おはようございます。
日経の以下の記事で、2022年に入ってからの金融引き締めの影響により、レバナスや仮想通貨への投資で失敗してFIREが遠のいた方のエピソードが紹介されています。
各個人の投資判断についてあれこれ議論するつもりはありません。
しかし、個人投資家が投資で冒しやすいミスの代表例が集約されていますので、レバナスや仮想通貨に投資をしていない方も勉強のために読んでおく価値があります。
毎月の貯金のように自然体で投資をするのがFIREへの近道
株式市場の変動で毎回「試されている」ようではFIREは不可能
冒頭でご紹介した記事の投資家たちの最大の問題点は、相場の変調に精神的に耐えられなくなり投資方針をコロコロ変える必要性が生じていることです。
これくらいの相場の変動で毎回試されているようでは、いつまでたってもFIREは不可能でしょう。
そもそもレバナスは短期投資に適した商品であり、中長期の保有には適さないものです。
また、これまで投資に興味がなかった層まで参加してきた時は株価が天井に近い証拠ですので、賢い投資家なら撤退のタイミングを検討しています。
記事の中に「株式でFIREは厳しいと思い知った」とありますが、たった1年やそこらで判断するのは早計です。
正しいやり方を学び、きちんと時間をかければ株式でFIREは十分に可能でしょう。
毎月の貯金をするかのように自然体で投資をするのがFIREへの近道
FIREするために必要なことは、一攫千金を狙って一か八かの賭けに出ることではありません。
むしろ、毎月の貯金をするかのように自然体で積立投資をすることがFIREへの王道です。
一見遠回りなように見えるのが実は最短距離だったりします。
このシンプルな積立投資というのが思いの外難しく、はじめは熱心に積み立てていた方も何年かするうちに積み立てをやめてしまうケースをよく拝見します。
逆に言えば、10年〜20年と積立投資を継続するだけで上位10%以内に入れる可能性があり、どんな物事でも長く続けることの重要性を認識させられます。
まとめ
一般の方が確実にFIREするための近道というものは存在せず、適切に分散されたポートフォリオを構築し、毎月の積立投資を何年も継続するしかありません。
近道をしようと欲張るとかえって遠回りになりますので注意しましょう。
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無駄遣いはいけませんが、毎日自分が必ず手に取る物には積極的に投資してよいと思います。