神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

相続で得た資金を原資として株式投資を始めたい

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おはようございます。 

当ブログの読者の方から、資産形成に関して以下のご質問をいただきました。

はじめまして。

いつもブログを拝見しております。投資初心者の専業主婦です。

まだ投資というものをよく理解しておらず、日々、本を読んだり、投資ブロガーの皆様の記事を読むことで勉強しておりますが、なかなか自分の投資方針を決めることができず、今回質問させていただきます。

現在約2800万円のキャッシュが普通預金に眠っています。

これをどうにかして投資に回したいと思っています。

現在私のみが、つみたてNISAを満額設定で行っています(2019年3月~)

夫(30歳)は全く何の投資も行っておりませんが、これからつみたてNISAとiDeCoを始める予定です。

夫婦二人のつみたてNISAとiDeCoを合わせると、年間で100万円程度の掛け金です。

これだけでは今手元にあるお金が普通預金に眠ったままで、もったいないように感じております。

また、2000万円は相続でいただいたものです。夫がサラリーマンのため、現在安定収入はありますが、年間で100万円程度しか貯金ができておりません。

そのため、たとえば月々20万円ずつ投資信託を買うとしても、それを20年30年と続けられる資金力があるのかわかりません。

これまで投資の本や投資ブロガーの方の記事を見て、どれだけ若いうちに大きなお金を投資できるかで、増え方が全く違ってくる、という文面を幾度となく見ました。

淡々とつみたてNISAとiDeCoのみを行うのべきなのか。それとも機会損失とならないように、早めに投資すべきなのか。考えてもなかなか答えが出てきません。

ちなみに我が家は 夫(30歳) 妻(33歳) 子供なしで、家のローンや奨学金といった負債なしで東京の賃貸暮らしです。

大変わかりにくい質問で恐縮ですが、お時間がある時にお答えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

今後ともちゅり男さまのブログを楽しみにしております。

ご質問ありがとうございます。

相続でいただいたお金が2000万円あるというのは非常に心強いですね。

以下で詳細を検討していきます。

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相続で得た資金を原資として株式投資を始めたい

結論から書きます。

1) お子さんの予定がなく、健康状態に問題がなければ、パートでもよいので共働きにして収入アップを計るのが最も重要です

2) 初心者の方が投資の運用益を向上させるよりも、世帯年収を100万円上げて毎年の貯金を100万円→200万円に上げることの方が100倍重要です

3) 投資に関してはご主人のつみたてNISAとiDeCoをスタートさせるのが最優先です

4) 十分量のキャッシュを残したうえで、3〜5年くらいかけて時間の分散をはかりながら慎重に投資してみてはいかがでしょうか

以下、1つ1つ詳細を見ていきます。

 

お子さんの予定がなければ共働きにして世帯収入を上げましょう

投資うんぬんの話ではなく、お子さんの予定がなく、健康状態などに問題がなければご質問者様がパートでもなんでもよいので働くのがベストだと思います。

投資のことを本やブログを読んであれこれ考えても最適解というのは出ません。

投資のリターンは不確実性の高いものですが、世帯年収を上げるのは確実な方法だからです。

パートで年間100万円稼げば毎年の貯金額が単純計算で100万円→200万円になるわけですから、まずは就職活動を開始するのがベストですね。

30代で2800万円の貯金がある上で、夫婦共働きで世帯年収を向上させれば鬼に金棒でしょう。

 

投資に関してはご主人のつみたてNISAとiDeCoが最優先です

投資に関しては、ご主人のつみたてNISAとiDeCoが最優先です。

手元に2800万円のキャッシュがあるわけですから、今すぐにお金が必要な状態ではなく、老後に向けた資産形成が主目的と考えられるからです。

そうであれば、やはりつみたてNISAやiDeCoの非課税メリットは絶大だと思います。

よって、まずは、

1) ご主人のつみたてNISA(年間 40万円)+iDeCo(年間 14.4万円〜27.6万円)

2) ご本人のつみたてNISA(年間 40万円)

の合計100万円/年の投資が最優先となります。

ここまでの投資が必須で、それ以上に関してはよりリスクをとることを好まれる性格であれば実践すればよいでしょう。

 

相続のお金が2000万円あるのは大変恵まれています

相続でいただいたお金が2000万円あるというのは、資産形成の観点では非常に恵まれていますね。

私ならば、少なくとも1000万円は万が一の時のためのお金として日本円でストックしておきます。

年齢も30代と若いので、残りのお金に関しては3年〜5年くらいの時間をかけて少しずつ株式に分散投資をしてもよいかもしれません。

私自身は株式投資の経験が長いので、多少の値動きは平気ですし、むしろ毎日の値動きがないと退屈してしまう性格ですから株式の保有割合を高めています。

一方で、株式投資には向き不向きがありますので、慣れないうちはiDeCoやつみたてNISAをコツコツと継続し、値動きに慣れてきたらプラスアルファの投資を行うという形でも問題ないと思います。

大前提として、自分が精神的に落ち着いていられる範囲内で投資をすることが非常に重要です。

株式投資は将来の備えになると私は信じていますが、すでに手元に2800万円のキャッシュがあるわけですからメンタルを削ってまでやる必要はありませんね。

 

まとめ

本ケースでは、共働きにして世帯年収を上げることが最も確実性の高い方法だと思います。

株式投資に不確実な要素は付き物ですので、まずはiDeCoやつみたてNISAを開始して値動きになれるのがよいでしょう。

 

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