神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

投資信託かETFか?コストだけでなく両者の質の違いを勉強しよう

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おはようございます。

当ブログの読者の方から、月15万〜20万の積立投資をする場合に、投資信託とETFどちらを選ぶべきかについてご質問いただきました。

いつもブログを拝見し勉強させていただいております。

今後NISA,DC以外に特定口座で15-20万/月で積み立てを行おうと思っているのですが、ブログを読んでて投信とSBI→ETFのどちらで行こうか迷っておりまして

 

★15-20万をSBI銀行外貨普通預金で→VT

・配当金は預金と合わせて再投資

・外国税額控除を利用し特定口座で管理

 

★スリム先進国株買い足し(楽天クレジットで決済は上限5万と別に10-15万)を特定口座で管理した場合

でトータルコストとリターンはどちらが有利とお考えでしょうか?

最近スリムシリーズのコストが下がってきてるとはいえ、ちゅり男さんは主にはETFの積み立てのようですので、やはり純粋な商品を買ってる分VTのような純粋なETFを安く仕入れた米ドルで積み立てた方が複利効果からの利益とコストや税金の損失を引いたリターンが高いとゆうことでしょうか?

ご教授いただけるとありがたいです。

お忙しいところ恐縮です。

よろしくお願いします。

ご質問ありがとうございます。

結論から述べますと、毎月15万〜20万を何年にもわたって持続的に投資可能であれば、私ならばETFを購入します。

以下、その理由について考察します。

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投資信託かETFか?コストだけでなく両者の質の違いを勉強しよう

単純に本家VTの方が国内の投資信託全ての商品より優れています

私が本家VTをメインに投資しているのは、細かいリターンの差が理由ではありません。

単純に、本家VTの方が国内の投資信託全ての商品より優れていると思っているからです。

 

一般的に、ETFと国内の投資信託の違いに関しては、

・配当金を受け取ることの是非(こまめな利益確定となるためその都度課税される)

・投資信託の場合、配当金にかかる課税繰り延べ効果が期待できる

・上記を考慮したうえで、トータルリターンがどちらが優れているか

といったポイントばかりが取り上げることが多いです。

 

私は、最も重要なのはそこではないと思っています。

これに関しては、私が一から解説するよりもHIRAさんの以下の記事が秀逸ですので、一読をおすすめします。

blackswan1987.blogspot.com

 

つみたてNISAとiDeCoに関しては節税のメリットが上回る

つみたてNISAやiDeCoに関しては、配当金や運用益にかかる税金が非課税になりますし、iDeCoは掛け金が全額所得控除になるという絶大なメリットがあります。

これは、特定口座でETFを購入することでは絶対に得られないメリットです。

つみたてNISA、iDeCoは基本的に投資信託しか購入できませんので、私もこれらの枠では投資信託を購入しています。

つみたてNISAの年間40万円くらいならばよいのですが、投資金額が◯千万円単位になってきますと、投資対象の質というのは非常に重要です。

長期投資というのは何十年も続くプロセスですので、より安全で信頼のおける物を購入する必要があると考えています。

 

本家VTは国内の投資信託と比べて、

1) バンガード社の代表商品の1つで、純資産総額が1.5兆円という圧倒的な流動性

2) 投資信託のような隠れコストがなく、透明性が高い

3) ベンチマークからの乖離が少ない(VTIよりは多いですが)

などの理由により、何十年もの長期保有に適すると思います。

eMAXIS Slimシリーズはたしかに優れた商品ですが、まだ1〜2年の実績しかありませんから、大金を預けようという気にはなれないわけです。

 

VTとeMAXIS Slim先進国株式インデックスはベンチマークが異なるので比較できません

最後に、VTとeMAXIS Slim先進国株式インデックスではベンチマークが異なりますので、リターンを比較することはできません。

比較するならばせめてVTと楽天VTになるかと思いますが、数千万円単位で投資している人でなければ、大きなリターン差は生まれないと思います。

最も重要なことは、ETFと投資信託の質の違いを十分に理解したうえで、自分のお金の預け先としてどちらが優れているか検討することです。

以上の理由から、私個人の意見としては、月10万円以下の投資ならば投資信託を、月15万〜20万円以上をコンスタントに投資し続けるのであればETFを勧めています。

先日、マネックス証券や楽天証券が米国株購入時の最低手数料を0.01ドルへ引き下げることを発表しましたので、少額であってもETFがおすすめしやすくなりました。

ただし、外国税額控除のためだけに確定申告が追加になるのであれば、投資信託に絞るのもありですね。

我々医師は確定申告することが前提ですが、外国税額控除の手続きのために確定申告をするかと言われたらかなり悩みます。

それくらい確定申告は面倒くさいです。

 

まとめ

改めて投資信託とETFの違いについて考察しました。

コスト面や税制の違いが取り上げられることが多いですが、シンプルに自分の大事なお金をどちらに預けたいと思えるかを考えればよいと思います。

 

【SBI証券】

海外ETF投資を検討している方には、SBI証券をおすすめします。

ETF積立に対応していることと、住信SBIネット銀行の併用で為替コストを最小にできるからです。

 

こんな記事も書いています。

金額が大きくなってきますと、ドル転の時の25銭の為替コストが馬鹿にならなくなってきます。住信SBIネット銀行が定期的に開催するキャンペーンはありがたいですね。

www.churio807.com

 

つみたてNISAに関しては、若い方であれば、今すぐに楽天証券に口座開設して楽天カード決済で積み立てましょう。

www.churio807.com

 

何十年もバイ&ホールドするつもりなら、安心できる預け先を見つける必要があります。私はそれがバンガード社のメガETFだと思っています。

www.churio807.com