
おはようございます。
世間ではオルカンやS&P500が人気ですが、これらはあくまで「株式の集合体」であり、株式集中投資になるのでそれなりにリスクが高いです。
株式のリスクをきちんと理解せずに、オルカンやS&P500に大金を投じるのは危険なのでやめましょう。
地味で存在感の薄いバランスファンドですが、良い商品なので本では取り上げました。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) April 18, 2024
「4資産均等型」は年金を運用するGPIFの基本ポートフォリオと同じなので安定感抜群。
全財産が預貯金という人は、全財産をバランスファンドに変えた方がマシでしょう。#PR #Amazonhttps://t.co/88anlgjaKY pic.twitter.com/T5j5F9N7hC
「株式100%だと値動きの大きさに耐えられない」という人は、4資産均等型や8資産均等型などのバランス型投資信託を選ぶのもよいでしょう。
少なくとも、銀行に大量の貯金を預けたままにしておくより、それを全てバランスファンドにして保有し続けた方がよほど賢明な選択です。
オルカンやS&P500の“株式100%リスク”と、バランス型投資信託という安定運用の選択肢
オルカンやS&P500は「株式100%」であることを忘れてはいけない
以下はSBI証券のNISA投資信託ランキングですが、他の証券会社でもeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とS&P500が1位、2位になっています。
オルカンやS&P500は長期投資の「王道」と言える商品ですので、これらが1位、2位になること自体は素晴らしいことです。
しかし、オルカンにせよS&P500にせよ、あくまで「株式の集合体」であり、株式集中投資になることは忘れてはいけません。
世界市場もしくは米国市場の広範囲に分散されているとは言え、暴落時にはS&P500などの株価指数でも30%〜40%下落する可能性があるのです(下図参照)。
株式100%の値動きが不安な人はバランスファンドを検討しよう
「30%〜40%もの暴落が来たらとても耐えられる自信がない!」という人は、自分のポートフォリオがリスクを取りすぎていないか今のうちに確認しましょう。
ポートフォリオの点検というのはいざ暴落が来てからでは遅く、相場が良いうちにやっておく必要があります。
具体的には、
1) オルカンやS&P500中心で行く場合、それ以外で十分な預貯金が確保できているか
2) 株式100%ではなく、債券やREITなど他の資産クラスを混ぜる必要がないか
をよく検討しましょう。
株式以外に債券やREITなどへの分散投資を考える場合、一番カンタンなのは「バランス型投資信託」を使うことです。
バランス型投資信託は商品によって目標とする資産配分が異なりますが、売れ筋は以下の「4資産均等型」と「8資産均等型」ですね。
拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書1年生』から引用
4資産均等型は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の4資産に25%ずつ均等に投資をします。
8資産均等型は、上の4資産に新興国株式、新興国債券、国内REIT、海外REITを加えた8資産に12.5%ずつ均等に投資します。
株式以外の資産クラスを織り交ぜることで、よりリスクを抑えながら投資が可能になります。
4資産均等型はGPIFと同じ資産配分で安定感が高い
特に、「4資産均等型」は私たちの年金を運用するGPIFの基本ポートフォリオと同じ資産配分になっています(下図参照)。
2001年以降の運用成果が報告されていますが、2023年までの収益率は年間約4%で、累積収益額は+132兆円となっています(下図参照)。
2000年代と言えばITバブル崩壊とリーマンショックという2つの大暴落があった最悪の時期なので、それを含めても年率4%というのは立派な数値だと思います。
現金のままより、分散されたバランス型の方が長期的に合理的
これだけ安定しているのであれば、銀行に預貯金のまま長い期間預けておくより、自分の全財産を「4資産均等型」のバランスファンドで保有した方がよいでしょう。
現金は円安やインフレといったリスクにあまりに脆弱であり、国内外の株式や債券にバランスよく投資するファンドを選んだ方がよほど理にかなっているからです。
まとめ:株式100%が不安なら、リスクを抑えたバランスファンドという選択肢を賢く活用しよう
株式100%の値動きにどうしても慣れないという方は、バランス型投資信託を使うとよいです。
オルカンやS&P500より値動きを抑えつつ、長期的には円安やインフレに負けない安定した投資が可能になります。
あまり目立たない存在ですが気になる方はぜひチェックを。
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・『世界一やさしいお金の教科書 1年生』
・『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』
投資や資産形成の基礎から実践まで、この2冊で体系的に学べる構成になっています。
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米国高配当ETFの人気3本を比較しました!
投資初心者のPFは「NISAでインデックス投資+無リスク資産は預金」で十分です。
今だと個人向け国債変動10もよいでしょう。
オルカンが狙う全世界市場平均は、長期目線ではものすごく優秀という話です。




