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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)の勧め

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おはようございます。

世の中には数多くの投資信託が存在しますが、インデックス投資家が本当に投資すべき商品というのは実は限られています。

個人的には、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の2つがオススメです。

eMAXIS Slimシリーズ自体が誕生してからまだ年数が浅いため、今後の運用実績は慎重に見ていく必要がありますが、商品コンセプトやコストに関しては申し分ない商品と言えるでしょう。

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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)の勧め

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)が最強

2. 楽天証券の投資信託ランキングでも1位と2位を占めている

3. 現金や債券とのトータルバランスを意識しよう

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)が最強

先日以下の内容のツイートをしたのですが、予想以上の反響がありました。

 

 

投資信託を選択する時に、以前は様々な運用会社の商品を比較検討する必要があったのですが、最近ではeMAXIS Slimシリーズの登場によって悩む必要がなくなりました。

eMAXIS Slimシリーズは超低コストを実現しておりどれも外れはないのですが、その中でも最強といってよいのが、

1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

2. eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

の2つです。

 

ざっくりとした切り分けとしては、

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

 →今後も米国株が世界市場全体の平均点よりも高い成長を続けると信じる方

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

 →オーソドックスな全世界分散投資で、世界経済全体の成長を信じる方

となります。

 

私にも、この両者のどちらが20年〜30年後により高いリターンをあげているかを正確に予測することはできません。

しかし、20年〜30年間粘り強く投資し続けることができれば報われる確率が高い商品とは言えるでしょう。

 

楽天証券の投資信託ランキング1位、2位はS&P500とオール・カントリー

さて、楽天証券の投資信託全銘柄ランキング(買付金額)と積立ランキング(設定件数)の両者でこの2つの商品が1位、2位を占めています。

 

全銘柄ランキング(買付金額) | 投資信託 | 楽天証券

積立ランキング(設定件数) | 投資信託 | 楽天証券

 

一昔前まではコストが割高のアクティブ型投資信託が数多くランクインしていた記憶がありますが、最近は超低コストインデックスファンドがランキングの大半を占めています。

トップ10のうちeMAXIS Slimシリーズが6つを占めていることを考えますと、その人気の高さがうかがい知れます。

 

現金や債券とのトータルバランスを意識しよう

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)は株式投資信託の中で最強に近い存在ではありますが、あくまで株式の集合体であることに注意が必要です。

数百〜数千銘柄に分散されていますので、長期で保有すれば勝てる確率は非常に高いですが、株式ですので短期的には40%〜50%程度の値下がりが起こりえます。

自分のリスク許容度を適切に判断し、必要以上のリスクをとらないことは長期投資においても最も重要な点です。

eMAXIS Slimシリーズの登場によって、どの運用会社の投資信託を選択すべきかという悩みは減ったわけですから、その浮いた時間を利用してより重要なアセットアロケーションを検討しましょう。

ポートフォリオのリスク・リターンは資産配分によって大半が決定しますので、自分に合ったアセットアロケーションを検討することは具体的な商品選択よりも100倍重要です。

この大前提を忘れ、商品選択ばかりに夢中になっていると足元をすくわれる可能性がありますので注意しましょう。

 

まとめ

株式投資信託の頂点に位置するのが、本日ご紹介したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)と全世界株式(オール・カントリー)です。

どちらも長期保有に値する商品と言えるでしょう。

 

【おすすめ本】

チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』です。

私がインデックス投資をはじめるきっかけになった一冊です。インデックス投資家は全員読みましょう。

 

ジェイエルコリンズ氏の『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』です。

こちらは米国株投資、特にVTI(投資信託はVTSAX)への集中投資を推奨しています。

 

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