おはようございます。
以下の記事にある通り、SBI証券の米国株取引で、逆指値注文が可能となり、指値期間が90営業日に延長されます。
SBI証券は「米国株・ETF定期積立サービス」もありますので、この改定でより一層おすすめできる証券会社となりました。
SBI証券の米国株取引で指値期間の延長と逆指値注文が可能に
今回の変更点は以下の2点で、10月7日(月)現地約定分から適応となります。
1) 逆指値注文が可能になる
2) 指値期間が最大90営業日
マネックス証券では以前から米国株取引で逆指値注文が可能であり、指値期間も最大90営業日となっています。
よって、今回のSBI証券の変更はマネックス証券に追随する形の変更となりますね。
SBI証券は「米国株・ETF定期買付サービス」というオリジナルのサービスも提供していますので、これでますますスキがなくなったと思います。
指値注文を利用して自分の希望した価格で株を購入する
指値期間が90現地営業日まで延長したのはありがたいですね。
指値注文とは、「A株が◯◯ドル以下になったら買い注文」というオーダーを予約できるものです(買いの場合)。
今までは15日営業日先までしか期間指定ができませんでしたが、これからは90営業日先まで指定可能となります。
短期目線の方にはあまり関係ありませんが、長期目線の方でできるだけ安く株を手に入れたいという方にとっては魅力的な改定ですね。
逆指値注文を活用して損失の拡大を防ぐ
逆指値注文とは、「A株が◯◯ドル以下になったら自動的に売り注文を出す」というものです(売りの場合)。
逆指値注文の使い方としては、主に、
1) 早めの売りで損失を限定する
2) 株価下落に備えて一部を利益確定する
の2つになります。
特に個別株取引においては、自分の想定以上に損失を拡大させないリスク管理が大変重要になります。
例えば、「購入価格から10%下落したところに逆指値注文」をおいておけば、最悪でも10%程度の損失に抑えることが可能です。
もちろん、自分で売り注文を出してもよいのですが、損失が出ている時ほど「もうしばらく待っていれば株価が上昇に転じるのではないか?」と考え、ホールドし続けているうちに損失が拡大してしまうというケースはよくあります。
このようなミスを防ぐために、逆指値注文は大変有用です。
また、大きく値上がりして利益が出た株において、株価急落時の備えとして逆指値注文を利用することも可能です。
「とにかく損失を最小限に抑える」ことを優先する投資家にとっては、逆指値注文の導入は大変魅力的ですね。
まとめ
特に個別株投資においては、損失を最小限に抑えることが大変重要になります。
自分の意思と関係なく損失を一定の範囲内に抑えるという意味で、逆指値注文をうまく活用したいものです。
【SBI証券】
今回の指値期間の90現地営業日への延長、逆指値注文の導入によって、SBI証券の米国株・ETF投資はますますスキがなくなったと言えます。
こんな記事も書いています。
米国株・ETF定期買付サービスもSBI証券オリジナルの良いサービスですね。
高値圏で参入する場合には、投資タイミングは分割したほうが賢明です。
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを購入することで超低コストでS&P500へ投資することが可能です。