おはようございます。
6月に入り、夏のボーナスの時期がやってきましたね。
ボーナスを支給している企業の割合は約7割ですので、働いている方全員がもらえるわけではありませんが、
ボーナスが支給される企業にお勤めの方は資産形成を進めるチャンスです。
私のオススメの使い方は、
1) 半分は自分や家族の今のお楽しみに使う
2) 残り半分はNISA成長投資枠でオルカンやS&P500のスポット購入に充てる
ことです。
厳密に「半々」である必要はありませんが、一部は今の楽しみに、一部は将来のために使うという発想は重要ですね。
【夏のボーナスどう使う?】半分はお楽しみに、残り半分はNISA成長投資枠のオルカンやS&P500などインデックス投資に回すのがオススメ
日本人のボーナスの平均額は給与1〜2ヶ月分で約40万円
毎月の給料と異なり、夏と冬のボーナスは特別感があり、配当金と一緒で何度もらっても嬉しいですよね。
以下の記事によれば、日本人のボーナス支給平均額は給料の1〜2ヶ月分で約40万円のようです。
ボーナス支給額には勤め先の企業によって相当な開きがあるので、実際には「こんなにもらえないよ」という人もいれば、「ボーナスは100万円超えてるし」という人もいるでしょう。
金額の多寡はさておき、ボーナスをどう活用すべきかを考察していきます。
半分は旅行などのお楽しみに、残り半分をオルカンなどインデックス投資へ
ボーナスの使い方でよくやってしまうのは、
「ボーナスの使い道を考えず、新しい服飾品や家電、旅行などに使っていたら知らない間に全部消えてしまった」
というものです。
私も20代の頃は家計管理など全くしておらず、そのような状態でした。
私が今20代に戻れるとするなら、
1) ボーナスの50%は旅行などのお楽しみに使う
2) 残りの50%は新NISAの成長投資枠でオルカンやS&P500のスポット購入
としますね。
名著『DIE WITH ZERO』によれば、若くて気力や体力が充実している時期の方が、同じ金額のお金を使って得られる満足感や幸福感は高くなります。
一方で、インデックス投資は若い時にまとまった金額を投資に回した方が、複利効果を早く実感でき、将来大きな効果が出やすいのも事実です。
この両者のバランスをとるため、まずは消費と投資を50:50という比率で始めてみるのはいかがでしょうか?
毎月の貯金は「クレカ積立 x つみたて投資枠」、ボーナスは「成長投資枠」を活用
新NISAのおすすめの使い方は以下の通りです。
1) 毎月の貯金は「クレカ積立 x つみたて投資枠」
2) ボーナスなど臨時収入は「成長投資枠でスポット購入」
今年春から、多くの証券会社でクレカ積立の上限が毎月5万円から10万円に引き上げられました。
夫婦で活用すれば毎月20万円までクレカ積立が利用できます。
毎月20万円もコンスタントに貯金を続けられる家庭は多くないと考えられるので、大半の家庭は「クレカ積立 x つみたて投資枠」だけ活用すれば十分です。
クレカ積立の各証券会社の対応状況については以下の記事を参考にしてください。
夏と冬のボーナスなどの臨時収入に関しては、成長投資枠でのスポット購入を検討しましょう。
成長投資枠は積立購入だけでなくスポット購入も選べますし、商品選択の幅もつみたて投資枠より広いので、ボーナスなどのまとまった金額で投資するのに最適です。
新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つに分かれており、その使い分けで悩む人も多いようですが、このように考えればシンプルに進められるのではないでしょうか。
まとめ
夏のボーナスの使い道について考察しました。
ボーナスは毎月の給料とは違ってテンションが爆上がりしますが、無駄遣いをして使い果たさないように注意しましょう。
【Kindleセールのおすすめ本2選】
1. 反応しない練習
草薙龍瞬先生の『反応しない練習』です。
メンタルに関する本の中では、『嫌われる勇気』と並ぶ名著だと思っています。
大量の情報に溢れる現代社会では、本来自分とは関係ないはずの情報にまで反応してしまい、知らない間にストレス疲れを抱えている人が多いです。
本書を読み、健全なメンタルを保つ知恵を身に着けましょう。
2. バッタを倒しにアフリカへ
バッタ愛に溢れる著者が、アフリカのモーリタニアに単身渡り、バッタ研究に没頭する日々を綴った本。
バッタ研究自体も興味深いのですが、それ以上にモーリタニアという国の人々や文化、風習が日本とあまりに異なり、旅行記として爆笑ものです。
めちゃくちゃ面白いので未読の方はセール中にぜひ!
【関連記事のご紹介】
オルカンやS&P500だけでFIREは相当な入金力がないと厳しいです。
一方で、老後のお金の不安やストレスを減らす効果は抜群だと思います。
投資タイミングを図った売買で大きなリターンをあげるのは素人には不可能です。
インデックス投資で成功の鍵を握るのは、「何を買うか」ではなく「資産配分をどうするか」ですね。