神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

現代日本に生まれたことを感謝しよう〜なんでも社会に助けてもらえるのが当たり前と思わない〜

こんにちは。

今日は資産形成とは直接関係ないテーマですので、お金ネタを楽しみにしている人には申し訳ないですが。

私の趣味の一つに歴史があります。

歴史を勉強していると、現代日本に生まれた時点で長い歴史の中でみたら勝ち組なのかなと日々実感しています。

もちろん、今の日本政府に不満が全くないわけではないですし、言いたいことも山ほどあるわけですが、長い歴史、広い世界の中で自分が置かれている場所や立場を考えると、不満よりも感謝すべきことが多いことに気が付きます。

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現代日本に生まれたことをもう少し感謝する習慣を広めたい

なんといってもまずは治安

日本の治安の良さは世界的にみても特筆すべき点です。

個人や暴力団レベルの犯罪は散発的に発生していますが、約70年に渡って戦争や内戦はありませんし。

一時期米国に暮らしていたことがありますが、米国では地方の小規模な銃犯罪などTVニュースにもならないですよ。

それだけ銃犯罪が日常化しているということですね。

 

そもそも、長い歴史の中で弱肉強食の世界が当たり前で、強者が弱者を淘汰する中で人類が進化してきたのは紛れもない事実です。

現代日本も弱肉強食の世界といえばそうですが、生命まで奪われることはなく、せいぜい社会的な地位の上下がかわってくる程度です。

ありがたい話ですよね。

 

誰でも安価に公教育が受けられ、しかも身分の差がない

公立の学校であれば、高校まで非常に安価に公教育を受けることができます。

昔は、学問を学べるのはごく一部の富裕層だけの特権でした。

識字率ほぼ100%が当たり前になったのは明治以降の話です。長い歴史の中でせいぜい150年ということです。

文字の読み書きができる富裕層と文字の読み書きができない庶民の間の情報格差は、個人の努力によって絶対に埋められない高い壁だったわけです。

それと比べると、図書館に行けば無料で本が読めて、インターネットでありとあらゆる情報にフリーアクセスできる世の中は最高ですね。

 

また、身分制度もありませんね。

長い歴史の中では、生まれた時の身分は絶対的なもので、個人の努力では絶対に覆せないものでした。

江戸時代までは士農工商が当たり前で、生まれ持った地位は一生そのままですから。

現代でも生まれ育った環境によって将来の社会的な地位に差がある傾向はありますが、個人の努力で覆せない絶対的なものではありません。

 

ニート、引きこもりでもちゃんと暮らしていける日本は恵まれている

日本の社会保障制度は十分に恵まれています。

上を見たらキリがないですが、長い歴史の中でみたら今の北欧諸国とかがどう見ても異常すぎるんですよね。

ニートや引きこもりがあれだけニュースになるということは、つまりニートや引きこもりでも生きていける世の中だという裏返しです。

昔は、社会的な弱者ほど死亡率も高く、社会的な弱者は生命を維持することも難しかったわけです。

社会的な弱者の方でも暮らしていける救済制度が整っている日本はどう見ても恵まれています。

 

20世紀後半の日本が恵まれすぎていたのかもしれません

では、なんでこんなに恵まれているのに今の日本はダメだ!という風潮が絶えないかと言うと、それは「20世紀後半の一番良かった日本」にとらわれる過ぎているからだと思います。

長い歴史の中で見てみると、ほんのわずかな限られた時間、しかも限られた場所(欧米や日本などの先進国)に生まれた、その中の一部の人だけが国がいろいろ守ってくれる恵まれた社会に生きているわけです。

20世紀後半の日本ほど良い時代はもう来ないかもしれませんが、それは他人に期待しすぎなのかもしれません。

 

長い歴史を見てみると、今もそんなに悪くはないんじゃないの

・自分の会社の給料が低い

・上司は自分のことを何も分かってくれない

・子供が自分の方を振り向いてくれない

・家庭がうまくいっていない、離婚の危機だ

 

まぁこういった個人レベルの悩みは尽きないと思いますが、上記のような広い視点で考えてみるとたいした悩みではありません。

いつ自分や家族の命が奪われるか分からないような紛争地域に住んでいる人からしたら、なんでそんなことで悩んでいるのか分からない、そんなことで悩んでいられるなんて羨ましいと思われるでしょう。

 

国に頼りすぎるのをやめ、国民一人一人が自立していく必要があるんでしょうね

今後さらなる超少子高齢化社会を迎えるにあたって、今と同レベルの社会保障制度を維持することはどう見ても無理です。

一番のボーナス期は終わったことを国民一人一人が自覚して、個人レベルで自分の身は自分で守るようにシフトしていく必要があります。

いつまでも日本政府におんぶに抱っこではダメでしょう。

とはいっても、日本に住んでいる限り命までとられる危険性は低いですし、今と同じレベルではなくてもある程度は日本政府が守ってくれますからまだまだ恵まれたもんです。

 

こんな記事も書いています。

将来の自分のお金の責任は自分でとる時代になっています。他人は責任もってくれません。

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私は若い時のハードワークは必要だと思っています。もちろん、ハードワークすれば報われる職場で働くことが前提ですが。

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