神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

【コモディティ】金ETF(GLD)投資のメリット・デメリットは?

おはようございます。

ポートフォリオの中に金などのコモディティを組み込むべきかどうかは、誰もが一度は悩むのではないかと思います。

私自身はコモディティへの投資はしていませんが、ETFを利用して投資をするならば、

GLD:SPDR Gold Shares ステートストリート社の金ETF 

が第一選択になるでしょう。

現物で金を保有するのと異なり、金ETFは金融商品ですので流動性が高いのがメリットです。

保管場所などに気をとられる必要もありませんね。

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金ETF(GLD)投資のメリット・デメリットは?

初めに断っておきますと、私自身は金などのコモディティへの投資はしていません。

金に関しては、

1) 株式と値動きが逆相関するため、株式暴落時のリスク軽減効果が期待できる

2) 現物不動産と同じで、インフレに対抗する資産になりうる

という魅力はあるものの、

3) 金そのものは配当金などの富を生み出さないこと

4) 金ETF(GLD)は経費率が0.40%と割高であること

というデメリットが大きいと考えています。

 

資産形成の中核は「株式」とすべき

株式、債券、金、REITなどの各アセットクラスの中で、超長期でのリターンは株式が最も高いことが証明されています。

つまり、長期投資家ならばあくまで「株式」をポートフォリオの核として、その他のアセットクラスはその弱点を補う目的で利用すべきです。

 

下がIYR(REIT・青)、IVV(S&P 500・赤)、AGG(債券・緑)、GLD(ゴールド・黄)のチャートです。

IVVとGLDの値動きは逆相関に近いことが見てとれます。

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(画像はYahoo financeから引用)

 

株式以外のアセットクラスに求めるのはリスク低減効果

投資のリターンはあくまで「株式」で追求するのが本流です。

私が株式以外のアセットクラスに求めるのはリスク低減効果です。

となると、REITよりは債券(AGG)や金(GLD)に魅力を感じます。

先のチャートを見ていただければ分かる通り、債券はここ10年間を通じて5〜10%程度の値動きしかありません。

また、金は株式と逆の値動きをしていることがわかります。

株高局面(ドルが好調)では金は売られ、株安局面(ドルが不調)では金が買われる傾向にあるからです。

 

金の値動き自体に魅力を感じるならばGLDはあり 

株式と逆の値動きを示すというゴールドの特性に魅力を感じるならば、GLDに少額投資をするのはありでしょう。

ただ、金そのものは株式のように配当などの富を生みださないという大きな欠点があります。

あくまでポートフォリオのバランサーとしての役割にとどめるべきでしょう。

GLDを20〜30%も保有するのはちょっと違うかなという感じがします。

また、金ETF(GLD)の経費率が0.40%と割高なのも見逃せません。

GLD自体は配当などの富を生み出しませんから、GLD自体の値上がりがなければ毎年0.40%ずつ損をすることになるからです。

 

金ETF(GLD)への投資は必須ではない

上記の理由から、金ETF(GLD)への投資は必ずしも必要ありません。

私ならば、シンプルに

1) キャッシュ+株式

もしくは、

2) キャッシュ+債券+株式

とします。

投資総額の小さいうちは1)のキャッシュ+株式で十分でしょう。

少額のキャッシュをわざわざ債券にかえるだけ手間です。

一方、投資スケールが大きくなってきますと、キャッシュをそのまま寝かせておくよりもBND、AGGやBNDXなどの債券ETFで保有する選択肢もあります。

債券ETFの分配金利回りは2.0〜2.5%程度ですが、投資規模が大きくなれば2.0〜2.5%も馬鹿にできなくなってくるからです。

キャッシュと異なり、債券自体に5〜10%程度の値動きがある点と、外債の場合は為替リスクがある点は注意が必要ですが、インカムを生み出すのは債券投資の大きな魅力ですね。

 

まとめ

金ETF(GLD)は株式と逆相関を示す値動きに魅力を感じれば、少額保有してみるのはありかもしれません。

ただし、経費率が0.40%と割高なのと金自体は配当などの富を生み出さないことに注意しましょう。

 

こんな記事も書いています。

インデックス投資で最もお手軽なのは、「全世界株式」クラスの投資信託をひたすら積み上げることでしょう。

www.churio807.com

 

最もシンプルなポートフォリオは「キャッシュ+株式」ですね。バランサーとして債券を取り入れるのもよいでしょう。REITやコモディティは必須とは言えません。

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ポートフォリオの銘柄数は多ければよいわけではありません。少数精鋭でも十分な投資が可能です。

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