会を迎える日本において、右肩上がりに増え続ける医療費対策としては、予防医療により重点を置く必要があります。

病気になってからの検査・診断・治療にかかる費用に比べ、病気になる前の予防にかかる費用はぐっと少なくすむからです。

ところが、患者さんに健康指導をする時に、自分の見た目が不健康そうでは説得力がうまれません。

私の知り合いで暴飲暴食、運動もしない超肥満体型の医師がいるのですが、彼から糖尿病の指導を受ける患者さんの気持ちは「いやいや、お前に言われたくないよ!」というのが正直なところでしょう。

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健康の鍵は良質な睡眠、定期的な運動、適切な食事、精神面の充実にあり

1. 良質な睡眠

必要な睡眠時間には個人差が大きいと言われています。

私は本来怠け者で、可能ならば休日は丸一日ずっと寝て過ごしてみたいと考えていますが、医者の仕事がそうはさせてくれません。

最低限気をつけていることとしては、起床時間をできるだけ固定することと、6時間は睡眠時間を確保すること、寝る前に行うことをルーチン化することです。

 

私は早朝にランニングをするのが日課ですので、大体5時前後には起床します。

睡眠時間を6時間としてそこから逆算をすると、23時までには寝る必要がでてきます。

就寝前にはお風呂で一度体温を上げ、風呂上がりしばらくクールダウンをして深部体温を下げると寝付きがよくなると言われていますので、22時までにはお風呂に入るようにしています。

また、寝る30分前に睡眠サプリメントであるグリシンをスプーン1杯摂取し、マットレスを西川エアー01という体圧分散効果に優れたマットレスに変更してから睡眠の質が格段に向上しました。

shinkei807.hatenablog.com

医者は自分の体が資本です。睡眠は翌日のパフォーマンスに直結しますので、私は睡眠には投資を惜しみません。

とか言いながら、西川エアーのマットレスの中では一番安いやつを使っていますが(笑)

寝具は人によって合う合わないが大きいですのが、必ず実店舗で試してから購入することをオススメします。

 

2. 定期的な運動

週3回以上、30分以上の有酸素運動を行うことが望ましいです。

私は早朝にランニングをするのを日課としています。

大体5時前後に起床し、ヴァームを飲んでからランニングウェアに着替えます。

その後、ラジオ体操と全身のストレッチを10分程度行ったあと、30〜40分程度のランニングをします。

走るペースは息があがりすぎて途中でやめたくならない程度のゆっくりペースです。

私は辛い、苦しいのが大嫌いですので、辛くなると途中で走りたくなくなってしまいます(笑)

運動を長期間継続するコツは、自分を追い込みすぎないこと、もうちょっとやれるかなというくらいであえてやめておくことです。

あと、下の記事で紹介したような便利グッズを最大限活用することです。

shinkei807.hatenablog.com

完全にヘタレですね(笑) 

まぁでもそれが怪我防止にもつながりますので、健康維持を目的とした運動であればありなのかなと思います。

 

3. 適切な食事

現代は飽食の時代と言われています。

下図のように、日本で廃棄処分される食品の量は世界の食料援助量よりも多いわけですから、まさに食べ物が溢れているといってもよいでしょう。

 

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http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.htmlから引用

 

一昔前は、ほとんどの家が自給自足をするのに手一杯の状況であり、実際にはまだ食べられる食物が廃棄処分になるなど考えられないことでした。

現代日本人はそれ相応の対価を支払えば何も苦労をせずに食べ物を手に入れることができ、非常に恵まれた時代に生きていると言えます。

一方で、現代日本人においては食生活の欧米化、食べ過ぎによる肥満など一昔前では考えられなかったような健康問題が顕在化してきており、よほど意識していないと誰でも「食べ過ぎ」状態になりえます。

医師は当直業務などがあるので毎食自宅で食べるというのは現実的に難しいのですが、私は特別な理由がないかぎりは朝食と夕食は自宅で手料理を食べることを意識しています。外食はできるだけ避けます。

また、お酒が入るとついつい食べすぎますので、付き合いだけの飲み会にはできるだけ参加しません。これは資産形成術としても重要ですので一石二鳥です。

 

4. 毒物を摂取しない

現代人にとって一番身近な毒物はやはりタバコでしょう。

以前に喫煙者の方がパーキンソン病の発症率が低いことを記事にしましたが、喫煙の良い点は他に見つけるのが難しいです。

shinkei807.hatenablog.com

喫煙は他のありとあらゆる生活習慣病のリスクになります。

毒物を摂取しながら健康になることはありえないと強く認識すべきでしょう。

飲酒やカフェインは喫煙ほど害ばかりではありませんが、ストレス社会を生きる現代人は摂取過多になりやすいため注意が必要です。

 

5. 精神面の充実

良質な睡眠、定期的な運動、適切な食事はいずれも健康維持に必須のものですが、それだけでは真に健康とは言えません。

健康というと肉体的な健康だけをイメージしがちですが、肉体だけでなく精神面が充実して始めて本当の健康と言えます。

肉体と精神面の充実、そのいずれが欠けても真の健康状態ではないのです。

 

若い時は肉体的には健康であることが多いのですが、心にはゆとりがなく日々の生活をこなすことで手一杯だったりします。

いざ仕事やプライベートにゆとりが出てくる年齢に差し掛かると、今後は肉体的な衰えを実感するわけです。

私は、経済的に充実した状態にある方が精神的なゆとりを得られやすいと考えています。

ですから、若いうちから資産形成術を学び、早めに一定の資産形成を成すことで自分に自信がつき、肉体的な健康と精神的な健康を両立できる可能性が高いわけです。

単にお金にがめついやつというわけではありませんよ(笑)