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iFreeシリーズにQQQとS&P500レバレッジ型のファンドが追加されます

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おはようございます。

iFreeシリーズに以下の3つのファンドが追加されるというニュースが発表されました。

1) iFree 年金バランス

2) iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

3) iFreeレバレッジ S&P500

アウターガイさん、しんたろうさんのブログで情報を得ました。

いつもフレッシュな情報を提供いただき、誠にありがとうございます。

www.valuetrust.net

shintaro-money.com

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iFreeシリーズにQQQとS&P500レバレッジ型のファンドが追加されます

iFreeから今回発売される3つのファンドは、いずれも今までの国内の投資信託では存在しなかったコンセプトの商品ばかりです。

特に、QQQやS&P500レバレッジ型のファンドはオリジナリティがあり面白いと思います。

では、3つの商品を具体的に見ていきます。

 

iFree 年金バランス

GPIF基本ポートフォリオは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が年金を運用する際の基本ポートフォリオのことです。

「長期的な観点から安全かつ効率的な運用」を行うため、以下の割合でポートフォリオを組んでいます。

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(画像は基本ポートフォリオ | 年金積立金管理運用独立行政法人から引用)

株式が50%、債券が50%とまさに王道の資産配分ですね。

また、国内資産に60%と日本国内にウェイトを置いているのは、年金のための資産運用ですので為替を含めた大きなリスクはとれないためでしょう。

あくまで年金のための運用法ですので、個人投資家にとってこの割合がベストかは議論が分かれると思います。

しかし、「GPIF基本ポートフォリオ」への連動を目指すバランスファンドというのは、面白いコンセプトだと思います。

信託報酬も0.159%と申し分ない低水準になっています。

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

2つめはiFreeNEXT NASDAQ100インデックスです。

NASDAQ100に連動するタイプの投資信託は国内初です。

海外ETFでは、QQQに相当する投資信託になります。

セクター別ではテクノロジーが約56%を占め、トップ銘柄ではFacebook、Apple、Amazon、Microsoft、GoogleのFAAMGが約45%を占めます。

ここ数年はVTIやVTと比べても圧倒的な株価の上昇を示しており、そのパフォーマンスはETFとは思えないレベルです。

 

www.churio807.com

 

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの信託報酬は0.45%(税抜)です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の0.16〜0.17%と比べると割高に見えますが、本家のETFの経費率にも違いありますので、悪くない水準だと思います。

VTIの経費率が0.04%、VOOやIVVが0.04%、QQQが0.20%ですね。

他社に同じ指数に連動する投資信託がなく、iFreeオリジナルであることを考えますと、0.45%という信託報酬には妥当性がある気がします。

 

iFreeレバレッジ S&P500インデックス

3つ目は、iFreeレバレッジ S&P500インデックスです。

投資信託でS&P500のレバレッジ型の商品が発売されるとは夢にも思いませんでした。

時代の移り変わりを感じさせます。

商品説明に「S&P500指数の値動きの2倍程度の値動きを目指すファンド」とありますので、レバレッジは2倍ということですね。

 

iFreeレバレッジ S&P500インデックスの信託報酬は0.9%(税抜)です。

レバレッジ型の商品ですので、信託報酬が割高なのは致し方ない所かと思います。

実際にどれくらい売れるかは別として、消費者の様々な需要に答えられるよう幅広い選択肢が用意されるのは歓迎ですね。

iFreeシリーズは新規開拓の狙い所が面白いと思います。

後から他社に追随されて、コスト面で劣勢に立たされているイメージが強いので、同じパターンに陥らないよう応援していきたいですね。

 

まとめ

iFreeから新規発売が発表された3商品のご紹介でした。

個人的には、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスに注目しています。

王道はVTIやS&P500だと思いますが、サテライト的に購入してみるのも面白いですね。

 

 

こんな記事も書いています。

米国市場への投資の王道はVTIやS&P500 ETF(IVV、VOO、SPY)です。

www.churio807.com

 

iFreeといえばS&P500に連動するファンドの先駆け的な存在でしたが、後発のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に手数料で押されています。

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 SBI証券のiDeCoでは、iFree NYダウインデックスもおすすめです。

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