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日本の実質賃金は24ヶ月連続マイナス。eMAXIS Slimオルカン、S&P500、楽天・オールカントリーなどのインデックス投資でインフレリスクに備えよ!

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おはようございます。

日本の実質賃金が24ヶ月連続でマイナスになったというニュースを見ました。

 

www.nikkei.com

 

ここ数年は円安とインフレの勢いが凄まじく、社会保険料の負担増などもあり、多少の賃上げでは全く対抗できない事態になっています。

 

 

5年〜10年前からいち早く株式投資、特に外国株投資をやっていた方には大きなダメージはなさそうですが、

真面目にコツコツ働いて貯金だけしてきた方は、どれだけ頑張っても日々の生活が楽にならないと嘆いているかもしれません。

 

日本の実質賃金は24ヶ月連続マイナス。eMAXIS Slimオルカン、S&P500、楽天・オールカントリーなどのインデックス投資でインフレリスクに備えよ!

 

日本円で給料をもらっている人は、株式投資では外国株に投資しよう

日本に住んで普通に働いている限り、日本円で給料を稼いで日本円で生活をしているはずです。

コツコツ真面目に働いて貯金をすることで、確実にお金は増えていきますが、家計資産の100%が日本円の状態からは一生脱却できません。

円安がこれだけ急速に進んでしまうと、額面で同じ金額を稼いでいても、その実質的な価値は世界全体から見ると大きく下がっています。

 

USD/JPY Currency Exchange Rate & News - Google Finance

 

よって、これからは稼いだ日本円の一部を速やかに外貨建て資産に移し替えることで、円安リスクに対抗する必要があります。

実際、日本人の給料はドル建てで見ると悲惨なことになっており、日本人がハワイ旅行に行っても宿泊代だけで精一杯で、現地で贅沢できない時代になっています。

 

news.yahoo.co.jp

 

外貨建て資産を保有するなら外貨、債券、REITではなく「株式」中心にすべき理由

「1ドル=150円」の円安時代を生き抜くためには、稼いだお金の一部を外貨建て資産に移し替えることが重要です。

外貨建て資産と言っても、外貨をそのまま保有するのか、外国債券を保有するのか、外国株に投資するのか、など様々な選択肢があります。

 

拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』から引用

 

日本に住んでいる以上、外貨をどれだけ保有していても毎日の生活で使うことはできません。

よって、外貨建て資産を保有するのは毎日の生活のためという短期目線ではなく、10年〜20年という長期スパンで自分の家計資産の目減りを防ぐ目的で行う必要があります。

 

さて、10年〜20年以上の長期スパンであれば、外貨をそのまま保有するのは得策ではありません。

長期保有が前提であれば、多少のリスクを背負っても、プラスリターンが期待できる債券や株式に投資した方がよいでしょう。

その中でも、過去200年以上にわたって、長期で最も優れた成績を残してきたのが「株式」ですね。

 

https://www.aaii.com/journal/article/real-returns-favor-holding-stocks

 

円安とインフレにより、オルカンなどのインデックス投資が全員必須の時代となった

上記の理由から、外貨建て資産を持つ場合はオルカンなどの株式インデックスファンドを中心にするのがベストです。

全世界株インデックスファンドが基本になりますが、米国株の成長性を信じる人ならS&P500や全米株式インデックスでもよいでしょう。

 

どのインデックス(指数)に投資するにせよ、一番重要なのは「15年〜20年の長期にわたってその指数を信じて投資し続けられるか」です。

株式投資は短期的には相場の変動によって大損するリスクがありますが、長期になるほどリターンが安定してきます。

 

 

もちろん、何年投資を続けていても暴落は避けられませんが、長年投資を継続することにより、それまでに積み上げた利益が暴落から守ってくれるのです。

 

まとめ

日本の実質賃金は24ヶ月連続マイナスとなりました。

真面目に働いて貯金するだけでは円安やインフレに対抗できず、投資が必須の時代がやってきたと思います。

 

【インデックス投資のおすすめ本2選】

1. 世界一やさしい投資信託・ETFの教科書1年生

手前味噌で恐縮ですが、拙著は私がこれまでに読んだ100冊以上の投資本の中から、絶対に知っておくべきエッセンスだけを抽出した内容になっています。

タイトルに「1年生」とあるとおり、ベテラン投資家には物足りない内容かもしれませんが、初心者の方は絶対に読んで損はありません。

 

2. つみたて投資の終わり方

カン・チュンド先生の『つみたて投資の終わり方』です。

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